2018年3月31日土曜日

【あんきな】ひとら

*本日、生きた証*
 AM:死んでた
 PM:ちょっと生きてた
   夜:久々食堂

掘り起こせ

ども、たっちーです。

無駄遣いですか、時間。
どう考えても、一般的な睡眠時間を大幅にオーバーしてしまった日というのは、「ムダ」の2文字が頭から離れなくなるものですね。
ここ数日、我ながら大丈夫かよ?とツッコみたくなるレベルにおフトゥンと離れがたい関係にあったもので、勤勉に働いている皆々様に向ける顔がありませんの。とほほ。
もっとも、引き続きネタはあるのですが……

例えば。

写真の出来はともかく

女子が好きそうな、インスタが盛り上がりそうなスイーツなんかも、写真フォルダには残っていたりしてね。

ええとこれは、ちょっと前に初訪問した高知市は南川添の「満天の星」さんのカフェであります。

外観もおされ

「奥四万十」のくくりで我が町とも仲良し(?)、”四万十川 源流のまち”である津野町のアンテナショップですね。

女子ホイホイ

ほいでこちらのカフェでは、津野町特産の野菜やお茶、ほうじ茶をふんだんに使ったお料理やスイーツが楽しめるってんで、平日でもウェイティングができるほどの人気。



中に入ると、木のぬくもりが感じられる造りに、天蓋までつけられちゃって、あら嫌だシャレ乙ですよ。

つの山牛や土佐和牛を使ったボリューム満点のお肉系ランチメニューにもそそられましたが、今回いただいたのは冒頭にあげた和風パフェ「松保っくり」。
ほうじ茶ソフトにほうじ茶のクッキークランチ、ほうじ茶ゼリーなど、これでもか!とほうじ茶を味わえる贅沢な構成、まずいわけがないでござんす。

あらまー

ほうじ茶ロールケーキや満点の星大福、豆菓子のセットなどなど、デザートのバリエーションも大変に豊富でして、コンプリート欲を刺激されます。

はたらこうよ

マルシェコーナーには、毎日津野町から入荷されるという新鮮野菜や、手作りのおやつやお惣菜、そしてお茶の数々がずらりと並びます。

陳列までシャレててさ

やるな、津野町……!!!

やっぱり、(自分がそこに該当するかどうかはさておき)女子をターゲットにしたマーケティングに間違いはないと思うのね。

財布の紐を握るのは女子、お出かけするのも女子、男子は女子についてくる……てことで、女子が動けば男子が動き、金が落ちるのです。
特に悠々自適、【あんきな】おばちゃんらぁは狙い目(!)でしょうね?

てんで、本日の高知ことば【あんきな】は【お金の心配がない】ことを指す幡多弁です。
 例)あこの夫婦は【あんき】そうやき、お願いしたら募金も協力してくれるがやない?

ほんじゃに!

2018年3月30日金曜日

【℃℃℃】だよ

*本日、生きた証*
 終日:やっぱり生きてない

頼りになりますか、いざという時。
普段はおちゃらけているのに、何か問題が起きたり困った人がいたらパッと適切に対処してくれるようなタイプとか。
組織にひとり、あるいは友達や恋人、家族にひとりいると心強いですよね。
自分もそういう人になりたいものですが、いつになるやら。

いざという時といえば。

人と比べて、精神的な負荷、プレッシャーへの耐性は……ない訳ではない、かなと自覚しています。

が、典型的な末っ子長女※、ゆとり世代ど真ん中、例に漏れず超弩級のあまちゃんでして。
※「キミは本当は男なんじゃないか?」と真剣に訊かれることがしばしばですが、現状は一応女だそうです。

左はクッション

ちょっと調子が悪くなると、すぐにピーチクパーチクいうもんだから、えらいかまってちゃんですよ。
ご心配のメッセージをいただく度に情けないのなんの。

ほんで昨日に引き続き、本日も全力で自宅を警備しておりましたところ、上のような荷物が届きましてね。 

毎度お馴染み広島発、カープファンの大先輩から、2018年のプロ野球開幕を祝し様々なグッズを多数賜ったのであります。

ビールとはいぼーる

グッズ開発、企業とのコラボには定評のあるカープ球団ですが、どんだけ商品展開しとんの! と毎度驚くラインナップでありますなぁ。

そして何より、心からありがたいですなぁ……。

もちろん、可愛い/オモチロイグッズをいただくこと自体もです。

怒濤のお菓子

しかしそれ以上に、離れたところにいるこんなしょーもない自分を、気にかけてくださるというのが……なんとまぁ涙がちょちょ切れますよ。

これにパワーをいただいて、来る新年度4月からは【°C°C°C】と元気よく走り出したいものですな。
てんで、本日は広島ことば【°C°C°C】は『ドドドォー!!!』と読み、2018年度の広島東洋カープのキャッチフレーズであります。

熱く盛り上がろうぜ!
て話ですね。
んじゃ。

2018年3月29日木曜日

【つかみかぶっちゅう】き

*本日、生きた証*
    終日:生きてない

予感してますか、不調。
子どもの頃、普段に増して夕飯をたくさん食べたら母は要注意でした。
なぜならそうした晩の翌日にはかなりの確率で体調を崩す、という妙な法則があったからです。
食べれなくなるのを見込んで、栄養をとりだめよう……なんて体の防御機能たったか否か。

