2017年2月28日火曜日

【がばい】 腹いっぱい

*本日生きた証*
 AM:歴史的建造物にて現代美術鑑賞
 PM:人生史上最高額のあんみつを堪能
     夜:まったり家ごふぁん

ワクワクさん

航空券と宿がセットになったパックツアーのため、昨晩は都内のホテル泊。
終電を逃した時にはひとり、漫画喫茶やカラオケで夜を明かすことも厭いません(20代女子としての是非はともかく)が、なんやかやホテルは快適ですね。
が、重要なのは寝床の良し悪しでなく、高級でなくともバイキング形式の朝食があること。
阿呆かというほど山盛りにサラダをとって、葉っぱを頬張るのが最大の楽しみってんで、今日もモリモリいただきました。

ほいで向かったは東京駅、本日最初の目的地へ。

YBC

うっほほほほほ〜〜〜い(ベタにクレヨンしんちゃん風)。

もっとも四万十町でも、品揃え最強かつ翌日配送の密林にはお世話になる日々ですが、やはり現実の書店という空間には敵わないわけで。

新刊・話題書コーナーはイベントスペースはお店やスタッフさんの趣向がこらされていて、都内の同規模の書店へ日を跨がずに足を運んでも、目に入る本はかなり違ってくるのも面白いですね。

そろそろ勉強を再開せねばと思っていた英語の参考書、これまで全作ペースで集めてきた歌人のエッセイ、某研究者の社会論等々、検索機の結果を頼りに8階建てのビルをうろうろ。
実際に中を見て、買おうか悩み、近くにあって気になったものも手にとって更に悩み………

急いで駅へ戻らねば

待ち合わせの時刻までたっぷり一時間はあったはずなのに、あっという間に10分前、「これはまた今度にしよう」と涙を飲んでお会計を済ませます。
お財布事情との兼ね合いはもちろんですが、読書スピードがもう少し、あともう少しだけ早かったら(そして眠気に襲われなければ)、迷いなく買える本がもっとあるのになぁ。

そう思いつつ、近いうちに必ず手に入れたいものをリストアップできて、満足、満足。

気をつけよう

続いて向かったは、丸の内北口の駅構内の美術館「東京ステーションギャラリー」です。
これまでにも気になる展示はやっていたのですが、実際に入館するのは初めて。
「パロディ、二重の声 ――日本の1970年代前後左右」と題された今回の企画展は、ありとあらゆる芸術や文化に風刺やユーモアを交えて作り替える「パロディ」の技術や形式について、日本でその言葉が普及し始めた60〜70年代の作品を中心に振り返るものです。

この展示の仕方も
個性的

ポップアートを主とする絵画や造形、雑誌が豊富に展示されており、これといった背景知識がなく見ても単純に楽しめるのですが、一連の作品を通じて「そもそもパロディとは何たるか」について考えさせられる仕掛けになっていました。

閲覧コーナーもあるよ

とある写真に手を加えて「パロディ」作品を発表したデザイナーを、写真家が著作権侵害として訴えた裁判については、判決文や当時の新聞記事を基にその顛末を紹介。
「芸術に対しても造詣が深くなければ、務まらない仕事なのね、、、」と裁判官の職に思いを馳せつつ、「パクリ(盗作)」や「オマージュ」、「パスティーシュ(模倣)」との違いについては芸術家だけでなく一般人も考える必要性があると感じました。

クオリティ高し

特にここ数年は3Dプリンターが身近なものとなり、子どもでもサクサク画像をいじれるアプリもたくさん出回る中、WEBを使えば無料で作品を世に出すことができます。
入手から、制作・複製・加工、発表までのどのプロセスにも障壁がほぼ無い、すなわち、誰もが「パクリ」の被害者にも加害者にも成りうる訳ですよね。

都内で何か面白そうな展覧会ないかしらん、と気軽にピックアップしたのですが、期待以上に楽しめました。

中身以外も

ちなみに期待以上だったのは、美術館の建物そのもの。
入り口は1階の北口改札横、まずエレベーターで3階まで上がり、下に降りていく順路なのですが、高い天井の開放感、風情のあるレンガ造りの壁がとても素敵でした。

駅舎復原工事での休館を経て
2012年に再開

辰野金吾の設計による丸の内駅舎が開業したのは1914(大正3)年、第二次大戦時に空襲被害に遭い、戦後に修復するも予算不足でその姿は戦前と異なるものになったそうです。
2007年からの約5年にわたる、戦前の形への保存・復原工事には約500億円の費用がかかり、「戦後の方が美しかった」「周囲の開発と足並みが揃っていない」などの反対意見も多かったといいます。

うまく撮る気が
まるでない

個人的には、今は今の姿で美しく(工事前の記憶が薄いこともあるけれど)、様々な国籍・年齢の人々が嬉しそうに記念写真を撮って賑わっていたので、良いのじゃないかしら。

なんて、観光客に紛れて建物を携帯に収めたら、駅舎から歩いてすぐ、日本郵政による初の商業施設「KITTE」へ。

味は言わずもがな

千疋屋でメニューとにらめっこ、迷った末に選んだあんみつが想像を超えるボリュームで(お値段と合わせて)面食らったわけですが、久々に母とゆっくりとしゃべくりができて【がばい】充実した午後となりました。

てんで東京駅DAYの本日は、設計した建築家・辰野金吾の出身地は佐賀のことば、【がばい】は【とても】【非常に】という意味の副詞です。
 例)このあんみつ、【がばい】うまかー!
「佐賀のがばいばあちゃん」で有名になりましたが、普通は「すごい」という意味の形容詞的用法はないのだとか。

しかしよく食べ、よく喋るなあ我ながら。

ほんじゃーに。

2017年2月27日月曜日

【ขอบคุณ ค่ะ】(NOT文字化け)

*本日生きた証*
 AM:脱藩
 PM:江戸にて講習会参加
   夜:泰國料理店にて旧友と再会

サエないのがお好き

どもども、たっちーです。

LOLですが、シャツ。
アジア某国のトップの兄が暗殺された件について、引き続きニュースをにぎわせています。
毒針という手口はもちろん、監視カメラの映像が残っていること、未だに謎に包まれていることなど、聞けば聞くほど映画のようなホントのハナシといいますか……。
映画といえば、ダニー・ボイルの「トレインスポッティング」の続編が今春公開、てことでワクワクせずにはいられません。
20年ぶりにレントンたちが帰ってくるぅ! 

