*本日、生きた証*
AM:中津川・下津井集荷ツアー
PM:にぎわい拠点にて販売準備からの窪川で打ち合わせ
夜:大正でヒミツの餅仕込み
新たなマシンに
どもども、たっちーです。
飛び出してますか、タヌキ。
地方の道路では至るところで見られる『動物注意』の標識ですが、多々ある看板の中で最大級に意味がないように感じます。
だって警告されたからって、文字の読めない動物の側も運転しているヒトの側も、どうしようもないではありませんか。
特に、車の光目掛けてわざわざ飛び込んでくるかのようなタヌ公!!!
化けて出てこないでおくれよ……(泣)
運転といえば。
移住を機に(やむを得ず)車生活スタート、協力隊着任三日目でフェンスにぶち当てるなど数々の伝説を残してきました。
そんな永遠のペーパードライバーの私ですが、ひょんなきっかけで昨秋まさかの稲刈り機デビューを飾ったのですから、人生何があるか分かりません。
ほんで先週末、新たにハンドルをにぎらせてもらったのは、高知に来るまで実物を間近で見たことがないものでした。
何かって?
ぐるりん刃 |
Yes, トラクター!
ていうか、こいつの歯、いや刃ってこんなんなってるのですねぇ。
しかもそれぞれの刃が取り外し可能になっていて、特に消耗のひどい両端部分はすり減り次第交換するのだとか。
ほいで、こいつで固くなった土をゴインゴインと掘り起こし、柔らかくしてゆくのですが……
おそるおそるのハンドル(いつも) |
な、何やらボタンやレバー的なものが多いぞ。
AT限定でスーパーシンプルな車しか運転できない私ですが、免許教習はMTで申し込んでいました。
が、どうにも左足に神経が回らずガコンガコン、始めこそニコニコしていた教官が明らかにイラつき始め、次第に呆れた顔でため息を混ぜると、終いには黙るもんで、泣きそうになりながらコースを切り替えた苦い記憶があるのです。
他方、農業の師匠はこんな私に対しても懇切丁寧に指導し続けてくださったのですが……
半日運転してもクラッチとまるで仲良くなれず、急発信急停止を繰り返すもので、さすがに苦笑いでした。
け、経験値は上がったよ(棒読み)
自慢の品、入荷
さて本日の午前中は、大正担当の協力隊員3名それぞれの用向きが重なったってんで、連れ立って奥四万十地区へエンジンをぶるるいっとな。
まず中津川の集落活動センター『こだま』で打ち合わせを終えたのち、下津井地域へのショートカットということでお隣の檮原町・松原方面へ向かいます。
その道すがら、華やかな彩りと甘い香りに思わず車を止め、外に出て眺めてしまったのは満開の藤でした。
紫隧道 |
細い橋の上をトンネルのようにおおうこの藤棚は、近くに住む個人の方が整備をされてきたというから驚きです。
通りかかる他の車も何台も一時停止、見入ってしまうのは無理もない美しさなのですが……
実はこちら、支柱の老朽化(に管理されている方の高齢化もあいまって)のため、今年で見納めだと言います。
むむむむむむ、花には疎い自分ですら感動するレベルなんだけどなぁ、、、
たまたま現場で出くわした管理者の方からお話をうかがいながら、ひたすら悔やむばかりです。
クラッチはともかく、私が植物と仲が良ければ存続のお手伝いができた……かもしれない可能性も否めなくもない?
なんて、これだけの規模のものを何十年に渡って管理し続けるなんて、生半可な根性ではできませんよね。
色々あるよ |
ほんで、寄り道もそこそこにたどり着いた下津井地区、私のミッションはおかみさんグループ「下津井いきいきやる鹿な猪」の皆さんによる商品の調達であります。
お米(ヒノヒカリと十和錦のブレンド)、乾燥のきび(ひきわり)・わらび・ぜんまい・椎茸・大根・りゅうきゅう……
【へんくりかんくり】した道を20分は運転し続けなければ行けないこの地域で育まれた、安心・安全・美味・安価な農産物が大正のまちのど真ん中(にぎわい拠点)で買えるとなれば、そりゃ売れますよね。
てんで、本日の高知ことば【へんくりかんくり】は【ジグザグ】という意味で使われます。
例)あこの道はまこと【へんくりかんくり】しちゅうき、事故があってもおかしくないちや。
ほんじゃーに!
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