さて30歳も近くなると、さすがに『自覚なき食べ過ぎ』はなくなったものの、奇妙な予知というのは時折発動します。

先日のパン教室の様子でも


ほんで昨晩は「こりゃ明日あかんな」と、具体的にどうこうではなく嫌な予感がしたもので、出勤時間調整もありお休みをいただくことに。

結果。

案の定、でございまして、頭がツゥだわ体がダルちゃんだわでもう全然起き上がれないのね。

もっとも体調不良をアピールするのは、かまってちゃん感溢れて好みませんし、体調管理がなってないのは自分のせいですからね。

にしたって365日しかない1年間で、なんとMUDAな1日を過ごしたことよ……。

再利用すまん

こうして虚しさを噛み締めつつ、ブログを書いている合間も中々に頭痛がどんどこ、本日は早々に切り上げたく候。

しかしこんな薄い内容なら、別に無理して更新しなくてもよくね?
と常々思っていたこともあり、4月からは勝手に続けていた「毎日更新」の縛りを解く予定です。

さて普段にも増して【つかみかぶった】まま過ごした今日、とはいえどうせ引きこもってたんだから良いかぁ……と相変わらず色気ない書き手がお送りいたしました。

てんで、本日の高知ことば【つかみかぶる】は【女性の髪や服装が乱れている様子】を表す土佐弁です。
 例)えらい【つかみかぶっちゅう】けんど、何かあったが?

季節の変わり目で不調の方も多いご様子、皆さんもお気をつけあそばせ。

じゃね。

2018年3月28日水曜日

Shall we【ポールダンス】?

*本日、生きた証*
 日中:じむである
  夜:りもーとわーくである

そんな時もある

あーね、たっちーですかね。

美少女ですか、セーラームーン。
自分はど真ん中世代、とは言い難いのですが、ちょっと上ぐらいの女性には子供の頃夢中になった人も多いのでは。
ちゃんとアニメや漫画を見たことがない人でも、ビジュアルや決め台詞は幅広い世代に知られていますし、海外にもファンが多く国民的作品と言って良いでしょう。
が、セーラー服で戦う美少女って、冷静に考えて「大きいおともだち」の支持が熱すぎる設定ですよね……?

セーラームーンといえば。

月に代わって、お仕置きしちゃうやつですね。

ピカリン

正規のグッズでも何でもないのですが、主人公たちは確かこんな発光物(?)を持って変身したり技を決めたりしていたなぁと。

かつて少女だった頃、類似したおもちゃを振り回した記憶がなきにしもあらず、セクシー美女から受け取った際に猛烈な懐かしさを覚えました。

雰囲気はね

さて、いくら私がイケメンよりも美(少)女を見つける方が得意なオンナだとしても、それを目当てにセクシー美女が集う夜の店を訪れたりはしません。

お店の雰囲気だけ見ればラウンジっぽさ満点、おねえさんたちの豊満な胸を凝視せずにはおれぬ※状況ではありましたけんど……。
※こういう時に限っては女で良かったと思います

くーるくる

では、来店目的はといいますと?

あえてブレショットよ

人生初・生ポールダンスの鑑賞のためであります。

てのもこちら、「Amarant -Pole Lounge-」の店名にも記されているように、ポールダンスのショーが売りのラウンジなのですね。

何がすごいって、四国で生のショーを楽しめるのはここだけということで、平日の夜なのにショータイムに合わせてお客さんが続々入ってこられるの。

ちなみに上の写真、色気のカタマリのオーナーは高知市のご出身だそうで、話している時はすごく親しみやすい気さくな方なのに、いざ音楽が鳴ると別人のような雰囲気です。

ブレてわからん? すまん

ほんで、農業をされつつポールダンサーとしてあちこちのイベントや大会に出場されているいうご主人は、なんと四万十町在住!

というか、四万十町の方だからこそたまたま共通の知り合いがいて、私もここに連れて行っていただいたのですけども。
だって正直なところ、ポールダンス自体は「セクシーナイトショーの一環」ぐらいの認識、興味関心も皆無でしたからね……こんな機会がなければ生で観ることも、ダンサーの方のお話をうかがうこともないわ。

ものは試しよ

さて、実際に目の前で拝見、どうだったかって?

す、

すいませんでしたああああああああああああああああああああ


何がって、ええと、偏見を持っていたことについて。
ただのショーじゃなかったです、いや、皆知ってるのかもしれないけれど。

もう何がなんだか

とにかくSUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE

つて、馬鹿みたいに口を開けて眺め、ボキャ貧なコメントを残すしかない事態だったわけです。
もっともこのお二人が、世界レベルの大会やコンテストで数々の入賞を果たしておられ、ポールダンサーの中でも一流の方だったというのもあるかもしれませんが……。

人間の肉体と動きをいかに美しく、ダイナミックに魅せるかが追及されていて、スポーツと芸術のふたつの分野をまたぐもの、フィギュアスケートに近い競技なんだなとね。
特にペアは迫力がえらいこと、まだよく知らない人はぜひ生で感じていただきたいところです。