映画が好きとはいえそれほど数は観られておらず、作品の選択も(性格の通り)ひねくれていて、全国ロードショー系ではなくミニシアターなどでひっそりとやっているものを好みます。
ただし、97年に公開されて世界的に大ヒット、のちに「スター・ウォーズ」や「ムーラン・ルージュ」にも出演するユアン・マクレガーの出世作ともなった「トレインスポッティング」については別。




映像と音楽がとにかくカッコ良い。
そのくせ主人公・レントンを始め、鬱屈したイギリス社会に生きる若者たちが囚われているのは、アルコールにドラッグ、オンナに犯罪にと「THE・ダメ」なものばかりでいかにもカッコ悪い。
そのギャップが絶妙なのです。
冴えない男たちがつるんでウダウダする群像劇、という点も、同じく愛してやまないドラマ「木更津キャッツアイ」と共通するツボなのかもしれませんが。

で、同じキャストで20年ぶりに彼らが帰ってくる! となれば興奮せずにはいられず、初めにこの作品を教えてくれた長兄とギャアギャアいう日々。



4月8日の解禁が待ちきれないぜ!
って、これ高知で、というかイオンで上映するんかいな。。。

珍獣グースカ

まあ高知でやらなければ、県外だって行きますよ!
と、映画はまだ公開になっていませんが、今朝飛び乗ったのは愛車ではなく電車、でもなく汽車であります(未だによく間違えてしまう)。

なぜって?

そりゃあ、脱・土佐計画始動のためであります。

コーギョーチタイ

協力隊生活に耐えきれず、とうとう任務を放棄して逃亡!

だったら、それはそれでドラマですが、要は2泊3日の出張でございます。
最近、日中の私を襲い続ける眠気に身を任せ、汽車も飛行機もモノレールも地下鉄も、ほぼ意識が飛んでいました。大丈夫かしら。

手前に見えますのは
指でございます

会場はポンギのズーヒル。
あいにくタイミングがずれ、ホリエモンにも与沢翼にも会えませんでしたが、セレブ的な雰囲気をプンプンさせた人がひしめいておりました。
就活や映画館・美術館、セミナーと何度も足を運んだことはあれど、どうにも肌に合わない場所ですねえ。

もっとも今回はインバウンド観光に関するセミナーに参加するために来訪、場所はともかく、オベンキョ、オベンキョ。

ね、ねてないよ

経済産業省による「Travel Mine Japan」事業は、外国人観光客をターゲットに消費拡大を目指す地方の中小企業・団体とプロジェクトマネジメント団体を支援するもので、平成28年度は9事業が採択されており、その活動報告が行われました。

まだまだ外国人観光客の数は少ないながら、インバウンドの余地が大いにある! と(私としては)確信する四万十町や高知県に応用できる事例がないかな、と期待して行ったのですが。

うーーーーーむ。

各団体の持ち時間が15分と短かったせいか、分析や考察は浅く、プロモーション的要素が強め。
発表した団体とビジネスをしたい企業にとってのマッチングの場には適しているものの、自治体側として得られるものはイマイチ……といったところ。
もちろん、学ぶところはあったけれど。

主管は環境省なのね

むしろ、オマケ的に組み込まれていた「関係省庁によるプレゼンテーション」のほうが面白く、「農泊」(農林水産省)や「文化財活用」(文化庁)、「ONSENガストロノミー」や「国立公園満喫プロジェクト」(環境省)といった各省庁における観光のホットワードを端的に知ることができました。

四万十町でも、卒業後は観光に携わろうとしている隊員も少なくないので、情報を整理して、しっかり持ち帰りましょう。

パスポートは不要

しかし改めて、東京の夜というのは明るいものですね。

タワーといえばの

まもなく丸6年を迎える3.11ですが、震災直後は節電に「自粛ムード」も相まって、どこの繁華街も灯りや電光掲示板の光量が抑えられていた記憶があります。
津波に襲われた東北の被災地や原発の問題は未だ解決していないこと、頭では分かっているはず。
けれど、いつの間にか報道される頻度も減り、街の明るさはじめ電気を使う生活も普段通りに戻ってしまい、忘れかけていたことに気づき、情けなくなります。

うみゃかった

と、一人しんみりしつつ、小学校以来私と付き合ってくれている友人とタイ料理をつつきつつ、「会いたいと思う人が元気でいて、一緒にごはんを食べられる」のはささやかなようで実はとても幸せなことなのだと思ったりします。

てんで本日はタイのことば、【コップクン・カー】(男性の場合は【コップクン・クラ】)は【ありがとう】の挨拶です。
タイの文字「ขอบคุณ ค่ะ(男:ขอบคุณ ครับ)」は模様のようでとても素敵。
覚えられないけれど。。。

ほんじゃーに。

2017年2月26日日曜日

マイ【まいくる】ダイアリー

*本日生きた証*
 AM:オンラインみーちんぐ
    ひなまつりイベント準備
 PM:田野々の町なかにて雛飾りイベント
  夜:女子的な会

不定期コーナー

どもども、たっちーです。

ブルゾンですか、ちえみ。
毎度おなじみ著名人シリーズ第●弾、この人はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、「2017年ブレーク芸人」に一番乗りといっても過言ではないでしょう。
系統として近い平野ノラは危機感(というか憎しみ?)を抱いているとか聞きましたが、個人的にはトーク力を磨きつつ、椿鬼奴のように長く生き残ってほしいものです。
地球上に35億も男がいるのだ! という気づきによって救われた失恋女子は決して少なくないはず……笑いで希望を与えるって素敵ね。

