2017年11月30日木曜日

【なにへんが】? にんべんが

*本日、生きた証*
 終日:うみのうえ

オサレなひみつ

ど、も、も、たっちーです。

合ってますか、ピント。
四万十へ移住し、ブログを始めてから1年4ヶ月。
執筆内容のおふざけ度と適当さは向上(?)する一方で、どうしたって変化する兆しが見られないのは写真技術です。
自分としては、あくまでAndroidスマホのせいにしたいところですけど、どうなのサムスン。

ピントといえば。

概して近いものの方が撮影しにくいものですが、それにしたって何度撮り直してもピントが合わないものがあります。

ピ、



ピン、

むむー

ピントぉおおおおお。

なぜ、なんで、どうしてなの。

と、こちらは何かといいますと、栗焼酎・ダバダ火振りと町内産米粉を使用したフランスの焼き菓子・カヌレでございます。

甘いもん好きとして、もちろんその存在はかねてから知っていたわけですが、日本での知名度は低め、口にしたのは昨年の冬が初めてです。

ほんでこれを作っておられるのは、金上野のパティスリー・アトリエ四万十さん。


国道56号の目印

パテやテリーヌ、キッシュをはじめとするオサレ惣菜も売っており、町外・県外からファンが訪れるそう。
オープンは午後から、行くと品切れのことも多いという知る人ぞ知る名店なわけで、昨日初めてお邪魔しました。

現在進行中のご当地スイーツ開発プロジェクトについてご相談、唐突な話にも関わらず、本場フランスで長年修行を積んでこられたご主人は親身になって聞いてくださいました。

ぬふー、ありがたや。

そしてカヌレの外側のカリカリ感に焼酎の芳香、栗とピスタチオの入った米豚のテリーヌの濃厚さと香ばしさ……ぬふふー!
テリーヌは冷菜なのでそのままはもちろん、フライパンでこんがり焼いてもいと旨し。

すいぃつびより

ほんで、昨日はどうにもスイーツ日和だったのか、別のところで別の甘味に出会いました。

またぶれた

ブランデーケーキで知られる仁井田の洋菓子店・なぽれおんのメロンケーキであります。

これがまた食べてびっくりといいますか、見た目から想像するのとはちょっと違う不思議な甘酸っぱさのクリームが。

oh, 美味。

ぬふふー、糖分過多なのは十分承知なんですが、まぁ、もう、いっか☆

こうして人はダメになっていくのでしょうな。

で、こうなってはいけないよ、と身を以て次の世代に伝えねばと思うのは、昨日「しまんと未来編集会議」で窪川高校に授業へ入ったからです。

スキットを演じるプログラム

どうにかこうにか一段落はさせたものの、フレッシュなティーンエイジャー集団をうまいことのせるべき立場ながら、これまで以上にうまく場を回せず正直へこみました。

むーん。

甘いもんばっかり食べてたからいけなかったのか(現実逃避)。

いやいや【なにへんが】落ち込んでばかりいる暇はない、その間に改善すべき点を反省せぇよってことですか。

てんで、本日の高知ことば【なにへんが】は【何かにつけて】という意味で使われる土佐弁です。
 例)あいつ【なにへんが】文句ばっかりつけるき、虫がすかんわ。

ほんJANI。

2017年11月29日水曜日

【しず】にはまって

*本日、生きた証*
 AM:企画を考えて頭がふつふつ
 PM:名物スイーツ開発元ご挨拶
    窪川高校で授業
    ご当地スイーツ検討会

文化研究

どもー、たっちーです。

臭い気になりますか、ニンニク。
各種イタリアンはもちろん、高知を代表する料理・カツオのタタキにも決して欠かすことのできない食材としておなじみですね。
仏教において、ニラやネギと並び臭いの強い5種類の野菜は情欲や憤怒を増進する食品とみなされ、僧侶たちは食べることを禁じられていたそうです。
食後に何か予定があるなら控えなければ、と分かっていても、ついつい食”欲”も刺激されて食べたくなってしまう……やはり悪魔の食べ物かしらん。

臭いが気になるといえば。

”納豆は体に良い”とは今や万人の知るところとなっていますが、臭いとネバツキがどうにも苦手、発酵食品ならヨーグルトを食べているから……なんて人も少なくありません。

再掲

が、仮に乳酸菌で腸内環境を改善しようというなら、ヨーグルトなどの動物性より味噌や漬物といった植物性のもののほうが日本人の体にはあっているそうですよ。

なんて、別に大豆・麹関連の食品メーカーから広告料をもらっているわけではないのですが、最近日本の”発酵文化”への興味がゆるやかに深まりつつあるもので。

最大のきっかけは、現在商品化に向けてプロジェクト推進中の「塩麹スイーツ」ですが、兵庫県朝来市よりお土産にいただいた与布土地区特産のお味噌が我が舌に大ヒットだったこともあります。

勉強のため(言い訳)

味噌は地域性がよく出る点でも興味深い調味料ですが、しばらくこれをうまうまと食べ続けるも悲しくも底をつき、安価な別の味噌に手を出した瞬間、先に口にしていたものの美味しさを改めて実感したりして。

以降、味噌はもちろん、醤油や酒、そのもととなる麹や酒粕なんていう日本古来の発酵食品の奥深さをもっと知りたいと思うように……嗚呼、単純。
上記は、お隣は四万十市の道の駅・よって西土佐で販売している、酒粕の入ったおまんじゅう。

