2017年5月25日木曜日

【いなげで】すいません

*本日、生きた証*
 AM:北ノ川小学校にて絵本の読み語り
 PM:市内にてオサレランチ&お買いもん
     植物園散策

A・熱帯?

どもども、たっちーです。

悪いですか、人相。
免許証にしろパスポートにしろ、証明写真の類はどうしてああも人相が悪くなるのでしょう。
コンデジやスマホでも随分まともに撮影できる世の中になったにも関わらず、嫌がらせに近いほど実物よりひどい顔になる……のが自分だけでなく、かなり大多数の被害者(?)の声を聞きます。
カメラアプリやプリクラほどに「盛りすぎ」だとそれこそ詐欺になりかねませんが、もう少しどうにかならぬものでしょうか。

パスポートといえば。

本日もお休みをいただきまして(そうさ、まただよ)、ひょひょいと熱帯雨林まで国外逃亡しておりました。

みつりーん

証明写真の質はともかく、久々の日本脱出もえいもんですね!

という妄想は残念ながら叶いませんでしたが、高知のアマゾンと名高い(知らんけど)牧野植物園を初訪問して参りました。
これまで何度も近くは通りかかっていたものの、植物とは生来仲が宜しくないこともあって入園したことはなかったのですよね。

で、どういう風の吹き回しかといえば、最近徐々に心を引かれつつあるサボテンと多肉植物の企画展をやっていたからであります。

お星さんかな

正直、期待以上に満喫。
今まで彼らのことを一括りに「サボちゃん」「多肉ちゃん」と馴れ馴れしく(?)呼んできましたが、サイズも形もこれほどまでに多様だったとは知らなんだ。

ぐるぐるジャングル

ほいで日本語教師の端くれとしては、尽く奇妙奇天烈なその品種名も面白がれずにはいられませんでした。
乳房を思わせるよう膨らみや突起のある「ディフューザー・デカパイ」、表皮にうっすらと生えた毛と葉の形が確かに似ている「月兔耳アンゴラ」、そのトサカをイメージさせる「恐竜フルカラー」……
両生類の卵のようなプチプチ感のあるサボテンは、「卵の成る子」なんて詩的な感じ名前が与えられている一方、その仲間には「マミナリア属の一種」とやけに素っ気なかったりするものだから、ちゃんと考えてあげてよ! と情が湧いてしまったり。

室内なのにこの開放感

植物に限らず、動物や星なんかでも新たに発見・開発されたものには研究者の名前がつけられることが多いけれど、凝ったネーミングにはその人のセンスが如実に現れますなぁ。
ちなみに、「こくおうまる」とフリガナがふられたサボテンのプレートが、実は「黒丸」と表記されているのに気づいた人はどれくらいいるかしらん。

またきましょ

企画展以外にも、園の南入り口からすぐの巨大な温室には珍しい植物が所狭しと植えられていて、パパイヤやバナナなどのように実を普段から食べていても木は初めて見るものには「へぇぇ」と思わず声が漏れてしまいます。
その実からコーラの原料が取られていたという「コーラノキ」や、茎の根元のデンプンからテキーラが作られたという「テキーラリュウゼツラン」に至っては、元々が植物由来の飲み物だったことも知らなかったため更にビックリ。

植物好きで詳しい人はもちろん、私のように知識がない人でも楽しく学びながらのんびりでき、日々の生活にちょっと疲れた時の癒しスポットとしてもオヌヌメの空間でした。
あいにく未だ引きずっている足のおかげで、温室外の広い庭園は回れなかったため、治ったら再訪したいですな。


そしてうまうまは続く

ほんで、市内で過ごす休日に欠かせない活動といいますと?

しゃれおつやーん

美味しいお店の開拓に決まっているでせう。
なお、また食うんかい! というツッコミも受付終了です。

尚、今回お邪魔したのは、はりまや小学校近くの隠れ家フレンチ「モン・キュイジーヌ」さん。
小さいながらに可愛らしい内装の店内、オープンキッチンでは窪川出身のシェフが腕をふるい、手作りにこだわったお料理はどれもきちんと(?)オシャレ、なのに優しいお味。

本日のランチはスープに前菜の盛り合わせ、メインのカツレツとどれもハズレなく、ディナーでの再訪が個人的に確定しましたよ。

一方、高知の街中でおらが町の「うまうま」を見かけると、嬉しくなってしまうあたりは、私も大分「四万十っ子」になりつつあるかしらん。

大正の自慢

大丸の食品売り場には、大正は四万十生産さんの看板商品「うなぎ生姜」がどどんと並んでいましたもの。
まぁ、デパ地下の商品を写真に収める一般客って相当【いなげな】感じに見えたかもしれませんが、愛ゆえの行動は許していただきたいところです。

てんで、本日の高知ことば【いなげな】は【変な】【奇妙な】という意味で使われる幡多弁です。
 例)きにょうの晩【いなげな】やつを見かけたけん、一人で遅くに出かけられんで。

ほんじゃーに。

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