さて本日の投稿は、久々に「いただいたものを自慢しよう」のコーナーから。
まずはこちら。

うへへ

お隣は四万十市のお菓子屋、「手作り工房 はらっぱ」さんのクッキーであります。
四万十市や黒潮町の道の駅やスーパーでパンやスコーンと並んで販売されているものを、プレゼントしていただきました。
小麦粉大好きかつ、お昼ご飯の代わりにちょくちょく甘いものをつまむ人間にとって、ある程度日持ちがして持ち歩ける焼き菓子というのは、いくらもらっても消費に困らない。
余計なものが入っていない素朴な味わいで、久しぶりに自分で作りたくなりました。

ほいで、横浜の実家にもおすそ分け(?)で送ったのはこちら。

ちょっとサイズ感が
わかりにくい

先日「母の思い出と結びつく果物」として触れた、土佐文旦です。
大正の母と慕う、須藤鮮魚店の女将からどっさりといただいたのは、80を超える「マチおばあちゃん」が一人でこだわりを貫いて作っているという、その名も「マチ文旦」。
あまりに美味しいため、直接購入するリピーターがたくさんおり、市場にはほとんど出回らないレアものだそう。

一つその場で剥いていただき、味見をしたのですが……

おお。
こちらに来て何度か食べる機会があったのですが、粒の色や密度(ギュッとしている感じ)、そして特有の苦みを大きく上回る甘味と、これまで食べたものとは全くの別物。
(水晶文旦は本当の意味で別の種類ですが。)

ちなみに実家でも、母の郷里・鹿児島から文旦の仲間・晩白柚(ばんぺいゆ)が毎年送られてきて、その大きな身にマジックで顔を書き、熟すのを待つ間飾っておくのが習慣でした。
やはり、土地に根付いた果物というのは、味や香りと共にどこか懐かしい思い出を作りだすものなのですね。

昼は短し歩けよ乙女

さて本日は大正駅前にぎわい拠点にて、このところヒイヒイ言いながら仕込みをおこなっていた「四万十街道ひなまつり」のプレイベントであります。

3月1日から一ヶ月に渡って行われる、大正地区でのイベント期間を盛り上げるべく、一足早く田野々の町なかにお雛様を飾ろうというこの企画。
協力してくれたのは、田野々小学校と四万十高校の有志の乙女たちです。

かわゆすかわゆす

商店街の美容室さんにボランティアで着付けをしてもらった、可愛らしい和服姿で田野々の商店街を南から練り歩いていきます。
企画にご賛同くださった約20軒の商店と個人宅を一軒ずつ訪ね、石と紙の二種類の雛を設置していきました。

ぶれた

慣れない草履では歩きにくそうにしつつも、普段は中々着る機会のない着物に身を包んだ女子たちはウキウキしたご様子。
そんな彼女たちを見て、設置先のお宅や商店の方々も顔を綻ばせておられ、ゆるいイベントながらどこかほっこりとした時間になりました。

石の雛を作ってくれた、認定こども園「たのの」の子どもたちや先生方をはじめ、お力添えくださった皆々様に感謝であります。

嫁にいけぬのは

さらににぎわい拠点では本日、縁あって大正のとあるお宅から譲り受けたとかなんとか、の立派な雛飾りをご開帳(?)。

でででん

イ、インパクト強烈、、、
正直なところ私自身は全く人形の類に興味がないので、飾り付けも町の資料館の皆さん(と先輩協力隊員)に丸投げしてしまったのですが、いやはや立派。
調べてみれば、7段飾りになると安くても20万円はくだらないそうで……

ちなみにうちの実家にはお内裏様とお雛様のみの親王飾りがありましたが、小学生ぐらいでしょうか、「出すのも片付けるのも大変だから」という理由により飾られなくなりました。

すわ、なんて身も蓋もない。

いつまでも嫁に行けないのは、お雛様のタタリじゃ! と母に責任転嫁できる絶好の事実ですけれども。

がっつりチャージ

なんであれ、責任を負っていたイベントラッシュも今日でどうにか一段落。
少々ほっとした記念に(というのは自分だけですが)、窪川の「ボルゲリ」さんにてうまうま会であります。
トンカツよりもお肉も衣も薄く仕上げられたカツレツがオススメらしく、サラダにまで乗っかってしまってボリューム満点です。
デュロックファームのチャーシューピザにカルボナーラ、タコのピリ辛トマトパスタ、海老のアヒージョ等々。

それにしても今週は、さながら町を【まいくる】が如くの外食ラッシュ、完全にカロリーオーバーで恐ろしや、恐ろしや。

てんで、本日の高知ことば【まいくる】は【あちこちを行き回る】という意味で使われます。
 例)うちんくの犬、自由にするとすぐに【まいくる】き、絶対にリードは外せんがよ。

ほんじゃにー。

2017年2月25日土曜日

もう【まっと】

*本日生きた証*
 終日:大正駅前にぎわい拠点にて、ひなまつり準備
  夜:贅沢鍋パーチー

四万十コウサク娘

どもども、たっちーです。

うたた寝してますか、宴会。
ここのところ、意識的にというか本能的に(?)、単純に体が欲していなかったのでお酒を辞する日々が続いておりました(薬の都合もありまして)。
ほんで今晩、(私としては)久々に飲んだのですが、びっくりするほど回るのが早く、眠りの小五郎ばりに宴席でこっくりこっくりやってしまいました。
元々強いほうではないけれど、せっかく楽しい話で盛り上がっているのに自分だけ意識が飛んでいたら、ちょっともったいない気がしたり……。