四万十の山間米でつくった吟醸酒そのもの入っているそうで、ほど良い甘さの小豆餡からほわんと鼻に抜ける酒のかほりが乙な一品でした。

成長とは何ぞや

で、勉強/研究がオモチロイのは結構ですが、いざ商品化となると色々な壁があって難しいですなぁ。
もちろんこの段階でめげる気はないので、今年度中に流通にのせる所存でおりますけんど。

年度といえば、半年に一度の恒例となった協力隊の集合写真撮影も、今年度早くも2回目を迎えまして。

今回は

ほんで来年度の事業案を提出せい、なんて言われると余計に、ああ、今年度も残り4か月かとしみじみ思わされるわけであります。
(いや、残1か月となった「年」を「年度」に置き換えた、気休めにすぎないのは確かですが)

さて、そんなこんなで(どんなよ)普段以上に人生のこれまで振り返ったり、これからを思う今日この頃。

真に追い詰められた状態であれば考えることはできないし、道を選べる/悩めること自体が有り難いのだ、と自分に言い聞かせつつも……

あれえ、春夏版の写真を撮った時にも同じようなこと、考えていたような気がするけんど、もしや全く進歩してないやつ?

構図に苦戦

……確かに、自分自身が変わったかは疑わしい、けれど取り巻く環境は大きく変化したから(白目)

ええと、とりあえず、30手前で生き悩む同世代の皆さん飲みませんか? 飲まないか、そうか。

って、この手の移住ブログでつらつら1人ごちてしょうもないねぇ。

どうすんの? ライフカード!

これ、今の高校生の世代にはわかんないネタかなぁ、なんてボンヤリ思いながら歩いていたら、【しず】に落ちるから気を付けんとねぇ。

ちなみに、新しい集合写真は準備が整い次第、公式HPにアップされる予定ですゆえ、みなさんぜひチェックしてやってねん。

てんで、本日の高知ことば【しず】は【溝】という意味でつかわれる幡多弁です。
 例)なに、【しず】に落ちた? 酔うちょったがかえ?

ほんじゃー。に。

2017年11月28日火曜日

鍋【やかん】

*本日、生きた証*
 AM:協力隊集合写真撮影
 PM:事務さ・ぎょー
  夜:或るバイト

MIYABI

はー、ども、たっちーです。

よくかき混ぜましたか、スープ。
お手軽・美味・安価な庶民の味方、カップスープを愛飲しており、冬場は特にお世話になります。
しばらく前に「お、このクラムチャウダー、大きな具が入ってて嬉しいな~お楽しみに残しとこ!」ともったいぶり、最後の一口に放り込みましたら。
粉のKATAMARI……単によく溶けていなかったんですね。

ちょっと、ク○ールぅ!

なんてメーカーに対する抗議、アメリカだったら訴訟もできるかもしれませんが、よく混ぜろよって話ですよ。

粉末をよーく混ぜて溶かす、といいますと。

カショカショ

風雅なご趣味ランキングでベスト3に確実に食い込む、茶道でございますな。

高尚さとは真反対にところに育った身ゆえ、表千家・裏千家の違いなんて全くもってわかりませんが、丁寧に泡立てられたお抹茶がオツであることは知っております。
お菓子で甘くなった口に絶妙な茶の苦味。

とはいえ自分で点てるわけはなく、窪川小学校で先週末開催された「土曜日学校」での一コマです。

指導したろって

地域の方が講師となる自由参加型のワークショップで、茶道のほか木工・琴・料理・和太鼓・囲碁将棋・手話の講座が開かれました。

ひとりではできないもん

学期に一度、何年も行われてきた名物イベントですから、琴や茶道には慣れた児童も多いご様子。
写真を撮りに来た教頭先生に「お茶はこうすするんだよ」「弾き方はそうじゃないー」とレクチャーする女の子もいたりして。

で、私はやっぱりこちらにお邪魔するわけです。

順調ですなっ

Yes, 調理室!
先日、6年生最後の調理実習でも潜入した通り、結局は鼻腔をくすぐるかほりにフラフラつられがち……

いやいや、人が料理している様を見るのが好きなんでしょう、台所に立つ母の鬱陶しく座り込んでいたことも多かった。
これまでのアルバイトも飲食店が多数なのだってきっとそのせい、それにしても見ていたって上手になる訳じゃないのよねぇ。

もっぱら食べる専門。

いただきまうす

なので今回も、子どもたちが汗水流して作り上げたメニュウをいただいちゃったりして。

タコライス、野菜たっぷりコンソメスープ、スパゲッティサラダ、フルーツゴロゴロゼリー、大変うまうま。

前回に増して皆手際もえいこっちゃ、ごちそうさまでしたん。

さて、ゴハンのおこぼれに預かるためだけに小学校をウロついている思われては心外、ええと今朝だって活動してきました。

すき

大正・田野々小学校にて、絵本の読み語りであります。

今日は有名落語「猫の皿」に粋な版画をつけた作品、恐らく子ども以上に読み上げる自分が楽しんでしまったのですが、何といってもリズムが良いんですな。

落語って改めて面白いわぁ、ひとつ覚えて「読み語り」から「寄席」にレベルアップするのもありかしらん、なんて思いましたがそもそも奥が深い演芸。
【やかん】は痛い目にあうので気をつけなければ。

てんで、本日は落語ことば【やかん】は【知ったかぶりをする人】をさす語だそうです。
「やかん」という演目から来ているそうな。

ほんじゃにー。

2017年11月27日月曜日

【しゃっき】しゃき

*本日、生きた証*
 終日:KUZU

BARBER

はぁ、たっちーです。

バーバですか、パパ。
他人の「比喩表現」に注目するのは面白いもので、例えば、立派な顎をスタンダード(?)に「猪木」といえばあまり流行に敏感でなく、「クッキングパパ」といえばそれなりに年がいった漫画好き、「カイジ」ならギャンブラーかなぁとか。
が、その語源「barbe à papa(パパのヒゲ)」はフランス語の「わたあめ」なのに、実際にあのお菓子を「バーバ・パパ」みたいという人は滅多にいませんね。
オバケにしか見えないから?