ただしこの日最も驚愕したのは、自分たちが来店した際の唯一の先客でいたのが、なんと我が町の地域おこし協力隊員という……高知狭すぎ説を象徴するミラクルです。
なんでも、以前から興味があったそうですが、ご主人とたまたま四万十町で一緒に呑んだご縁から、体験レッスンに来ていたとのこと。

ミスターぽーる

それにしても、なぜこの日のこの時間に……という偶然に驚きつつ、もし彼も本格的に競技を始めたら、四万十町は”ポールダンスのまち”として全国にその名を知られるようになる日が来るのでないか。。。

てんで、本日は四万十文化(?)になりそうな【ポールダンス】は垂直に立てた柱を使って上ったり下りたり、回ったり逆立ちしたり……などのアクロバティックな動きを組み合わせたダンスです。

ほんじゃん。

2018年3月27日火曜日

【てっき】もって

*本日、生きた証*
 AM:メンテと打ち合わせ
 PM:じーむ
   夜:或るバイト

びっくらこいたで

城ですか、みちる。
自分が幼い頃に身に着けた知識のうち、(実家のあった)漫画に依拠する部分は非常に多いと感じています。
バスケットボールは言うまでもなく「スラムダンク」、幕末歴史は「お~い!竜馬」、文化・政治・ファッションの昭和史は「サザエさん」や「ドラえもん」、「あさりちゃん」あたりですが、懐かしのアイドル文化は「ちびまる子ちゃん」かもしれません。
山口百恵、山本リンダ、西城秀樹、天地真理……この作品で覚えた名前のうち、中でも強いインパクトを残した男性アイドルは城みちるだったかもしれません。

彼が乗っていた生き物……。

ファッ!?

先週日曜日、ブリ狙いで出かけた興津の海上にて、思いもかけずに遭遇してしまったのです!!!!

中々かからぬ海中の青物を夢想しながら、ひたすらジグを沈めてはくるくる巻いて、を繰り返していたところ「あっち見て!」の声が飛びましてね。

沖の方から振り向けば、ジャブンジャブンとテンポよく海面に飛び出る背びれが見えるではありませんか。

バシャバシャ

しかも一頭や二頭の話ではなく、大群ですよ?

ほんで、こちらを避けるでもなくザッパザッパとどんどん向かってきますよ!?!?!?

ほげええええええええ。



こちらの叫び声をものともせず、船のすぐ脇をすり抜けていくグレーのしなやかな曲線。

ちょっとあーた、これだけの規模の野生の群れ、しかもこれほど岸の近くを泳いでいる姿なんて見たことがありませんよ?

聞けば、普段ここらで釣りをしている方でも初めてとのこと、ドルフィンウォッチングの
クルーズに乗っても見られる保障もないですから、嬉しいハプニングでありました。

お・た・の・す・み

さてイルカは釣れませんし食べれもしませんが(動物愛護団体からえらいクレームがでるでしょうし)、朝から昼前までで3人でハマチ2匹、鯛1匹を手に入れた我々。

釣りは、やっている最中はもちろんですが、収穫があれば当然、その後が楽しいわけですね。

芸が細かい

ぬははははは。

ハマチちゃんの切り身にシソと梅肉を挟みまして、サックサクフライ……

美味しくないわけがなかろうもん!

身と衣の脂と梅シソのさっぱり感が絶妙なんです。

実は一番すきなとこr

ちなみに、ブリやカンパチ、マグロをはじめとする大きな魚で一番そそられる部位……
それはカマに他なりませんの。

骨の間からこそげ落とす、頭と頬の肉の味わい深さと絶妙な脂身といったらねえ。
人間て、何でも食べる生き物だなぁと改めて感じながらホジホジします。

おふくろさんよ

他にも刺身、しゃぶしゃぶなどへと変身を遂げたハマチちゃんのバリエーションがずらり並ぶ中、味付けとして印象深かったのは煮つけでしょうかね。

結果一番すきな味

大根、豆腐と共に、甘辛いタレがこれでもか! とシミシミなのですよ、もぉぉおう。
しかも胃袋、チチコ(心臓)といったモツがブリブリと、食感もいと楽し。

ほんで、私の針にかかってくれた鯛様もお忘れになってはいけません、湯引きで身はプリッと、皮はきゅっと締まった食感になり、旨味も増すってんでね。

いやはや、麦酒が進みますなぁ……。

自分も一応

さて以上のようなすんばらしいお料理、まさか私が作れるわけがないと今更白状するまでもなく、今回の釣り師匠が腕によりをかけて振る舞ってくださったのですな。

当初、晩の飲み会は予定されておりませんでしたが、釣れた鯛をどうするかと聞かれた際に「寄贈します」と答えたことが開催のきっかけに。
だってせっかくの海の恵み、生命の恵みというのに、私が手を加えれば無残な惨殺死体と化し、その気はないのに身がボロボロとなめろう状態になること確実ですから……そんな恐れ多いこと、ねえ。

てことで縁あって、自分の胃袋に収まってくれてありがとう、お魚サマ。

そして美味しく調理してくださってありがとうございます、師匠。

まぁこんな調子だからいつまで経っても調理技術に進歩がないことは分かってます、けんどほら、一人暮らしだからさ……焼こうにも【てっき】もないしさ……とゴニョゴニョでるのは全て言い訳です。