さて、気づけば如月も残すところ、あとわずか。
3月は全国的に雛フェス。

ムツカシイ

ということで、明日の雛飾りイベントに向けた下準備に勤しんでおります。
限られたリソースと時間でいかにすべきか、先輩協力隊員と共にああでもない、こうでもないと頭をひねり、ゴソゴソ手を動かしていると一日はあっちゅう間に過ぎていきます。

うーんうーん

実のところ、ちょっとした行き違いから、思うようにいかない所も多かったのですが、なんとかかんとか間に合わすことができそうです。
ひとまず明日、参加者数は限られたイベントですが、楽しんでいただけるようにと願いを込めて。

解体新SHOW

晩に出かけたは、大正の農家さんのお宅で(ほぼ)定期的に行われるという、うまいもの大会であります。
以前から、「楽しい、美味しい、人があたたかい!」という噂を聞き、念願叶っての初参加。
その時どきの旬の食材を愉しむとのこと、本日のメインは……

ずるうり

アン☆コウ!
丸のままを見るのは初めて、吊るして皮を剥いでいくとのことで、庭先での解体作業に興味津々です。

にしても、グロいって?

確かにその通り。
けれど、「良薬は口に苦し」のようなもので、見た目のドギツイものの方が実は美味、というのはよくあること。
だって冷静に考えたら、牡蠣にウニ、ウナギなんて、「旨い!」という情報を事前に仕入れていなければ、目の前に転がっていても進んで食べたくなるようなものではないでしょう。

でででん

人類で一番初めに口に入れた人を尊敬するというか、どれほど飢えていたのか……あるいは罰ゲームとか、チャレンジメニュー的な感じで嫌々口にしたら「……旨くね?」と気づかれたのではないか。

なんて勝手なことを想像している間に、鋭い牙と目玉はどこへやら、あん肝が溶かれたお鍋ができあがっておりました。
まずはお汁をひとくち。

いただきマンモス
(の●ピーは元気?)

ふぬぁ、 、、、、うみゃあ。
体に染みます。

これぞコラーゲンのカタマリとばかりに、皮と身はプリプリ。
冬が旬のこの高級深海魚も間も無く終了ということで、食べさせていただき有難や、ありがたや。

その他、今朝釣れたばかりのグレの刺身、初めて耳にした「のらぼう菜」(アブラナの一種)のごま和え、具沢山五目豆、大根や白菜の自家製漬物、ジャコの佃煮、無手無冠の地酒などなど、参加者から持ち寄られた旨いもんがずらりとテーブルに並び、そりゃあお箸も止まりません。

赤い宝石

デザートは、とれだちのイチゴ、さちのかちゃん。
あんこう君とは対照的に、真っ赤でキラキラと光る小さな粒はいかにも美味しそう。
そして実際に、美味しいいいいいいいいいい。

ほのかな酸味が、甘さをむしろ際立たせる感じでしょうか。
そのままで食べるのはもちろん、スプーンでつぶし、牛乳にちびっと砂糖を入れて作るいちごミルクが……ああ、至福。

お腹はすでにパンパンなのだけれど、どっさり器に盛られて食べ放題状態だと、【まっと】、【まっと】……と際限なく手を伸ばしてしまいます(時折、寝落ちながら)。

てんで、本日の高知ことば【まっと】は【もう少し】【たくさん】の意味で使われます。
 例)こがぁこまいグラスじゃ飲んだ気がしないけん、【まっと】大きいの出してや。
幡多弁だそうですが、東北や北関東でも【もっと】の訛りか、同様の意味で使われるようですね。

ほんじゃーに。 あぁ、幸せ。

2017年2月24日金曜日

【ねんしゃ】を目指せ

*本日生きた証*
 AM:窪川でイベント報告書・アンケートの配布、資料返却
     ひなまつりイベント用買い出し
 PM:大正駅前にぎわい拠点にて、ひなまつりイベント仕込み
    事務作業
  夜:喜劇王の店でアルバイト

めいど・いん

どもども、たっちーです。

つぶですか、餡。
揚げアンパンが好物だった小さい頃、小豆の皮が舌にざらざらと残る感覚が気持ち悪く、粒あんは苦手でした。
肉まんやピザまんと並び、あんまんを買ってもらう時はハイテンション、けれど粒あんしか発売していない「井村屋」の幟が保温ケースの横に見えるとがっかりしたものです。
今となっては粒あんもこしあんも楽しめるようになり、明治の頃にようかんからスタートしたという井村屋さんの商品も美味しくいただいておりますが。
貴方はどちらお好みですか。

じゃぱーーーーーーーん!

と叫んだのは、ヒロミ・GOだったでしょうか。

「日本の食料自給率が低すぎる! 国産のものを食べてどうにかしよう」的なキャンペーン(?)は、自分が物心ついた頃からテレビや新聞、教科書なんかでもよく目にしたものです。
しかし、日本で作ったものを日本で消費することの意義は頭で分かりつつ、食品偽装や消費者問題のニュースを耳にするたび「国産=安全」という神話には疑問を抱いてきましたし、フトコロ事情によって同じ商品でも外国産を手にすることが多いです。
もちろん、小さな子どもに食べさせるものの農薬や添加物を気にするのは分かります、が。

つい撮ってしまった

うーーーーん。
これ、先日お邪魔した紙おしぼりおしぼりの裏面の注意書きなのですが、「え? おしぼりまで国産か否かを気にする人って多いの?」といささか面喰ってしまいました。
染み込ませてあるアルコールの質が悪いとか、紙の原料が粗悪ですぐに破れてしまうとか、そういうこと?

正直、じぇんじぇんわからない。 

これと少し論点が異なるかもしれませんが、元々、外国製品で「ツッコミどころの多いもの」が好きだったりします(ただし写真に収めたりネタにするだけで、まず買いはしない)。

か?