わたあめといえば。

マシンさえあれば、簡単に作れるものだと思っていました。

いつも以上にぶれた

が、そんなことはないんですねぇ!!!

それこそマシンによるのかもしれませんが、考えたようには全くもってできない。
穴から吐き出される飴はフワフワと舞い上がり、プラスチックのガードから飛び散って我々の腕を白く覆っていく……

大体、取り扱い説明書もないので、一つつくるのにどれぐらいザラメを投入すれば良いのかも判然としないし、 割り箸にうまく巻きつける方法も知らなんだ。

免許皆伝

しかも、スイッチONするとガガガガァっと唸りながらテーブルを揺らして恐怖感を煽ること地震の如し……なに、極めて優しい/易しいお菓子だと思っていたけれど実は攻撃的なの?

イベントも終盤に差し掛かる頃には、「うまくなったね」とスタッフのおんちゃん・おばちゃんからお褒めに預かったけれど、いやぁ案外奥の深いものですわ、こりゃ。

ちなみに「形でなく量で勝負!」てことで、縦30cmほどのサイズを50円で販売したところ子どもが大喜び、予想外の売れ行きを記録しましたとさ。

うれしいね

さて、どうしてわたあめに苦戦していたかといいますと。

大正中音楽部はこちらでも大人気

大正は大奈路地区で行われた「おおなろふれあいフェスタ」に、協力隊がお手伝いとして参加したためであります。

初めての試みということで、主催する地域の方々も、応援する役場の職員さんや我々も手探り、その上あいにくのお天気で客足も心配されました。

叩いてかぶって
じゃんけんぽん

が、老若男女たくさんの方々が訪れ、会場の旧大奈路小・中体育館は大にぎわい。

うどんや揚げたこ焼き、ホットサンドや寿司類・お菓子の販売、福引やフリーマーケットなどの出店のほか、四万十川とどろき太鼓や大正中音楽部FPJO、スイートコーラスの皆さんがライブ演奏で盛り上げてくれました。

我々協力隊はわたあめの販売に加え、スカットボール(得点の書かれた穴にボールを入れるゲートボールのようなもの)と輪投げのゲームでにぎやかし。
得点に応じてお菓子やおもちゃなどの景品をご用意しました。

はまってるね

得点設定の難易度が高めでしたが、それがかえって子どもたちのチャレンジ精神に火をつけた模様、納得のいく結果が出るまでお金をつぎ込む子も多数。
「この子、将来絶対ギャンブルにハマっちゃうよ……」と心配になりつつ、楽しんでいただけたなら何よりです。

大奈路地区に限らずどこも少子高齢化の著しい四万十町ですが、イベントに足を運ぶじいちゃん・ばあちゃんは皆【しゃっき】、まだまだしぶとく地域を盛り上げていきますよ。

てんで、本日の高知ことば【しゃっき】は【しっかりしている】という意味で使われる土佐弁です。
 例)うちのばぁ、えい年やのにまだまだ【しゃっき】よ。

ほんじゃーに。

【ばっち】こーい

*本日、生きた証*
 日中:おおなろふれあいふぇすた
  夜:りょーすけさん拝顔

学校の階段

ど!ぉも、たっちーです!

訳もなく勢いづいちゃったよ。

ホラーですか、着信アリ。
相変わらず電話をとるのが嫌いな性分、しばらく携帯を放置した後に不在履歴がたまっているとゾッとしてしまいます。
営業にしたって、普通はかける方が嫌なはずですけども、なんなんでしょ。
Twitterで、そろそろ『既読スルー』っていうホラー映画が出てもいいんじゃないかというつぶやきを見つけ、時代を感じました。

ホラーといえば。

なんてことのないことばでも、それの置かれる時と場所によっては、本来の語義以上の意味を持つことがありますね。

フォントよ

滑床渓谷で先日見かけた、こちら。
ホラーっちゅうかスリラーです、戦慄迷宮を彷彿させます。

確かにおっしゃる通り、え、ここ道なん? てとこもありましたから、むやみに恐怖を煽っていたわけではないみたい。

こうした看板の他にも、日常のなんてことないものも、時と場合によっては妙に意味深になったりします。
昨日の大正中津川、久木の森山風景林にて。

テーブル上

キャンプをしたのは良いとしよう、しかしこんな大きいもの堂々と忘れるぅ?

セレブでまさかの使い捨て? 

もしや殺人に使った? あえて流行りのビール瓶でなく?