てんで、本日の高知ことば【てっき】は【焼き網】という意味でつかわれる幡多弁です。
 例)いい加減焦げがひどかったけん、新しい【てっき】買ったでね。

ほんじゃーぬ。

2018年3月26日月曜日

【ぞよくって】もた

*本日、生きた証*
 AM:じむじーむ
 PM:高知へGO

そろそろ繰り出したい

どもども、たっちです。

集まってますか、猫。
中学から実家のある地域は横浜でも海沿いで、休日ともなると近くの堤防にはのんびり釣りを楽しむおんちゃんたちが列をなしていました。
(何かのインタビューで読んだ話では、釣りが趣味という嵐の大野くんも通っていたらしい)
当時はこのレジャーにまだ興味のなかった私、釣り人の近くにはおこぼれを狙うにゃんこが集まりがちだったので、むしろその光景を喜んで見ていたものです。
漁港ともなれば尚のこと、おさかな天国であると同時ににゃんこ天国だったりして、うふ。

さて、我らが四万十町にも漁港があるのですが、あまりここらでにゃんこは見かけないような?

お久しぶりぶり

昨日、久々に訪れましたは興津・小室漁港でございます。

我が師匠陣のうちのおひとり、のお兄さん所有の船に乗せていただけるってんで、眠い目をこすりいそいそと出かけた日曜の朝。

バタバタした日が続いていたこともあり、そもそも釣り自体が久しぶり……
何もゲットできずにボウズ、すごすご帰るのも覚悟しつつのスタートです。

今回のお伴

青物狙いということで、今日はこちらのジグちゃんにお頼み申します。

底まで沈めて、時折緩急をつけながら高スピードで巻き上げ、かからなければまた底へ……を繰り返し、3人で船に揺られることしばし。

しばし。

しばしばしばし……。

気分転換バッチリ

うううむ、当たりがありませんねえ。
カマボコになるエソちゃんが一匹かかるのみ、ちょいとこれだと寂しいよってんで「タイラバ」への切り替えをおススメされました。

釣りあげたい本命は別にいるけれど、この際四の五の言ってられません、いっちょ狙いを変えてみましょう。

よっこらせ

こちらも仕掛けを底まで落とすけれど、今度はゆっくり巻き上げ、また落とす攻め方です。

手元をクルクルやること数分。 あるいは数十分(夢中になると時間を忘れる)。

おっ。

おっおっおっ。

キタんではないの、このぐいぐいっと感は??? 
必至でリールを回しても、中々巻きあがりませんの。

バラさぬように慎重に格闘すること数分。

捕ったったどーーーー

(先方が)命を懸けた闘い、制したり!!!!

引きの具合から想像していたよりも、そこそこ立派なサイズの鯛ちゃんであります。

水から引き上げるこの感覚、ご無沙汰のため喜びもひとしおですなぁ!

本命トトは

が、調子が良かったのもここまで、途中で再びジグに切り替えたものの、お目当てはヒットせず(ただし石を釣り上げて爆笑は誘った)。

しかし、隣から聞こえる「キターーー!」の一声。

HIT!!!

振り向けば、師匠の竿がぎゅい―――――んとしなっているではありませんか。

これは、これはやっと、恋い焦がれたあの子では!?!?

先ほどの鯛とは比べ物にならぬほどの引きの強さ、パワーには自信ありの師匠でもその戦いは白熱……
途中で竿を持たせていただくも、踏ん張るのに必死になるレベル、このままバラしてしまうともったいないのですぐ師匠へ返し、大人しく死闘の行方を見守ります。

結果。

でぇ~い!

出ました! 

そう今回の本命とは、おブリ様一族であったのですな。

その後に釣れたもう一匹含め、実際の魚のサイズ的にはブリへの昇進前の段階、ってことでハマチちゃん。

それから昼まで粘るも、結局私は鯛1匹、師匠とその幼馴染がハマチ1匹、大量ではないけれどバランスよく釣れた……ことにしておきましょう。
とにかく、楽しすぎましたからね。 それでよし!

で、実は釣りの最中、船上(我々以外に出ていた船の人も含め)が思わず【ぞよくる】、インパクト大なハプニングがあったのですが、こちらはまた明日のネタといたしましょう。

てんで、本日の高知ことば【ぞよくる】は【ざわつく】という意味でつかわれる幡多弁です。
 例)外がえらい【ぞよくっちゅった】けんど、何があったが?

ほんじゃ。

2018年3月25日日曜日

【さくい】やつ

*本日、生きた証*
 AM:上海、じゃない海上
 PM:めんてなんす
   夜:祝杯
     かいぎ

つっこまれたい

付き合いですか、ゴルフ。
ひと昔前は"ビジネスマンの接待"というと、飲み会かこれの二択な気がしたのですが、今はどうなのでしょう。
※実家にには「サザエさん」の文庫版が全巻揃っていたため、波平さんやマスオさんの生活を元にしたイメージ
会社勤めの若い子が「付き合いで日曜つぶれちゃって〜」なんて言うところも、オジさんたちが駅で傘をグラブに見立てて振っているところも、見かけない。
やったことがないので、楽しいのかは知らんけんど、とにかくお金がかかりそうね。