日本の国や文化、人が海外からどのように見られているかを考えるひとつのヒントにもなると思いますし。
お父さまか。

窪川半日ぐるぐるツアー

さて、本日も窪川の協力隊事務所にてお仕事をスタート。
先日の「しまんと未来編集会議」の後始末がもろもろとたまっているからで、大正からミッションチェンジというわけではありません。
イベントで制作した「フューチャーマップ」を高校に配達したり、ご協力いただいた方に改めてお礼のご挨拶と、イベントの報告書(仮)を配布したり……わたわたと窪川のまちを動き回ります。

お世話さまでした

「桃太郎」で人気の文本酒造さんにも、資料としてお借りした、昭和の頃の街並みや風俗、人々のお写真をご返却。
このいかにも「蔵」を思わせるお店の佇まいが酒作りの歴史を感じさせ、ひとつの商品を販売する場合でも「どこで(どのような空間で)」がその魅力を大きく左右し、顧客へ与える印象も異なるだろうと思わされます。
これはモノだけでなくコトも同様で、同じテーマや規模のイベントであっても「どこでやるか」で全く違うものになるでしょう。

さらに、同じくモノやコトに共通して影響を与えるのが「誰が」という点です。

わくわく

例えば高知の方にオススメの果物を聞くと、よく挙がるのは「文旦」ですが、同時に多く聞かれるのが「お母さんが、あの面倒な白い皮を一つひとつ剥いでくれた」というエピソード。
私自身、母の郷里から送られてくる柑橘類をよく剥いてもらいながら食べた記憶がありますが、「文旦」と「母親との想い出」の組み合わせの相性が、どれほど良いかが分かりますね。

親と離れて住むようになったら食べなくなってしまった人と、「面倒だけど美味しいからやっぱり食べる」人とに分かれるようですが、私は完全に後者。
というより、白い皮の苦味が結構好きだったりして、ものすごく厚いところだけ取ったらそのままパクリと口に入れてしまうのです。
決して、物臭では…あるけれど。

頑張っても

そんな物臭人間には向かないことといえば、几帳面さが必要な作業ですよね。

幼稚園児に完敗

昔から、落書きは好きだけれど、折り紙や工作は下手くそ、というか短気で大ざっぱゆえに細かいところに気も指も使えないのです。
週末に控えたひなまつりイベントに向けて、こども園・たののの園児たちが作ってくれたひな人形を基に飾りを準備しているのですが、どうにもこうにもはかどらなくてピンチ。

しかし、急ぐといかにも「やっつけ仕事」な感じが出てしまって、どうにもよくない。
テキパキさを備えた、【ねんしゃ】になりたいなあ。

てんで、本日の高知ことば【ねんしゃ】は【仕事や作業が丁寧な人】のことを指していいます。
 例)おまんはまっこと【ねんしゃ】やき、安心して仕事任せられるがよ。
幡多弁だそうです。

ほんじゃにー。



2017年2月23日木曜日

最寄りの【くいしんぼ如月】は?

*本日生きた証*
 AM:窪川(本庁)と窪川高校にて「しまんと未来編集会議」振り返り
 PM:大正でもろもろの事務作業、イベント後処理
  夜:タンパク質(および脂質)の摂取

カフェインデス

どもども、たっちーです。

やいてますか、餅。
ふとした時に、語源や言葉の組み合わせについて考えるのが好きで、日々見たり聞いたりする表現についてあれこれ思考をめぐらせています。
「やきもちをやく」という言葉は、嫉妬の「妬く」と「焼く」をひっかけたことから始まったそうで、妬いている人が頬を膨らせている様子からというのは後付けのようです。
ちなみに中国語でも「嫉妒」と漢字を書くものの、「吃味」または「吃醋」とも書くとか。
「吃」は「食べる」、「醋」は「お酢」なので、後者は何となく「辛酸をなめる」に近い印象を受けますね。

さて、薬のせいもあってかいつもに増して超絶に悪い寝起きです。朝です。
さながら体から質量が引きはがされて、ずぶずぶと地面に沈んでいくかのよう。

最近は、テレビの受けうりで朝イチに口にするのは白湯にしたりしなかったりですが、モーニングに合わせるドリンクといえばやはりコーヒーでしょう。

ええっと

と、これは昨日立ち寄った、高知で絶大な人気を誇る弁当チェーン【くいしんぼ如月】で見かけたカフェメニューであります。

よくよく見たところで、何も間違っているところはありません。誤字とか、脱字とか。

しかし。

全て同じ100円だったら、一個一個に値段書かなくてもよくない?
「オール 100円!」とか書いた方がお得感があるような……
あ、でもアメリカンの人は「ミルクも何も入っとらん、しかも薄いんだから安くしてよ」とむしろ損した気分になるかしら? はて。

タルタル食べたくて、夏

それはとにかく如月といえば、思い出すのは2011年の8月(確か)。

初めて高知を訪れたときに、たまたま入った居酒屋の店員さんと仲良くなり、翌日は一日市内を案内してもらったのですが、県民のソウルフードとしてここのチキンナンバンは外せないとをイチオシされました。

懐かしい

タルタルソースのかかった「チキン南蛮」といえば宮崎のイメージが強いですが、ここのは衣が薄め、しかもタルタルではなくオレンジがかったオーロラソースが掛かっていて一味違います。
その名の表記も「チキンナンバン」、うーんこだわってますねえ。

ちなみに上記はその5年前の写真ですが、マイナーチェンジとかしているのかしら? それとも何十年と変わらぬ味?
昨日食べて確かめればよかった、というか四万十町に一軒できたらいいのだけれど。

もっとも、如月レスな我が町といえど、美味しい肉をこじゃんと食べられるお店は充実しています。
モリモリっとな

この画像を見てどこの店か分からないのは似非町民、といっても過言ではないほど愛されているのはやはり満州軒さんでしょう。
ゆでホル(モン)とジャン麺の人気が高く、ここに来ると必ず食べていますが、今日はちょっと変わり種のハラミステーキを。