とかく、文脈のないモノというのは妄想をかきたてますね。

40010ツアーズ

さて、なぜこの寒いのに風景林まで行ったかといいますと、四万十の魅力的なとこ教えて~とご所望だった県外のお方をご案内したのでございまして。

まぁご案内と言いつつ、道とスポットを教えるばかりで運転はおまかせ、何せ我がデスドライブで客死させるわけにはいきませんからねぇ。

ゆすはらがわです

お昼は満州軒にて四万十のソウルフード・ジャン麺をお召し上がりいただきまして、THE・清流四万十(の支流)が味わえる中津川へ。

その後、ROUTE381をブーンと西に走り、十和の久保川口へ向かいます。
『案内人は、積んで行ってもらったことしかなく、正確な道がわかりません。迷う可能性があります。挑戦しますか?』

RPGさながらの質問が無責任に投げ掛けられた客人は、しかし怯むことなく『せっかくなので』と果敢に挑戦しました。

あしもとちゅうい

カーナビもGoogleマップも表示してくれぬ道、どう大目に見ても不親切な看板を頼りに分岐をぐいっと進みまして。

日が暮れる前、やや薄暗くなってきた頃にどうにか滑り込みましたは、龍王の滝でございます。

マイナスイオンふたたび

遊歩道、いやこっちこそ悪路やろ、みたいな坂道をくだりますと、ざぁぁと流れ落ちる水音以外には何も聞こえない、ある種異空間が広がっておりました。

神秘的、なんて言葉だとどうにも月並みだけれど、ことばを尽くして表現するのも少し違うかもしれません。

そういや初めて来た約半年前は、協力隊の集合写真撮影でしたが、足を怪我していて松葉杖で道を下るのにやっと。
滝の美しさを味わうこともろくにできんかったなぁ。

けれどそれも春夏バージョンの集合写真の話で、今や【ばっち】でも穿かんとやっとれん時期に突入していて、くどいようだけど時の経つのの早いこと……

トトロはいない

しかしなんと文句を垂れようと、12月は最終の決断の時期です。

てんで本日の高知ことば、【ばっち】は【ももひき】という意味で使われる幡多弁です。
 例)丸まっとるの、何かと思ったら親父の【ばっち】やかぁ。

ほんじゃーにー。

2017年11月25日土曜日

【ひとせ】かかる

*本日、生きた証*
 AM:窪川小学校で土曜学校
 PM:お客さまをおもてなし
   夜:或るバイト

後学のために

でもでも、たっちーです。

気さくですか、おじさん。
子どもの頃からおんちゃん以上の世代にモテるタイプ、親戚のおじさんたちに対しても兄妹3人で一番懐いていた気がします。
残念なのは、早くに亡くなってしまいあまりふれあえなかった一人の伯父、弟子がいたほどの釣り師、かつ料理の腕も抜群だったそうです。
釣りの面白さを知った今、もう一度会えたならば、それこそ入門したいぐらいです。

おじさんといえば。

えべっさんやビリケンさんをはじめ、大阪には”名物おじさん”が多数存在しますが、スイーツ業界で有名な人といいますと?

うわさの!

関西の皆さんにはお馴染み、りくろーおじさんであります。

逆にいえば、出店を関西圏のみに限定しているため、それ以外の地域の人にとっての知名度は低いかもしれませんが、知る人ぞ知る洋菓子とパンのお店であります。

とりわけ、ホカホカと湯気の立つ状態で販売される焼き立てチーズケーキが有名で、早い時間から行列ができるそう。

……なんて書きつつ、私自身も把握していたのは存在のみ、実際にはどんなものかよく知らなかったのですな。

ふわしゅわー

現在、開発中のご当地スイーツもチーズケーキだということで、参考にと大阪土産のおすそわけに預かりました。

なんとも高さがあり、ボリューミーかと思いきや、切った段階でわかるその柔らかさ。

パッケージを見ると、レンジで30秒ほど温めると更に良し、とのことでさっそくチンしますと、もう自立するのが難しいほどです。

口にいれるとふわぁと溶けてゆくものの、チーズが濃厚なのでしょう、スフレタイプにありがちな儚さや物足りなさはなく、しっかりとした食べ応え。
ふーむ、人気のものには理由がある、自分も頑張らねばなりません。

こちらも後学?

さて、美味しいスイーツを前にすると恋しくなるものといえば、コーヒーちゃんですな。

眠気覚ましには役に立ったことのない、しかしその苦さに中毒性のあるオトナドリンク。

小さい頃は、そんなんどこがいいの、大人ってようわからん生き物だなと思っていたわけですが、いつの間にか大丈夫、むしろ好んで飲むようになるから不思議なもんです。

さて先日、大層幸せな珈琲時間(ジカンと書いてタイムと読むやつ)を過ごしたのでご報告、いや単純に自慢します。

ほっこり

オリジナルブレンドのメニューは以下、一日に4種類もかまえているのは珍しいですなぁ。

 まったり:コクがあってしっかり
 はんなり:香高く上品
 やんわり:まろやかで口当たりGOOD
 ほっこり:甘い香りとコクでリッチ

味覚が発達した人間ではないので、豆や挽き方、淹れ方の違い細かいなんかは正直わかりませんが、深煎りで苦め、酸味の少ないタイプを好みまして……とお店の方にあれこれ聞き、悩んだあげく頼んだ「まったり」が大正解でした。

ブラックで飲むから苦すぎるとエグくなるしなぁ、という懸念を吹き飛ばす、深みがあるのに舌に残らない絶妙な後味。

ほんで、これだけのコーヒーが出てくるのも納得の、めちゃめちゃオサレな内装……最高の読書空間キタコレ!

