こんばんわ、たっちーです。
スーッですか、ビタミン。
清涼飲料というと、コカ・コーラやカルピスのように何十年・何百年と愛され続ける商品がある一方、ごく一部の世代にだけ強烈な印象を残しているものもあります。
しばしば、復刻版などが販売されると大反響が生じていたり、あるいはブームこそ去れど売られ続けていることを知り驚くこともあったり。
私の場合、桃天こと「桃の天然水」(with 華原朋美)や「力水」なんかは懐かしく、「MATCH」は「エネルゲン」並に薬臭い味なのに何故まだ廃番にならないか不思議です。
ひやりん
気温の低さ自慢、もとい不満は、いい加減もう結構!
とさすがの私でも思うのですけれど、だって寒いんだもん。
しもしもー? (平野ノラ風に) |
敷地内に置かれた鉢植えも白く染まる、氷点下の大正地域振興局であります。
窪川からROUTE381をぶーんと行く間に見える景色にも、霜がびっしり降りています。
けれどお天気は快晴、次第に気温が上がっていく午前中にとりかかったは、先輩協力隊員と共に続々々・竹取物語です(スター・ウォーズ並に引っ張りすぎて、エピソードいくつか不明)。
おひさです |
中津川の竹林から切り出して20〜30cmほどに分け、寝かし、もとい放置して早や約4ヶ月が経ったもので、嫁に行き遅れるワイ! と、かぐや姫からクレームが……
あったような気がしました。
だって一部はカラフルなカビるんるん♪ でいつのまにかデコられているってんで、まずは亀の子タワシ&ハイターで綺麗に磨いていきます。
天日干しからの加工 |
その後、ノコで半分ほど切れ目を入れたらナタでパキッと、一部を残して半割りにします。
これは来月からの「四万十街道ひなまつり」で、大正の商店街に飾られる予定のお雛さま用ケースなのですね。
電ノコも動員して一気に30本ほどこしらえ、認定こども園「たのの」の子どもたちが作ってくれるお雛さまの出来上がりを待つことに。
乞うご期待であります。
意外と
そうこうしているとあっちゅう間にお昼になり、竹を紙やすりでシコシコと磨いてしあげていた午後、四万十町を視察中という馬路村役場の職員さんがにぎわい拠点へご来訪です。
馬路といえば、ゆずと関連商品のブランディングで高知県内はもちろん全国的にも知名度が高く、地域活性化の成功事例として必ずといっていいほど取り上げられるほどの村。
しかし意外にも、地域おこし協力隊員の採用はこれからとのことで、大正の隊員の活動概要などについてお話させていただきました。
隊員の義務として竹加工も 含まれます(嘘) |
ちいとでもお役に立ったなら良いですけど、はて。
ほんで窪川の本庁舎へ移動し、春に開催予定の町民講座の企画会議へ参加します。
第3回会議ながら私が出るのは初めて、しかしいつもながら遠慮の一つなく、思いつくまま言い散らかす態度のでかさでしたが、今回で一気に具体性が詰まったとのこと、結果オーライでしょう。
テーマは高知から南米への移民 |
とはいえ参加者の一人、これまでイベントや飲み会を中心にちょこちょことしか接点のなかった職員さんに、「いやあ、こんなにしっかりしてるトコロ初めて見た!」と驚かれました。
ええ? ベースは真面目に仕事して、呑んでふざけてるのは時々ッスよ(震え声)。
冬の夜はさらなり
からの、本日最大のお楽しみは夜に控えているのですねえ。
てんで、窪川から車に揺られること2時間弱、到着したは高知県の西の端っこ・大月町の港であります。
なんちゃあ見えん |
なんのためって?
毎度お馴染み流浪のレジャー、夜釣りに挑戦するために他ならん。
堤防から狙うはアジですが、夏の終わりに行ったサビキ漁とは違い、キビナゴを餌にして釣る手法に挑戦です。
やっほーい |
キビナゴというと刺身を酢味噌で、あるいは天ぷらか南蛮漬けで美味しくいただくものというイメージしかなかったため、なんて贅沢な漁なのかしらんと思ったのですが。
黒い海を覗きこむと、どえらい量のキビナゴが海面をビッチビチ跳ね回っており、全てを悟りました。
なお師匠によれば、昨晩はドシドシ釣れたということで今晩も期待はできるとのこと。
んが。
んがががが。
なお、氷は巨大自販機で仕入れまった |
重ねに重ねた防寒着から止むを得ずはみでた顔や指先を、冷たい風が吹き付けるなか、あたりがにゃーい。
というか、この釣り方が初めてなので当たりの感覚がわからにゃーい。 にゃにゃにゃにゃーい。
お! とようやく強い引きを感じリールを巻くも、間もなくバチンとバラされてがっくり……
したのですが、ほぼ同じタイミングで師匠にも大きなヒット、竿を渡していただいて格闘する長い長い数分間、腕っぷしには自信のある私でもさすがにヒーヒーいいながら引き上げました。
sooooo heavy |
ぐへえ、なんだこのバケモノ……
その名を聞けばヒラスズキ、けれどスズキよりも臭みがなく、鍋やフライはもちろん、刺身や湯引きにしても美味しい子だそう。
ひとまず ボウズは逃れたし、これだけのサイズが釣れるのは中々稀ですごいことらしいのですが……
80cmオーバー |
ががが、 今回の狙いはあの子なの、本命を一匹でも釣れないと納得いかないの!
てんで、引いたり引かれたり、バラされたりとネバネバすること約3時間。
ぬおおお |
やった、ついにやったよ……
君を待っていたのさ、アジちゃん。
スイッチが入るまでにかなりの時間を要したものの、一度釣れると少し感覚がつかめたのか、それからホイホイと続けて2匹をゲットしました。
空気の読めるアジ |
そんなこんなで、帰宅したのは2時半前。
送迎+釣り具フルセットのレンタル+仕掛けづくり+懇切丁寧な実技指導、そしてド初心者には何よりも大事な「励まし」を毎度快くご提供くださる、師匠達に心から感謝しつつ……
アジが釣れなきゃ、【こたすまん】!!! と全身から発していた私だったので、師匠達も日が昇る前に帰れたことに内心ほっとしていたことでせう。
てんで、本日の高知ことば【こたすまん】は【物事が終わらない】【次の展開にならない】という意味で使われます。
例)こうなったら、おまさんが一言詫びを入れんと、【こたすまん】ちや。
「事が済まん」が訛ったのでしょうね。
そして釣りバカ入門はつづく。
0 件のコメント:
コメントを投稿