んーーーーーーー

や・わ・ら・かーーーーーーい。
まるでカルビのような歯ごたえなのに、脂っこくなく、下に敷かれた玉ねぎと一緒に食べると更に良いさっぱり感。

最近、あまり脂身が多いのはたくさん食べられなくなってきたので(え……トシ……!?)、こりゃハマりますわ。
けれど今晩もノンアルと最近は自重気味、どうしたの? と我ながら思います。

一方で、イベントは

続きます。
先週末の「しまんと未来編集会議」の報告書の骨子をようようまとめ、役場の関係者の方と窪川高校の先生方と振り返りのミーティング。
せっかく参加者の皆さんが時間を割ぎ、多彩なアイディアをひねり出して生み出した「窪川フューチャーマップ」を、一回性のイベントのものとして終わらせることだけはやはり避けたい。

ということで、あれこれ画策しています。

もろもろお知らせできる状態になったらガンガン告知させていただきますし、報告書は現在収集中のアンケートの結果をまとめ次第、Web上で公開する予定です。

イベント用写真のご提供の
武吉さんより

古い窪川の写真のご提供など、お世話になった方々へのお礼と、参加していただきたかったけれど叶わなかった方や「声かけられたけど、何してるか分からんかったから断った」という方にも、どんなものだったか、そしてこれからどうなっていく(つもり)かお伝えしたい。

日々ヘコむことも多かれど、とにかく一つ一つのことから逃げないで行きたいものです。

てんで、本日もNOT高知ことば、高知のソウル弁当(そんな言葉あるのか?)を供給するお弁当チェーンは【くいしんぼ如月】さんです。
ちなみにこの会社のWebサイトのURLは<http://www.nanban-tabetai.jp/>、どれだけナンバンに魂を注いでいるかを思い知りました。

ほんじゃに!

2017年2月22日水曜日

お腹のために、今日も【リープル】

*本日生きた証*
 終日:高知市内にて「高知ふるさと応援隊」テーマ別研修に参加

ダメ、ゼッタイ。
どもども、たっちーです。

明治ですか、チョコレート。
バレンタインが近づくと、TVCMではチョコレート〜ロッテ〜♪ の曲を聴く頻度が上がりますが、私は断然「めっ・いっ・じっ!」派です。
小さい頃は生クリームがあまり好きではなくて、「ケーキ買っていこうか」と言ってくれた親戚のおばちゃんに、こっちの方が良いなとブラックチョコを買ってもらった思い出があります。
ちなみに、きのこよりたけのこ派、決め手はチョコの量よりもビスケット部分の美味しさだったり。

それにしても、ですよ。

ね、

ね、

ね、

ねむうぅぅぅぅぅぅい!

頭はこんな感じ

何これ。
いや(実は然るべき事情があるものの)確かに居眠りは常習犯で、平時でも昼間、急激な眠気に襲われることが多くあります。
どんなに「寝ない!!!ていうか寝るとかありえない!!!」と思っている会議や講習なんかでも、ガッツリ船を漕いでしまうダメ人間なのは自負しています。

どうにかして起きていようと、姿勢をものすごく正したり、眠気覚ましのツボを押したり、午後の場合はお昼は食べず満腹を回避したり、最終的にはシャーペンの先をブスブスと太ももに突き刺したりして努力はしています。

でも、いかん。いかんの。

しかも昨日処方された薬が、予告された通りに更なる眠気を誘っているようなのです。
更に恐ろしいのが、意識が飛んでいるという自覚が無く、トリップしているということ。

眠りの妖精・ひつじちゃん
(あれ?これはヤギだったかね)

今日なんか「ようし、なんとか乗り切ったぞ!」と思ったのに、後ろにいた人から「カクンとなってたね!」とツッコミを受けてものすごく衝撃でした。
何が怖いって、研修や会議なら恥をかいたり、信用を失って自分が損するだけかもしれませんが、運転中にいきなりフラッとしたらえらいことになります。

お医者さんには「眠気くるから調節してね〜」と言われているので、様子を見て加減しないといけません。。。

しかし、クズです。 ごめんなさい。

やる気はあるのに

と、本日、私が無意識のうちに船を操縦していたと指摘されたのは、こちら。

お初です

高知県では、「ふるさと応援隊」と呼ばれる集落支援員や地域おこし協力隊を対象に、地域活性化や場づくり・人づくりに関する様々な研修会が実施されています。
私は初めての参加、高知市・上町の龍馬の生まれたまち記念館で開催された今回は、より良いイベントの企画立案とその効果的な情報発信がテーマです。

にぎわい拠点で行う諸々のイベントしかり、先日の「しまんと未来編集会議」しかり、何かの企画を形にするというのは実際にやってみてこそ、その難しさを実感しますね(もちろん、面白さもですが)。
いくら意義のある(誰かにとってのメリットがある)イベントだったとしても、ターゲットに情報としてその魅力を訴求できなければ参加してもらうことはできません。

船?
ううう、ごめんなさい

参加者はそれぞれ、今自分が計画しているイベントの企画書を持ち寄り、セミナーとワークショップを通してブラッシュアップしていくというもの。
午前はれいほく田舎暮らしネットワークの事務局長・川村さんから、企画ノウハウの基礎の基礎について、豊富な事例を交えてうかがいます。
午後は高知新聞・学芸部の竹内さんより、同紙の各支局長(各地域の担当記者さん)との関係作りや目を引くプレスリリースの書き方を通じて、企画をより磨き上げながら情報発信につなげていくことについて学びました。

うん、勉強になった、とてもなった。
他地域の協力隊員とも交流できたのも、非常に良かった。
しまんと未来編集会議の今後とフューチャーセンター実現に向けて、貴重な意見やアドバイスもたくさんいただいた。