落ち着きMAX

読むスピードの遅さに定評のある自分でも小説を一冊読破してしまうほど、落ち着く雰囲気でした。
そんな気がなかったのにコーヒー一杯で2時間近く居座ってしまいまして、どうもすいません。

あ、お店の紹介を忘れていました、先日訪れた土佐山田の駅から10分かからないぐらいのモグ・カミーノさんです。
なんだろう、自慢したいけれど教えたくないような不思議なお店。

聞くところによればカレーも絶品だそうで、四万十町から行くのには【ひとせ】かかってしまうけれど、わざわざ足を伸ばす価値があると思いましたとさ。

てんで、本日の高知ことば【ひとせ】は【しばらく】という意味で使われる土佐弁です。
 例)片付けに【ひとせ】かかったき、ちと遅れるで。

ほんじゃーに。

2017年11月24日金曜日

【むくら】な

*本日、生きた証*
 終日:死んでた

ヤイロチョウのこと

あーどーも、たっちーです。

友達にいますか、妖精さん。
類は友を呼ぶ、とはよく言ったもので、仲が良くなる人にはどこかしら自分と似通ったところがあったりします。
特に同世代の同性はそうした傾向があって、自分の場合は「ベタベタした人間関係は避ける」「(良くも悪くも)ざっくり、大雑把」とか。
だから、声高めでふわっとした服を着て美容に時間とお金をがっつりかけている、女子!いかにも女子!みたいな子は眺めるだけで満足してしまいます。

妖精。

四万十町の妖精といえば"FAIRY PITTA"、大正中学校音楽部のジャズオーケストラです。
去年、今年と全国コンクールに出場など、町内外のイベントにひっぱりだこの彼ら、昨日コンベンションホール・きらら大正にて"LIVE 2017"に出演、ワンマンライブを行いました。

じゃじゃーん

アンコールを含めて17曲、その他わが町の誇るプロサックス奏者・山地高さんとのコラボやパート紹介など、盛りだくさんの内容で、多くのお客さんが会場が埋め尽くされていました。

ときめくメモリアル

ホール入口には、最近の活動実績をまとめた写真やコンクールのトロフィーが飾られ、生徒数減のため吹奏楽からビッグバンドへと再編成されたチームの成長の軌跡を見てとれます。

これだけでも、メンバーの親御さんや先生方なんか特にウルっときてしまうでしょうが、このライブは3年生の引退セレモニーも兼ねてるってんで涙無しには観れません。

もっとも私はあいにく駅前にぎわい拠点に出勤中、開始30分(お昼休み)しか観られなかったため、セレモニーで顔をグシャグシャにせずには済んだわけですが。

3年生のみんな、ほんとにほんとにお疲れ様でした。

まけないで

が、妖精たちの2017年はまだまだ終わりません。 ほんと尊敬します。

窪川四万十会館にて、12月10日、窪川中学校の吹奏楽部とのコラボ……に加え、なんと陸上自衛隊第14音楽隊を迎えたライブがあるそうです。

おっ

陸自のみなさんは香川・善通寺を拠点とし、年間100回を超えるコンサートをされているとのこと、しかも今回指揮を務める1等陸尉・奥津氏は若手のイケメン(私の80%は下心でできています)。

これは見逃せんなぁ! とワキワキしていたら、ちょうどその時は脱藩の予定があったことを思い出しヘコみました。

ちょ、誰か代わりに行っといてください(何様)。

代わり、といいますと、「いっそ誰かの人生と代わりたい」と思うことがあります、情けなくもしばしば。

まぁ、人生うまくいかないこともありますよね、むしろうまくいかないことのほうが多いですよね。

母から贈られてきたモコモコ

特に自分のように、あっちへフラフラ、こっちへフラフラと生きてきた人間は拠り所となる強みに欠けがち、何かやろうとしたら人一倍努力せんといかんわけで。

弱気になったら、否、自分に負けたら、あきまへんで(誰)。

もっと【むくらん】とだめなのだ。

てんで、本日の高知ことば【むくる】は【勉強を頑張る】という意味で使われる土佐弁です。
 例)いつも【むくり】ゆうき、ご褒美におばちゃんがゲームこうちゃろ。

ほんじゃーにー。

2017年11月23日木曜日

熱望【Brezel】

*本日、生きた証*
 日中:大正駅前にぎわい拠点で店番
    大正中音楽部のコンサートを覗く
  夜:やってもやっても終わらない事務作業に泣きそう

若い血をすう

ふげげげ、たっちーです。

誰が世代ですか、ジャニーズ。
SMAP解散騒動であれこれ批判されることも多いですが、ここほど長年に渡って国民的人気のアイドルを排出し続ける事務所というのも極めて稀でしょうね。
30手前の自分の場合、小学校低学年ではKinki KidsやV6が人気、高学年になる頃に嵐がデビューして一世を風靡してゆきました。
NEWSより下の世代ぐらいから名前と顔の一致がしなくなってきた時、「自分もいよいよ年をとったなぁ」と痛感したりして。

で、最近の女子高生はずばりその辺り、Kis-My-Ft2とかHey! Say! Jumpだとかお好きだそうで、ネタにするにもグループ名でボカして話さないと苦しくなります。
関ジャニ∞ぐらいが個別認識の限界っす、なんて改めて思わされたのは?