付き合いといえば。

ここ数日の記事にも書いた通り、卒業や異動、退職などなどお別れのピークですから、今はどこの飲み屋さんも稼ぎ時ですね。

大正でお世話になっている、或るバイト先も例にもれず、1次会を終えた団体さんがどわっと押し寄せてこられました。

満席御礼

小学校の卒業式ということで、父兄や先生方が飲めや歌えやの大宴、かなりの盛り上がり。

にしてもこちらの地域では、先生と保護者のグループが呑む光景は珍しくありませんが、自分が生まれ育った神奈川のあたりではどうかしら。

親同士、あるいは学校や幼稚園・保育園でカッチリやる「懇親会」的行事はあっても、先生方も一緒になって居酒屋やスナックでドンチャン楽しそう、なんてあまり聞いたことがないような。

都会では、ひとりの教師が関わる子どもと保護者の数が多すぎるからなのか、「学校」を通じた人間関係に堅さが伴うからかはわかりません。
が、先生と親御さんがフラットに付き合える、お互いにツッコみ合える環境がある……てのも、地方で子育てをするメリットかもしれません。 

どうにもならない

ちなみ最近、個人的にツッコミを入れたかった商品がこちら。


ちょっとトリッキーじゃない? これ、写真の付いてないメニュー表に並んでたら、完全にチャーシューメンだと思ってオーダーするわ。

で、他にもツッコミを入れたいのは、引き続くモバイルルーターの調子の悪さです。

役場や協力隊事務所のPCが使える日ならばいいですが、今日のようにそこに寄るのは難しいような日なんかは本当に困ります……。

写真の加工(これでも多少してます)も挿入も、スマホではえらくのうが悪いし、そもそも根性が【さくい】人間なので勝手の良くない環境になると、すぐモチベーションを失ってしまうのです。


実際は、もっとオモチロイこと、割とまともな主義主張、たまに爆発する不満や愚痴、一番は毎日何かしらやらかすドジ、等々書きたいことがたくさんあるのです!
今日もこんなに短い記事になったのは、やる気の欠如ではないの!!と、どうでも良い言い訳をしたりして。

てんで、本日の高知ことば【さくい】は【もろい】【折れやすい】という意味で使われる土佐弁です。
 例)この木の枝はなんと細いき、【さくい】がやないが。


2018年3月24日土曜日

【門田精肉店】まで

*本日、生きた証*
 AM:りもーとわーく
 PM:魅惑の茶!たいけん
   夜:わーくわーくわーく

しみじみしじみ

ドモ、タッチーです。

計画してますか、花見。
全く、していませんね。
そもそもパーチー的なものを企画する能力も気力もない人間、呼ばれたら喜んで行きますが、自分はホストになる気がないのです。 だめだねぇ。
お酒でワイワイやるも楽しいけれど、のんびり桜を見るならお茶とお菓子のが良いようにも思ったり……呑むとそれこそ花どころではなくなってしまうし?

十和へ向かうみち

何はともあれ、やっぱり美しいですねというお話です。

一般に「開花宣言」が報道されるのはソメイヨシノですが、桜にも色々種類があるようで、花びらの色や大きさ、咲くタイミングなどが違うのもまたをかし。
例によって、花には疎いのでどれが何かまでは分からんのですけれども。

満開の下は

ただただ、ポカンと口を開けて空を見上げてしまいがちな時期なのです。

ぶるーばっく

車で走っていても、いいなぁと思う景色の時はつい停めて眺めちゃったりして。

ちなみに高知市は全国でいち早く開花宣言がなされ注目されましたが、四万十町では咲いているところ、まだまだのところと場所によってまちまちです。
ただ、来週末にはもう散り始めてるかも……なので、お花見希望の方はお早めに、かしら。

そういえば、「桜の下には死体が埋まっているから、血を吸った花があんな色になるのだ」なんて話を一度は聞いたことがあるかもしれません。
あれって都市伝説だと思います?

こちらも春の知らせ

いやいや、元ネタは梶井基次郎の小説『桜の樹の下』ですね。
冒頭からそんな内容で始まるのでインパクトが強い作品。

なんてさも当然のように書きましたが、私も改めて調べるまですっかり忘れていました、これが収録されている「檸檬」は学生の頃呼んだのだけども。 さすが鳥頭。

しかし「死体」はさすがにドギツイにしても、実際、桜の花粉には人を興奮させる物質が含まれているそうで。
交感神経を刺激する作用のあるエフェドリンなるもので、医療現場では喘息の治療などに使用されているとか……春に浮ついた気分になりがちなのはこのせい?  

さようなら

まぁ、私は特に浮ついてもいないのですけども、とかくお別れの時期なのね。

ほんのり甘い

こちらのコロッケもまた、この春でお別れです。

となると、高知っ子はもうお察しですね。

平日昼間よ?

大橋通商店街で愛され続けてきた老舗【門田精肉店】、この4月で76年の歴史に幕を下ろすそうです。
ひろめ市場の目の前ということで、私も高知へ初めて旅行へ来た当時から知っていましたが、今回閉店の報道を見るまでそれほど古いお店とは知りませんでした。

地元の方にうかがうと、とにかくお惣菜に定評があるそうで、中でもコロッケが一番人気とのこと。
せっかくだからと買い求めると、ゴロンとしたフォルムにサクサクの衣、やや強めの甘味とジャガイモの旨味があわさって、初めて食べるのにどこか郷愁をそそる一品でした。

従業員の高齢化、原価高騰などが理由だそうですが……ううむ、昔ながらのお店が終わってしまうのは、まことに残念ですね。

てんで本日は高知文化【門田精肉店】は、高知っ子御用達のお惣菜とお肉のお店です。

ほんじゃ!