が、船漕いでたって? しかも無意識に?
参加は義務じゃなく、あくまで希望者が来てるのに?
●ねば良いよネ☆ ヾ(〃^∇^)ノ

そうさ、今日は

徹底的にツッコミまくろう(&自責しよう)キャンペーンであります。

個人ワークや少人数でのグループトークもあったので、まだマシだったとはいえ……
主催者や講師の方はもちろん、他の参加者にも失礼な話、寝るなら来るなよ。

めちゃめちゃ強力な眠気対策をご存知の方、タスケテ。 切実。

うーむ

が、せっかく色々と学べた1日だったのに、これほどネガティブなままで記事を終えるというのはいかがなものか。
てんで、全然脈絡がないのですが、お昼休みに立ち寄った売店で頭に浮かんだツッコミにについて。

最近やたらめったら、

うーーーん

お菓子に乳酸菌、詰め込まれてませんか。 

チョコレートをはじめヒットしているらしいですし、「腸内環境のために乳酸菌」というが一般常識になりつつあります。
が、スナックとかチョコレートで摂取できる菌のメリットと、本体の糖分や脂肪によるデメリットを天秤にかけるなら、お菓子はやめてヨーグルト食べるなり【リープル】を飲むなりに私は切り替える。
そもそもお菓子を食べる時ぐらい、腸のご機嫌をうかがいたくないというか…

ま、美味しければ何でも食べますけれどね。

出典:tacyu.blog17.fc2.com

てんで本日は高知ことばならぬ、高知ご当地食品【リープル】は、ヤクルトやソフトカツゲン、ピルクルに似た乳酸菌飲料です。
売店やコンビニでお馴染み、南国市に本社を置くひまわり乳業さんの看板商品ですが、一歩高知の外へ出ると見かけなくなることでご当地商品だと初めて気づく県民も少なくないとか。

ほんじゃーに。

2017年2月21日火曜日

【ぐじ】をグジグジ

*本日生きた証*
 終日:市内で頭の輪切りイベント
  夜:アシアナカフェでバイト

ビリー ・

バンバン、たっちーです。

自分でも驚くぐらいに意味のない見出しで始めてみました。
なぜかって?

かつてないほどに、記事に何を書いて良いか分からず筆(というよりタイプする指)が止まってしまった、いわばやる気はあれど書くことがない状態だったからです。
もっとも、今日だって何もしなかった訳ではありません。

だから昨日食べたものを
唐突にアップしたりする

確かに、普段よりかなり寝坊はしてしまったけれど、お天気だったので数ヶ月ぶりに洗濯物を外に干してみたり(2階のベランダから漏れた雨水でひどい目に遭って以来、面倒で部屋干し)。

ぶいーんと市内へ行ってみたりもしたわけですが、今回は遊び目的ではありません。
人生初の頭痛外来、いわゆる脳神経外科での診療をお願いしたのであります。
昨年末からの、日によって痛み方の違う頭痛が慢性化し始め、「いっぺん、ちゃんと診てもらうべき!」と皆さんからご心配いただいたので、ようよう重い腰を上げたわけです。

CTは経験あれどMRIは(多分)人生初(かもしれない)、ドラマでおなじみの白いトンネルに頭を突っ込み約30分、ゴゴンゴゴンと非日常的な音が響きます。

だって病院じゃ
撮影できないから

うーん、この機械音にかき消されてしまうのは明らかなのに、申し訳程度に流れ続けるクラシック音楽の意味について誰か40字以内で説明してほしい。
まぁ、閉所恐怖症ではないし痛くもないので、いいのだけど。

ボビー・

オロゴンは元気にしているのか、という疑問はさておき、現代の医療技術ってすごいですね。
クラシックワールドから下界に出ると、たちまち診察室に呼ばれて結果を分析していただけるのだもの。

「えーとこれ、頭を16個に輪切りした画像ね、こっちが前、後ろ、右、左……でこれが目玉ね」
超大御所の映画監督と同じ名前の院長先生が、ドラマでおなじみの黒地に白の画像を見せながら、サクサクと説明をしてくださいます。

結果。

薬局 × ラーメン特集雑誌
=一部の人への嫌がらせ?

脳ミソも血管も全然綺麗だね〜〜〜
危ないところはまるでないよ〜〜〜

想定内のコメントをいただき、緊張性頭痛ということで肩こり緩和のお薬と頓服を処方されましたとさ。
往復2時間 + 午後の検査までの時間つぶし + 高速代 + 診察代 で時間とお金の浪費感が半端ない1日ですが、これなら仮に倒れても「だからきちんと診てもらっていれば良かったのに!」と言われずに済むでしょうってんで。

残念だったのは、夕方には窪川へ戻らねばならず、市内まで来たのにゆっくりできなかったこと。


マギー・

司郎も最近どうしているか気になったり、ならなかったり。

それはともかく、午前と午後の診療の間、約1時間をどこで過ごそうかなと思いついたのは、卸団地(その名の通り卸業の会社や店舗の密集地)の芋屋金次郎カフェであります。

おしゃんてぃーやんけ

栗、かぼちゃと並び、女心を掴んで離さない三大黄色野菜(栗は野菜なのか?)の一つであるサツマイモ。
窪川では「塩けんぴ」が大人気の水車亭さんが有名で、買ったスイーツを食べることのできるスペースもあるのですが、ここのようにカフェという感じではないのですよね。

コーヒー好き(ただし違いの分からないレベル)としては、やはり美味しいスイーツは美味しい深入りブレンドと楽しみたいってんで。
パフェにもかなり心を惹かれたけれど、カップルで賑わう店内、毛玉もつれのパーカーに身を包んだ女が一人でパフェをかき込む、というのはさすがにアレだ。