実は漢字の間違いに当日気づく

約半年ぶりに、窪川高校の総合的な学習の時間に参戦したからであります。

本年度、2年生の授業に入らせていただくこと3回目を迎えた「しまんと未来編集会議」では、テーマを"地域"から”自分や身の回りの人が気になっていること”へとブレークダウン、自分ごとに引き寄せてプログラムを組みました。

思考の鍵としたのは、インターネット上で支援金を募ってプロジェクトの実現を目指す「クラウドファンディング」です。
今まで「自由に考えるのは楽しいけれど、現実味がない」という感想もあったことをふまえ、高校生でも工夫次第で多額の資金を集める手段があると知ってもらい、実現を前提にしたアイデア出しをしてもらおうという試み。

さらに今回は、クラウドファンディングでプロジェクトの起案をサポートした経験もある金融のプロをゲストに招き、ほんまもんの解説とアドバイスをいただこうってんで。

ふむふむ

中学生でもプロジェクトを達成した実績もあるよ、というプロの説明を聞くと、眠そうな顔をしていた子も姿勢が直ったり。
やりたいこととか特にない、と筆が止まっていた子が案外、夢と実現性を兼ね備えたキラリと光るアイデアを出してくれたり。

にしても授業に入らせていただくたびに、地方のイマドキの高校生が置かれた環境や思考のリアルにびっくりさせられる自分、日頃からもう少し積極的に関わりを持たないと良いプログラムは作れないですね。
正直、生徒以上に毎回色々と学ばせていただいております。

今年は来週が一区切り、頑張ってまいりましょう。

自慢しようのコーナー

さて、東京出張の疲れがなかなか抜けきれないことにちなみまして(ちなんでる場合でもない、単にはっちゃけすぎただけ?)東京の話をふたたび。

渋谷でキューバ料理を一緒に食べた友人はデザインの仕事をしているだけあって、音楽にしろアートにしろクリエイティブな方面の造詣が深く、憧れであります。
で、そんな人は人間関係もクリエイティブ色強め、お友達にはものづくりをされている方がおられたりする。

なけなしの●トメ心

先日たまたまその方が作られたピアスの写真を見る機会があり、大層ステキだったものだから、「穴空いてないんですけど、こんな感じでイヤリング作ってもらえませんか!?」と図々しくリクエスト。

にも関わらずサクッと快諾し、更にサクッと作ってくださるのがさすが、友人を通じて念願の受け取りでありました。
そこで初めて現物を見たわけですが、なんとまぁ写真以上に美しいもんで、思わず自慢したくなったんです。

かわいいやーーん!7日のヨコハマハンドメイドマルシェに向けてチクチク☆台紙に付いてるのはピアスでイヤリングバージョンも作る予定。その他はピアス、イヤリング、樹脂ピアスを会場で選んでもらって、くっつけてお渡し予定です! ////////////////////////// BASEには8日以降ぼちぼちアップしていく予定です!気になるものがあればDMかコメント下さい☆ ・ ・ ・ ・ #コーディネート #ビジュー #派手 #レジン #大ぶりイヤリング #ハンドメイド #ファッション #ハンドメイドアクセサリー #ハンドメイドピアス #ロック #アクセサリー #個性派 #ピアス #ベイス #カラフル #おしゃれ #おおぶりピアス #大人かわいい #NYLON #コーデ #可愛い #ママコーデ #ootd #かっこかわいい #fashion #アクリル絵具 #coode #earrings #handmade #outfit
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もともとアクセサリーをあまりつけないこともあり、透明樹脂「レジン」の存在は知ってこそいても持っておりませんでしたが、おかげで2%ぐらいしか残っていなかった乙女心が幾分補充された……ことにしておきたい。

気になる方はぜひこちらへ、プレゼントにも良さげですなあ。

ついでに、同じく東京で入手したもの自慢をしときましょう。

やっぱり、

ヨダレ

食べ物だよねぇ、食い意地ということばを辞書で引けば私の名が出ているくらいですから。

編み込んだ髪のような特徴的な形でおなじみ、こんがりと焼き色のついたプレッツェルは、出張二日目の晩に友人と行ったドイツ料理店でビールのつまみになりました(また飲んでる)。

UMEEEEEEEE。
外はツヤツヤで香ばしく、中はもちもち。

もとより小麦粉人間ですが、移住前は専門店でちょいちょい買い食いするぐらいに好きだったことを急激に思い出しました。

心とお腹が満たされてお会計しようとレジに行くと、テイクアウト用が置いてあったもんで、まぁ……買うよねぇ。

てんで本日はドイツことば【Brezel】、日本でいう【プレッツェル】ですね。
ちなみに本場?ドイツ発祥のものは上のように軟らかく、パンやベーグルに近い食感で、おつまみとして売っているようなカリカリしたタイプは北米で生まれたそうな。

誰か、高知で美味しいプレッツェル食べられるところ知りません?

Bis bald!