2018年3月23日金曜日

【りぐらんと】、りぐらんと。

*本日、生きた証*
 AM:りもーとわーく
 PM:お試し滞在住宅入居対応
   夜:或るバイト

おめでとう

ども、たっちです。

送ってますか、電報。
映像も音楽もインターネットでぴゃっと送れる時代、年賀はがきの発行数が7年連続で減少していることに象徴されるように、手紙を書く機会は皆さん減ってきているでしょう。
ましてや、電話が普及する以前のツールである電報を送ったりなんて……と思いますが、主にお祝いごとの場面で案外しぶとく生き残っている気がします。
ぬいぐるみやバルーン、お花なんかをメッセージ共にパッと贈れる感?が良いのかしら。

祝電といえば。

この時期、用途として多いのはやはり……

ぐらじゅえいしょん

卒業式ではないかと!

つい何日か前に「あけましておめでとう」と言った気がするのに、早くもそんなシーズンかと思うと恐ろしいですなぁ。
全国的に桜の花が続々開きはじめていますからね、節目を迎える当のご本人たちにとっては、来るべくして来た感なのでしょうが。

THE・卒業式

ほんで昨日お邪魔しましたのは、33人が卒業した窪川小学校。

学校地域コーディネーターなるお役目を預かっているご縁で、ご招待状をいただいたならばと出席させていただくことに……なったのですが、いざ来賓のところに席を設けられていると、どうも恐れ多いですね。

自分が児童・生徒の頃は、「来賓」には「カチッと並んだ、どこか偉そうなおんちゃん・おばちゃん勢」というレッテルを貼っていました。
こちらに座る日が来るとは、年をとるって……恐ろしい(本日2回目)。

はなのみち

さてこちらの老化の嘆きはほどほどに、晴れの舞台を迎えた6年生たちの表情たるや、大変に清々しいものですね。

ひとり「みんなで行ったー!」全員「しゅーがくりょこーう!」的なアレ、”呼びかけ”でしたっけ?

ものすごく久々に聞き、その内容や涙ぐむ卒業生の姿に感動……

送り出すよ

あれえ、小学生でこんなに長丁場やったっけ!?!?

在校生のパートもすごく長いし、6年生も1学年の人数は私の小学校の1クラス分人数以下、すなわち一人ひとりが任せられるセリフが圧倒的に多い……。

よくこれだけ覚えられるなぁ、しかも低学年の子たちもずっと綺麗な姿勢で座っているぞ、と妙なところに感心ですよ。

とにかくもう中学生になるすぐ手前、ブレザーを着た6年生たちは、もう随分前にランドセルとはお別れしたかのようなお兄ちゃん、お姉ちゃんの風格でとても立派でした。

リアル花道、てか花川?



みんな、おめでとう。

ちなみに自分が覚えている呼びかけは以下の一部分のみ(しかしこれすら曖昧)。

 私「初めてつくったー」 Aくん「アジのひらきー」

中学校の時は、式典の記憶すらないものね。
確か、後輩たちにブレザーのボタンをとられたことだけ、おぼろげに……て男前かよ。

こちらも、ですよ

さて昨日、卒業のセレモニーがあったのは子どもたちだけではなく、平成26年春に着任した四万十町地域おこし協力隊員もまた、送り出し会を迎えました。

一人ひとりの活動ぶりや人柄をユーモアたっぷりにまとめたオリジナルの感謝状に、プレゼントと寄せ書きを贈るのが毎年の恒例だったのですが……

あらすてき

今年は若手女子の発案により、趣向を変えてこちらの記念品を贈呈することになりました(感謝状は、役場担当者が引き続きオモチロく作成)。

協力隊員が企画・制作するフリーペーパー【りぐらんと】の卒業生特別号であります。

普段は、四万十町で輝く人やモノ、スポットなどを取り上げて地域の内外に発信していますが、今回は卒業する個々の隊員にフォーカスを当てたスペシャルバージョンに。

これまでHP用に撮りだめられた集合写真、今回のために新たに撮影した個人写真と共に、家族や同僚、地域の方など、それぞれの隊員が普段から関わりの深い方から集められたコメントやメッセージを掲載。

写真もえい

企画から入稿までのスケジュールはかなりタイトだったのですが、他の隊員が頑張ってくれた(=私はほぼ何もしていない)おかげで大層素敵な仕上がりで、卒業生の面々も喜んでくれていました。

にしても今回卒業を迎えた先輩隊員には、自分の着任当初からとってもとってもお世話になっているものですから、新しい門出を祝うめでたさと寂しい気持ちとで複雑ですねえ。

引き続きこの町に残る人も、残念ながら外へ出る人もいるけれど、近いうち”四万十町で輝く人”、取材される側として【りぐらんと】に載る日は近いでしょう。

てんで、本日は四万十ことば【りぐらんと】は地域おこし協力隊が発行するフリーペーパーです。
FREEと侮るなかれ、かなりオサレで中身も深いメディアとして好評を博していますよ(自分は大してそこで仕事をしていないため自画自賛ではないの)。

ほんじゃ!

