2017年1月3日火曜日

【したっけ】、できる。

こんばんは、たっちーです。

呼んでますか、嵐。
小学校高学年の頃、それまで全く興味のなかったジャニーズに俄かに熱くなり、雑誌を買ったりドラマを見るようになりました。
嵐では櫻井くん推しで、彼が出演するということで見始めた「木更津キャッツアイ」をきっかけにクドカンにハマった経緯もあります。
デビュー曲の「A・RA・SHI」は衣裳と曲名のダサさに驚愕した記憶がありますが、今やすっかり国民的アイドルですから、ジャニパワーは不変ですね。

しゃれた、おつ

暖房器具というと実に多種多様、それぞれ長所・短所がありますが、囲炉裏やストーブ、暖炉といった火や炎が直接見えるものは風情がありますね。

いかにも

目にも心にも暖かい感じ、なんてったっておしゃれですからね。
薪ストーブには、外国の絵本に出てくるような煙突もあり、風情があります(なお、サ白ひげの親父が通れる太さではありません)。

割ってないけど

薪の調達・保管、煤の掃除などの面でデメリットもあるそうですが、ちょっと夢ですよね。
夢といえば、高校の数学で挫折するまでは獣医を目指していた私は、牧場のように大型動物と触れ合うことが大好きです。

ぐりーんぐりーん

昨日からお邪魔している栃木・那須塩原にはあちこちに小規模の牧場・牧草地があり、ほのぼのとした風景が広がっています。
四万十町と同じく山間部に位置しながら、比較的平野部の多い高原だなあという印象です。

車から見える風景も、つい四万十町や高知県との比較をしてしまうわけですが、同じ山を流れる川(本日の場合、箒川)でも何故こうも違うって見えるのかと考えるのです。

急流ながよ

単純に四万十川と比べれば川幅は狭く流れも急、かなり短いスパンでうねっており、増水すると川縁がえぐれていくといいます。
が、川を囲む風景についていえば、ここらは四万十町よりも「冬」感が強く感じられる。
おそらくですがその理由の一つに、広葉樹が多く、葉がすっかり落ちてしまっている木が大半を占めることを挙げて良いと思います。

面積の8割以上を森林が占める高知県、その大半はスギやヒノキといった針葉樹で、落葉する種類の方が少ないため、冬場もあまり荒涼とした感じがないのかもしれません。

一つの地域の特徴を知るためには、少なくとも1年、一通りの四季を過ごして見る・感じるプロセスが必要なのでしょうね。


観光しよう、そうしよう

それにしても、いくら休みだからといって、ぼけーっと食っちゃ寝して過ごすだけなのかって?

ハハハまさか、がめついのでそんなことはいたしません、きっちり見るところは見ています。
例えば、塩原温泉郷の東部に位置する吊り橋「もみじ谷大吊橋」は那須の一大観光地となっています。
全長320mと国内最長クラスながら、歩を進めると揺れを感じられるスリル感が味わえるだけでなく、キャッチコピーが「恋人の聖地」てんで。

なぜかしら

「何を根拠に?」とつい笑ってしまったわけですが、NPO法人・地域活性化支援センターによる事業で、全国の観光地において「プロポーズにふさわしく、ロマンティックなスポット」と認定されたのだそう。
(なお高知県では、足摺の展望台、室戸岬、大山岬が選出されていました。)

「温泉地」は全国各地に数え切れぬほどある中で、若いカップルや仲の良い夫婦を呼び込むフックとしてどれだけの効果があるかは要検証ですが、少なくともPRにおいてコンセプトが明確になり、商品開発もしやすくなっているように感じます。

続いて向かったは、全長60mに渡る回遊式の足湯温泉施設「湯っ歩の里」。

木組みの建物もいい感じ

塩原温泉郷は湯治場として歴史のある場所ながら、バブル崩壊以降は次第にさびれていってしまったとのこと、ここもかつての旅館が撤退した土地に、那須塩原市と地元観光団体によって建設された施設だそう。

こんなの初めて

しかし現在は、わずか200円ながらロッカー完備、施設はとても清潔に管理され、着替えを必要としない「足湯」という手軽さで、通りすがりのドライバーたちにもヒットしている様子、老若男女で賑わっていました。
真冬の今は建物の周りをウロウロする気にはなれないものの、庭園も美しいと評判です。

四万十町にも、松葉川大正一の又渓谷十和といった評価の高い温泉はあるものの、そういえばこのような足湯ってまだないかしらん?