2017年11月22日水曜日

【てんこす】の景色

*本日、生きた証*
 AM:事務さぎょー
 PM:打ち合わせ
    窪川高校で「しまんと未来編集会議」の授業

協力し隊

ど? も、たっちーです。

興味もってくれたんですか、移住。
県外の移住相談会にご来場くださるお客さんはもちろんですが、田舎での暮らしに関心を持っているお街の人は自分の身近にも増えている印象です。
「地方回帰」なんてことばも浸透してきて、皆やっぱり都会に疲弊しているのか? と見る人も多い。
んー、それも大いにあるでしょうけれど、仕事とか子育てとか介護とか病気療養とか趣味とか、地方移住を考えるきっかけって実際、十人十色なんですよ。

地方回帰といえば。

しばしばその象徴として挙げられるのが、ワタクシも昨年8月から着任しております「地域おこし協力隊」制度です。

ふむ

何日か前の記事にはなりますが、全国で1000弱の自治体が受け入れている協力隊、参加者が今年度5000人規模になるとか。

3年を最長として過疎地へ移住、月124時間を地域活性化につながる活動に費やすことで給料をもらいつつ、その土地で自分の生業を見つけていく……
すなわち、期間終了後にそこで定住していくためのソフトランディングプログラムですね。

Uターンならまだしも、何も基盤がないところでいきなり就職/転職/起業するなんてのは中々ハードルが高い! という移住希望者側の気持ちはもちろん、地域としても全く知らない人より「自治体がバックについた人」の方が比較的安心して迎えられることもありましょう。

きゃわたん

2009年に総務省によって制度化された「お国」の事業だけれど、実際の運用は各自治体の裁量次第ともいえ、同じ協力隊でも地域によって状況は大きく異なります。
卒業生が任地で起業や就職、結婚をして定住するなど成果が出ているところもある一方で、何かと批判や問題点の多いプログラムでもあります。

応募に興味のある方は、その自治体の職員さんより(受入実績があれば)隊員やOB・OGに話を聞くとえいのではないかと。
現役隊員でも、別の市町村の隊員と話をすると、自分の職場や活動、暮らしを客観的に見ることができて有意義だったりします。

なめこじゃないよ

と今さらながら感じたのは、昨日、おとなり愛媛県は松野町で活動中の協力隊員さんと偶然知り合い、お話ししたからで。
上の写真の手ぬぐいも、お近づきの印に頂戴したものでした。

ご本人が着任された経緯や今後の進路などはもちろん、愛媛や松野町の協力隊制度の特徴など色々と貴重なお話をうかがえたので、こちらがお礼しなくてはならなかったのだけどね。

さて、なぜ松野?

四万十川に続くそうな

足摺宇和海国立公園の一角で、渓谷の美しさで知られる「滑床」へとお出かけしたからであります。
かねてから評判は聞いており、窪川から十和、そして宇和島/八幡浜へと向かう道沿いで何度もその地名を目にして気になっていたのですが、実際に行くのは初めて。
(第一、街歩き・食べ歩きはしょっちゅうしているけれど、アウトドア的なことは釣りと農業しかしていないから)

森林の入口から10分ほど歩くと、上の写真のように平たい岩の上を静かに水が流れる「出合滑」があります。

なんとまぁさすが四万十川の支流、なんて言い方もあれですが、思わず冷たさを忘れて足をつけたくなるほど澄んでいる。

さわさわ

ゴツゴツと大きな岩が形成する流れに沿って、遊歩道を上へ。

所々、こりゃ登山道と言ってほしいわ、なんて文句を垂れたくなるような通りにくい道スポットを通らねばならないものの、我慢するだけの価値はあります。

岩が見もの

かつて、天然の”岩”をこれだけしげしげと眺めたことはないですもん。

自然ってなんて神秘的なんだろうとベタに思ってしまうほど、不思議な形や信じられない大きさのものがあったりして……。

いやはや、山登りっちゅうのは全く興味ないですが、たまにはえいもんですね(登山とはいえぬレベルかもしれませんが、自分的にはね)

秋の夕日に

せっかくなら紅葉のシーズンに行こうよ! というお誘いだったこともあり、撮影したメインは葉っぱ、渓谷の奥の見どころの写真はあまりありません。 

伝わりにくい

いや、実際にはいくつか撮ったんですが安定のセンスのなさで、この感動が伝わるようなものが残ってなかったのです。 とほほ。

その他の主なポイントとして日本の滝百選にも指定されている「雪輪の滝」は、長い長い岩肌を落ちる際にできる波紋が、連なる白い輪のように見える全長300mの滝。
だから「雪輪」なんですねぇ、これは見たら納得します。
気になる方は現地へ(無責任)。

もうひとつは、「千畳敷」。

まぁまぁ

昔はここで句会やお茶会が行われたという一枚岩は、千畳と名付けたくなる気持ちもわかるほどに広く、滑らかな岩肌で、流れも落ち着いていました。
気になる方はやっぱり現地へ(何も伝えてない)。

とにかく、目に美しいだけでなく、終始耳に入るせせらぎの音、鼻から入るシャキンとした澄んだ空気に、頭の先からつま先まで浄化されているような感覚です。

(科学的な根拠はともかくとして)マイナスイオン的な癒しの要素にあふれた空間ってのは、こういうところでなんでしょうね。

陽に透けるのが

肝心の紅葉は散ってしまっていたところもあれどまだまだ見られ、平日にも関わらず多くの観光客が楽しんでいました。

しかし、途中水の溜まったところに気づかず踏み入れた私は靴を泥だらけにし、もっと上まで行ってみる? の声に首を横に振ってしまう……。
せっかく体力にはまだ余裕があったのに、濡れた足の冷たさに耐えられずにすごすごと引き返すのは大変情けないですなぁ。

まぁ純粋な山登りだったら、寒かろうがなんだろうが【てんこす】まで行かなければ気がすまないでしょうけど、ここなら途中まででも満足のいく景色は楽しめたし。 なんて、負け惜しみ?