コーヒーはフレンチプレスなのね

てなわけで、チョイスした安納芋のモンブランは、芋の自然な甘さを生かした生クリームがうまうま。
ふわふわのスポンジの土台が、マカロンかタルト生地だったら言うことないのになぁ、なんて偉そうなことを思いつつ、恩師の音楽エッセイ片手に至福の時間を過ごしました。

ただし、眠気の副作用がある薬をもらったことが唯一の気がかり、ただでさえ居眠り魔なので服用には注意が必要だなあというところ。
むろん、今後通院が必要というわけではなかったので、【ぐじ】は言ってられないのですけれど。

てんで、本日の高知ことば【ぐじ】は【不平】という意味で使われます。
 例)思い通りの結果にならなかったからって、【ぐじ】ばっか言いなや。

ほんじゃに。

2017年2月20日月曜日

【わかいし】は元気かい

*本日生きた証*
 AM:窪川の協力隊事務所でイベント後始末
 PM:大正駅前にぎわい拠点に待機
   夜:ジョシカイ(新種の貝類?)


バック・トゥ・2days ago

どもども、たっちーです。

回してますか、根。
組織で、あるいは人の繋がりが密な地域で生き延びてゆくためには、考えうる限りの関係先に早め早めに話を通しておくことが極めて重要です。
そう頭では分かっているのですが、無駄に愚直、というより精神年齢が低いためか、未だにうまくやれず、敵を作ることも多い人間です。
オトナの階段を前にして、実は足踏みを7年間も続けていたのかもしれません。 うーむ。

こうして書いてみて改めて考えさせられるのが、「オトナ」とは何ぞや問題です。
一般的には20歳以上を指す「成人」に比べて、定義が多様な気がするのですけれど、いかがでしょう。

オトナもコドモも

ちなみに一昨日行った窪川高校でのイベントの場合、与えられた企画の枠は「高校生・大学生・社会人の意見交換」だったので、この辺りはあまりモヤモヤすることなく参加者を募集することができました。
「社会人」ならば、「学生を卒業した人」が共通認識としてある(と思われる)のでね。

もっとも、人間、どれほど(偏差値の高い学校であっても)高等教育課程を終えたからといって内面的に成熟したという保証にはなりません。
斬新なアイディアはもちろん、大学生や社会人よりもよほどしっかりした考えを持っていたり、地域の将来を真剣に考えている高校生もたくさんいる。

昔の窪川の写真にコメント

(情けないことに)イベント の最中は時間管理と進行に手いっぱい、グループワークでの制作物や感想シートをしっかりと見ることができなかったのですが、記録用の写真を収めながらそう実感しました。

左上の「四万十ポーク街道」も
気になるけど

数え上げれば沢山あるのですが、例えば「理想的な窪川駅(周辺)」には「様々な年代の人が交流できるようなコミュニティスペース」が必要、というのは複数のグループからでたアイディアです。
卒業しても四万十町で暮らすこと、将来的には 町に戻ることを希望する高校生から「自分が高齢化した時にも住みよいまちにしたい」と出された案だと聞き、良いなあと思いますねえ。

ただし、猿の次郎の得意技は

反省です。
何がって?

「川の水族館」もえいね

イベントの企画・準備・進行の全てにおいてであります。
これも数え上げればキリがなく、例えばグループワークでは「指示が複雑」というご指摘があり、社会人や大学生の参加者の皆さんのリード無くしては次の作業が分かりそうになかったとのこと。

余裕を持って進行業務に徹し、その場できちんと参加者ひとりひとりの表情を見ていれば、「もう少し説明が必要そうだ」と臨機応変に対応できていたかもしれません。

高等教育機関で若者を
呼び込むってのも

そのためには準備こそが肝だったはずですが、例によってポカをやらかして直前までゴタゴタ。
しかも、そもそも企画の詳細を詰め始めたのも遅すぎて、写真収集をはじめ準備作業の段取りが十分でなかったのです。
参加者の皆さんには、土曜日の貴重な午後のひとときを割いて来ていただいているのに、何たる無礼!

もっとも、プロのファシリテーターや企画屋さんを目指しているわけではありませんし、こうした企画を始めから終わりまで手がけるのは初めてですから、課題は多くて当然。
後悔はフロントに立ってくれないの。

球場欲しいな〜

次、何をどういう形でやらせていただくかは未定ですが、今回の反省点を生かして改善に繋げてみせませう。
せっかく、ポジティブな感想もいただいたことですし。
てんで、駅前開発のアイディア自体も何らかの形で今後に行かすべく、出来上がったマップを持ってあちこちをウロウロしておりましたとさ。

そしてイベントはつづく

ひとまず一つの山を越え、報告書作りにウネウネと時間を費やしていた午後、次なる大正でのイベントに向け、大正駅前にぎわい拠点には可愛らしいお客様が到着です。

ハイクオリティぞね

四万十街道ひなまつり」の一環として、こどもの手作り雛を大正のまちなかのお店や民家へ飾っちゃおう! という企画ですね。
認定こども園「たのの」への製作依頼分の一部を受け取ったのですが、先生のご指導の賜物もあり想定を超えるクオリティでびっくり。
残りが出来上がるのを楽しみにしつつ、外での展示に耐えられるよう如何にカバーすべきか、先輩隊員と頭をひねります。

こうして、わたわたと動き回った1日は、美味いもので締めくくりまひょ。

うへへへへ

前から気になっていた窪川のピザ屋「LOCO」さんを初来訪。
もっちりとした生地ながら絶妙な薄さ、端っこは石窯でパリパリに焼き上げられていて、うま、うま。

【わかいし】のみならず、中高年にもファンの多いピザは、イタリアンとはいえ日本の国民食にもなりつつある?

てんで、本日の高知ことば【わかいし】は【若者】という意味で使われます。
 例)うちの会社の【わかいし】は、 誰っちゃあタバコを吸わんよ。
「若い衆」の訛りでしょうね。

ほんじゃに。