2018年3月22日木曜日

【まあて】かい

*本日、生きた証*
 AM:絵本の読み語りボランティア@北ノ川小学校
    卒業おめでとう@窪川小学校
 PM:移住者紹介動画撮影@十和
   夜:やっぱり卒業おめでとう for 先輩協力隊員

生み出したい

ども、たっちーです。

産まれてますか、赤ちゃん。
ここ1・2年、SNSのタイムラインを流し見していると、「【ご報告】」的な書き出しで始まる投稿が相当増えた感覚があります。
起業や転職をした、てのももちろんあれど、【結婚】と【出産】ネタ(というのはちょっと変ですが)が圧倒的に多いお年頃、さすがの自分もその度に色々と考えさせられるわけです。
高校・大学とお世話になった先輩のところも無事ご出産、この超少子高齢化時代において、新しい命を紡ぐこと自体がとってもあっぱれですよねえ。

で、肝心の私は産むアテが当面ありませんが、”ものづくり”の面で何かを生み出すことは割と好んでいます。

もちもち半円形

昨日コネコネとしていたのは、こちら。
さながらジャンボ餃子、というかこれそのものから何か産まれそうな卵感がありますが、点心ではありません。

さらに卵

何せパン教室ですからね。

先の写真の前段階として、分割して丸めた生地をしばらく休ませたのち、綿棒で楕円形に伸ばしていきます。

一定の大きさになったら半分よりも向こう側、端っこにはつかぬようにフィリング(中身)をのせ、生地を手前から奥へ折り畳みます。
空気を抜いたら、ふちに切り込みを3、4つと入れてグローブ形に整えます。

とろりんちょ

さて、その中身とは何ぞやと。

まだアツアツ

美しき黄色の、とろーりのやつ!!

といえば、やっぱりカスタードのくりいむさんでございますよね。

たっぷりの卵黄に砂糖、薄力粉をまぜ、温めたミルクを入れて強火で一気に炊きあげたら、火を止めてバターを溶かします。

冷めたらバニラエッセンスで香りづけ。

いざ出陣

冒頭の通り包んで切れ目を入れたら、卵を塗ってアーモンドを散らし、仕上げの発酵が終わり次第アツアツのオーブンへGO!

徐々についてゆく焼き色を覗き見ながら、しばしのにやにやタイム。

たまらんのう

さて、お出ましでございます。

柴犬色

Hey ミッキー!!色違いを購入しちゃったの?と聞きたくなるような見事な手袋感だよ……。

カットすると、甘い幸せが溢れ出てきましてね。

ふぉとじぇにっく(ぶれてるけど)

ふと思うのは、パン屋さんでもしばしば「こちら焼き立て」の商品を買うことができるけれど、そういえばクリームパンは出来たてアツアツってほとんど見かけませんね。

先生が「冷めたらまた味が変わるから、熱い時に食べたものと比べてみて」と仰る通り、帰ってからかじってみると相当に別物でした。
くりいむも大分固まっているし、甘みやコクも違って感じる……オモチロイなぁ。

わああああい

しかし今回、もっとも驚きと感動を覚えたのは、一緒に焼いた手ごねのフォカッチャでした。

これまでは硬くてパサついたものが多い印象でしたが、手ごねの焼きたてはなんともフカフカでふわふわ、口の中の水分が過剰に奪われたりはしません! 何これウマー。

イタリアンでパスタと一緒に出てきたら美味しく食べても、その他のパンと並んでいたら積極的に選ぶものではなかったのに……いやはや、何事を知るにも、自分でやってみることこそが【まあて】ね。

てんで、本日の高知ことば【まあて】は【間違いない】【確実だ】という意味で使われる土佐弁です。
 例)天気が悪うなるいいよったき、日曜の釣りはいかんが【まあて】よ。

ほんじゃ。

【びす】見っけ!

*本日、生きたい証*
 AM:りもーとわーく
 PM:続・春のパン祭り
   夜:泣きそう

哀しみしかない

どーもー、たっちです。

繋がりませんか、モバイルルーター。
はい、繋がりません。
全然、ではないけれど、それに等しく、正直まるで使い物にならないレベルです。
で、何が腹立つって、諸々の仕事を済ませやっとブログを更新しちゃろ、と手を付けようとしたところに判明ですよ。

いやいやいや、午前1時回ってるんですけど……。

せめて9時なら、協力隊事務所でも行って作業もありかもしれませんが、この時間にうろうろしたら近隣住民から不審者扱いされてもおかしくありません。

ちょっともう、ねぇ、どうしようもない、お手上げの状況。
文章はスマホでも作成できますが、画像がうまくはっつけられないので、ぱしょこんから作業しなければあかんのです。

ううう、このやり場のないストレスたるや。

接続、電源オフ、再起動、などなどを繰り返すうちに早や1時間、もはや文章を紡ぐ気力もほとんど失われ、そろそろ【びす】ができるんじゃないか。

そんな気がして、終日寝て過ごしてしまった一日よりもはるかにうっっすい内容でお送りいたしました。

本日の高知ことば【びす】は、【円形脱毛症のような小さなハゲ】を指す土佐弁です。

ほんじゃ、、、もう不貞寝。

2018年3月20日火曜日

【てしょ】でしょ?