てんで本日の高知ことば【てんこす】は、【頂上】【てっぺん】という意味で使われる土佐弁/幡多弁です。
 例)どうせやるなら、【てんこす】目指して頑張りやー!

ほんじゃーねむ。

【じら】くうな

*本日、生きた証*
 日中:お隣の県で渓谷を楽しむ(滑落未遂)
  夜:或るバイト

ホカクされたのか

あ、どーもね、たっちーらしいです。

何のためですか、洗濯カゴ。
先日、とあるワークショップでお会いした奥さまが「ダンナが洗濯物を直接洗濯機に放るから困っている」と愚痴をこぼすのを耳にしました。
「脱ぎ散らかしているわけじゃないからOKでは?(そもそも自分はカゴを持ってすらいない)」と思ったのですが、聞けばそのまま入れるとカビてしまうから、とのこと。
なーる。 そういう役割だったの、カゴ。
すなわち、うちの洗濯物もやばいことになりましょうが、濡れや汚れのひどいものは分けておくし、セーフ……だと信じたいですね。

カゴといえば。

かねてから、大正駅前にぎわい拠点では地域の方々による手作りの品を展示・販売させていただいておりますが、最近「竹カゴ」が新たにラインナップへ加わりました。

販売中

大正は大奈路地区の竹細工名人作とのこと、風情があって大変素敵です。

しかし、いかんせんこれが結構迫力のあるサイズ(直径60cmぐらい?)でして、どのような使い方をすれば良いのか、なかなか自分がお客さんにご提案できないのが悩みだったり……。

何だろう、動物を捕まえるとか……いや、ブランケット敷き詰めてペットの寝床?
洒落たセンスを持った人の部屋には難なく収まるの?

んーーーー活用方法求ム。

とはいえ自分は動物を追っかけているバヤイではない、東京では私自身が捕まってしまいましたから……。

すいませんでした

おとうさん、おかあさん、ごめんなさい。

ついに娘が警察にお世話に……

失くすバカあれば

は、さすがになってません、まだ(車はあちこちぶつけてるけど)。

ただし別の意味でお世話になったのは間違いない、からこそ、わざわざ東京は御成門近くの警察署に足を運んだのです。

どうしたのかって?

戻ってくるとは

出張初日の夜から行方不明になっていた、我がSuicaと定期券が見つかったから取りに来るべし、とご連絡をいただいたのであります。

小さい頃から特技は失くしもの、苦手なのは探しもの、と自負しているだけあって、色々なものをかなりの頻度で紛失する私。
今回、友達と渋谷でゴハンを食べた後、ホテル最寄りの新橋駅でピッとやって改札を出た記憶はあったのに、部屋に戻るとポケットからいなくなっていたのです。

フロントに聞くも届いておらず、けれどこのTOKYO砂漠で斯様に薄っぺらいものを探すだなんてもう無理、ということで諦めておりました。

これぞTOKYO

閉鎖中(無人)の交番に届けられていたそうで、世知辛い現代になんと律儀な人もいることでしょう。。。

残金は決して多くなかったけれど、広島カープ・菊池のICシールを貼ったお気に入りでしたし、その優しさに心から感謝であります。
新橋を出たあとだったらさすがに戻る気も起きなかったでしょうし、タイミングも奇跡的。

ついでに東京タワーをパチリ。

続・ご当地グルメ論

さて、再び出張中のお仕事での話をしましょう(遊んでばっかりいる感に自ら耐えられないもの)。

東京国際フォーラムで四万十町も出展をした「移住&交流フェア」にて、ブースが隣り合って仲良く(?)してくださったのは、山口県・萩市さん。
長州藩の城下町、2015年には「花燃ゆ」で大河ドラマの舞台にもなり、歴史ファンを中心に人気の観光地ですね。

ちょっと焦げてるがそれもまた

こちらの地域おこし協力隊員さんから、来場者プレゼントをおすそ分けいただきました。

「いももち」と書いてあるけれど、餅というより煎餅やかりんとうに近いカリカリ食感、ほんのり優しい甘みで、芋ケンピとはまた少し違った中毒性があります。

つまり、やめられない止まらない……調べてみると萩の道の駅で買えるもよう、お取り寄せか!?

しかし、すべてのご当地スイーツが大衆受けするものになるとは限りません。

例えば、四万十町のブースからほど近くでコーヒーやお菓子を販売していた茨城県・常陸太田市さんが、試してほしいと薦めるのでノリで購入したのは。

正式名称:しあわせの常陸野和っふる

納豆ワッフル・メロン味【新発売!】



ちょっと待て。



茨城といえば納豆王国だ、正しい。

茨城では美味しいメロンが採れる、正しい。

ワッフルはファンが多い人気スイーツだ、これも正しい。





だからって、すべて掛け合せれば美味しさ3乗☆ とは限らないぞおおおお。

常陸太田市の名誉にかけて言いたい、決して不味かったとは言わない、だがかつてなく挑戦的な味わいであった……。
もっとも、ひとつの特産品を取り上げれば「うちの地域でなぜそれだけPRするのだ」と他の生産者が【じら】をくう事情も大いにわかるんだよなぁ。

気になるアナタ、通販もあるらしいですよ、おひとついかがですか。

てんで本日はご縁のあった山口ことば、【じら】は【わがまま】【駄々】という意味でつかわれます(【じらをくう】で【駄々をこねる】となるそう)。
 例)すぐ【じら】くって、面倒くさい子じゃね!

ほんじゃーに!