アンケートに答え、
福引でもらう。

高速のインター近くや、国道・県道沿いなんかにあれば結構客寄せになり、昨日のハンモックカフェに居酒屋+漫画喫茶の要素とも抱き合わせたら地元の方も集まるように思うのですが、どうかしら。
意見求ム。

入っても、入っても

で、今回は湯めぐりツアーってことで、二日連続の日帰り温泉へ。
ここ「あかつきの湯」は源泉掛け流しの温泉とマッサージ、休憩所(食堂付き)に加え、バーデプールと呼ばれるドイツ式の円形温水プールを併設しています。
(水着は着るけれど、ざばざば泳ぐのではなくアクアビクスや水中ウォーキングをするところね)

この周辺にはいくつも入浴施設がありますが、フィットネス機能も備えているとなると、地元の方にとっては定期的に足を運ぶきっかけになりますよね。

露天風呂、しょう気持ち良かったYO!


視覚・嗅覚、また味覚

体を癒した後、図らずも満たされたのは眼福です。
蝋梅」は、初めて見ました。

おはつです

その名の通り、まるで蝋細工でできたような独特の質感の花からは、ふんわりと甘い香りが広がってとても心地良い。
ちなみにこれは、知人夫妻のこれまた知人が群馬 のご実家に植わっているものを持ってきたそうですが、普段花に興味のない私のようなタイプですら幸せになるのですから、観光資源としてやはり植物は重要ですねえ。

そうそう幸せといえば、いかにも正月休み! をよく味わえるのは、ゆるーくゲームを楽しむ時だったりします。

カラーリングがまた


黒ひげ、ならぬラブひげ危機一髪は、差し込む剣にそれぞれミッションが記載されており、飛び出させてしまった人は剣に書かれた指示に従うというルールです。

ミッションはいろいろ

こりゃ、合コンとか男女混合のシェアハウスでやったりしたらリア充が盛り上がるヤーツ! 知らんけど。

あとは定番の積み木くずし、というと何だか語弊がありそうなあれね。

どっきりこん

私のような猿並みのゲームセンスの人間でも明解なルールだからこそ、長年にわたって愛されている秘訣かもしれませんね。
崩れる時は、間違いなく叫んでしまうし。
なお、この間に用意されていたゴハンは安定の美味しさであります。

那須牛、しぐれ煮られる

しかしここまでは、勉強と称して単純に那須のリゾートを楽しんでいるだけじゃね? と思われて仕方ありません。
美味しいものも食べ、確かに満喫してました。

が、それだけじゃ終わらないよ! 
市販のお土産以外にも、高知/四万十の魅力を町外へ発信していくのは協力隊としての私のミッションということで。

だいぶ慣れてきた

大正は下津井の秘伝料理・小萩揚げに、モチモチとした甘い衣が他県とは大きく異なる芋天(昭和地域仕込み)をこしらえ、知人ご夫妻 と蝋梅の提供元ご夫妻にお召し上がりいただきました。

砂糖が少し足りず、どちらも甘さが少し控えめになってしまったもののご好評いただき、特に小萩揚げは「止まらないね〜」と嬉しいコメントが。

カツオをはじめとする海産物以外にも、高知には美味しい料理がたくさんあるの! というアピールに少しは貢献したと思いたいですな。
(なお小萩揚げが食べてみたい、という方がもしいらしたらご一報ください。)

なんにせよ、こんな風にたまには町の外へ出て、他の地域と比べること。
【したっけ】、四万十町と高知の良さに広めて気づくことができるのではないかしらん。

てんで、本日も栃木ことば、【したっけ】は【そうしたら】の意味で使われる接続詞です。
 例)ちょっとだけと思って、あの道路脇に車停めたんよ。【したっけ】、ちょっと目を離したら駐禁とらてて泣けたわ。。。

そして続編はつづく。





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