*本日、生きた証*
 日中:じーむじーむじーむ
  夜:或るバイト
 深夜:さらに或るバイト

きゅう&えい

どぉーーーもくん、たっちです。

マジカルですか、バナナ。
10歳になるぐらいまで、夜のテレビ番組として楽しみにしていたものの一つは『マジカル頭脳パワー』でした。
「バナナと言ったら黄色♪」でお馴染みの連想ゲームは、子どもでもすぐに覚えられるけれど奥が深く、その他伝言バトルやしりとりバトルなどコンテンツのバリエーションも豊富、ご長寿クイズ番組だったと記憶しています。
しかし、クイズの内容以上に鮮烈に記憶しているのは「とにかく所(ジョージ)さんがキレキレすぎ」たことで、ひたすら頭の良い人という印象を受けたものです。

クイズといえば。

唐突ですが、問題です。

これは、とある食品の製造段階ですが、その食品とは何でしょう?

厳重に、厳重に

ちなみに写真は木綿、新聞紙、毛布で包まれているところ、さらにここから筵、毛布、こたつ布団、こたつ布団、藁でのマジカルミルフィーユにされてゆきます(冒頭を引きずりすぎ)。

何、難しい?

仕方がありません、ヒントをお出ししましょう。

私が愛してやまず、この冬は毎朝中々の量を摂取している食べ物です。
酒のアテとしてそのままつつくのも良し。

ぼぼーん

……て、あんたの食生活とか好物とか知らんがな!!

我ながらそう思います、こんなしがないブログで一人芝居していること自体どうなのんと。

勝手に拗ねず真面目にやりましょう、てんで、我が国の伝統的な調味料たるこの食品は、上の写真のような壺の中で熟成されるのですね。
しかし日本昔ばなしに出てきそうな道具だなぁ。

Oh邪魔ばかり

この時点で「もったいぶらずにもう答えを言え」と「さすがにそろそろ感づいたわ」、はたまた「まぁどれでもえいわ」という方のいずれが多いのか、それ自体ももはやどうでも良い気もしてきました。何ですかね今日のテンションは。

さて、おすそ分けにいただいた特製調味料があまりに美味しく、くださった大正は大奈路のおかみさんにその感動を熱烈に伝えたところ、今度仕込みをするから見に来いや~とお誘いいただいたのですね。

教えられた集落(里川)方面へ車を走らせていれば、「煙が上がっているからわかるはずよ」とのご案内メッセージが届きまして。

お。

お窯です

ほんとだ、 Googleマップに散々いじめられてきた私でもさすがにわかり、手を振るおかみさんも無事に発見できました。

そして、本製造作業のマスター(?)はおかみさんのお母さまなのですが、御年80歳と言われて驚愕するほど足取り軽快、シャンとした背筋で窯にほいほい薪をくべておられます。

そろそろかねぇ、と、40年ものという蒸し器が開けられますと……

ほっかほか

たちこめる湯気に包まれて現れたのは、GoHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAN!!!!

まだまだ最初

すんません、なんとなく「UDON」的なノリがやりたかっただけなのでお構いなく、とかくうるち米ともち米のブレンドごはんが蒸し上がりまして、筵の上に敷かれた木綿に広げて冷まされます。
(ちなみに今回の原料はたまたまこのブレンドですが、米だけ、麦が入る、などなどバリエーションがあります)。

人肌よりもちょっと冷めたぐらいで、手を入れてほぐしていくのですが、もち米が混ざっている分なかなかばらけ難く骨が折れる作業です。

まぜくるよー

ある程度ほぐれたら、バラバラと粉末状の種麹をふりかけ、まんべんなくまぶしていきます。
劇的な寒がりの私もさすがに汗だく、肘もだいぶ疲れてきたなか、おかみさんたちは休むことなく手を動かしておられ……いやぁギリギリ20代のはずなんだけど、自分が情けないなぁ。

そんなこんなで混ざったら、冒頭の写真のようにぬくぬくに包んで二晩置き、麹に花を咲かせてゆきます。

てことで、お米×麹=調味料、しかも酒と併せて舐めても良し、とくればさすがに皆さまお察しですね。

Yes, お味噌様!!!!!

日本を代表する発酵食品で、地域や家庭によって作られる/使われるものが大きく違うので、まさにその土地や人々の「文化」をうかがい知る絶好のツールであります。

なんつて、熱く語ったは良いものの、その仕込みは一日にしてあらず(残念ながら今回、自分は初日しか出られないのですけども、おかみさんからレポートが来ます)。

ここは続報を待たれよ、てところですが、実はこの日一番印象的だったのは……。

ごちそうすぎて

お母様がこしらえてくださった、まかないごはんの尋常でない旨さでした。
食べ慣れぬ白米も茶碗一杯ペロリ、とりわけ甘く煮たシイタケとニンニクの葉を卵でとじた一品は筆舌に尽くしがたく、「なんと……感動的においしいです……」としつこく言いながら口に運びましたと。

【てしょ】に盛っていただいたのだけど、これならば鍋一杯に食べられるわ。

てんで、本日の高知ことば【てしょ】は【小皿】という意味でつかわれる幡多弁です。
 例)【てしょ】渡しや、刺身とっちゃお。

結局、味噌づくりには関係のないことばでしたとさ。

じゃ!