2017年12月30日土曜日

【さでて】おこ

*本日、生きた証*
 終日:まさかの

かっぱっぱ

どー。どー。たっちーです。

写真撮りましたか、パネル。
イラストの書かれた板に穴が空いており、そこに顔を入れ込んで遊ぶ観光地の定番、といえば顔ハメです。
実に良くできているハイクオリティなものもありますが、大抵はどこかしらツッコミどころのある出来栄え、寂れた観光地にあると更に切なさが駆り立てられます。
一人旅が好きな人間にとって、顔を入れて取れないのがちょっと悔しい。

顔ハメといえば。

四万十町では新春から、カッパの顔ハメをして遊べるって知ってました?

どーん

大正は打井川地区の「海洋堂かっぱ館」はなんと年明け2日から営業、お正月仕様のパネルが登場するらしいでっせ。
その他、カッパを救う謎解きゲームとか、リアルカッパとの写真撮影とか、限定福袋の販売とか、何やら盛りだくさんです。

……でもカッパの福袋ってなんなんだろ、キュウリとか皿とか入ってんのかしら。

しかし、日を追うごとに寒さが厳しくなってゆくこの時期、私が切実に欲しいと感じるのは皿よりも土鍋です。

うん、まぁ、一人で土鍋とか多分しない。

ぐつぐつ

性格的に、一人鍋っちゅうのは全然余裕、美味しいものの為ならば切なさなんぞ全く気にしないわけですが、やはり大勢でワイワイと囲む方が間違いなく楽しい。

昨晩の場合は、安定のキムチ鍋、まず彼(?)は裏切りません。

で、新しい食べ方として教わったのは、自分の取り皿の下にスライスチーズを敷いてから具材と汁をとるというもの。
熱でちょうど良くチーズがとろけて、具材に絡んで大変に美味!

イカサマは

鍋にとろけるチーズをぶち込む、のは知っていたけれど、これならば食べる人の趣味に応じてカスタマイズできるし、加熱しすぎてチーズがグズグズになることもありません。

さて昨晩、そんなニュー・キムチ鍋をいただいたのは窪川は志和峰の一軒家。
藤原鮮魚店のお刺身盛り合わせ(ぴっちぴち!)に、デュロックファームのポークステーキ(脂身が甘いっ!)をはじめ、方々からご馳走が集まっているところに、私はそこにイカちゃんを投入。

海産万歳

先日宿毛で釣ってきた紋甲ちゃんを冷凍していたのですな。

一部は刺身、一部は塩胡椒+レモン、一部はにんにくバター醤油にて。
おかげさまで好評をいただいて何よりでありました。

しかし振り返ってみれば、ちょうど1年前の12月30日も自分で釣ってきたイカを皆で食べてました。

思い出せば

あかん、釣りに飲みにと、年末の過ごし方が全く成長してないやんけ!!!

と思いましたが、その時は大抵誰かに獲物を渡して調理をお願い、今は自分でちょっとはやってみようとしている……ならば、少しは進歩したのかも。

またしても丸一日クズのような過ごし方をして自己嫌悪にまみれた本日、プラス思考になれる要素を必死で【さでて】いましたとさ。

てんで、本日の高知ことば【さでる】は【かき集める】という意味で使われる土佐弁です。
 例)後でちゃんと整理するき、ひとまずざっと【さでて】ケースに入れちょってや。

ほんじゃーに!

2017年12月29日金曜日

【おばち】まで

*本日、生きた証*
 AM:ゴミ
 PM:べんきょ
   夜:タコぱ

いもはすごい

べっくしょい、たっちーです。

凍結ですか、フロントガラス。
この時期、恒例となっている窪川の朝の光景ですが、私は未だに慣れません。
間違いなくガリガリだとわかっているのに、うっかり忘れてつい普段と同じ時間に家を出て、車を見た瞬間「うひゃ」となってしまう。
そこからエンジンをかけてあたためつつ、ぬるま湯なんかかけたりするのですが、当然予定時刻に間に合わなくなるわけで……

昨日も若干、遅刻してしまいました、さぁせん!

まだ薄暗い

訪れましたは、大正の旧大奈路小学校であります。

先日の仁井田に引き続き、地域の方々が集まって餅つきをするとのことで、またまたお邪魔したってわけね。

とはいえ、餅ネタばっかりもなんなので、並行して作られたこちらをとりあげましょう。

でかい

年末年始、お腹まわりが気になるあなたの心強い味方、こんにゃく様であります。

私も日頃から大変お世話になっているけれど、そういえば芋から作ったことないなぁってんでお手伝いさせていただきました。

ふむふむ

しかし、作り方を教えてくださった地域のおかみさんによれば、実は餅とこんにゃくというのは一緒に作ると良くない組み合わせだといいます。

(詳しいことを調べようとしてもさくっと出てこなかったので、科学的裏付けがありませんが)餅の成分が混じってしまうと、こんにゃくが固まりにくくなってしまうのだそう。
でんぷん質が入ったほうが固まりそうな気がしますが、不思議ですね。

さて、上のでかくてボコボコなお芋はんを切り分けて、鍋にぶち込むこと数時間。

時間かかる

箸がすっと通るぐらいまで茹でて潰してゆくのですが、これが中々時間を要します。

皮を剥いてから指でボロボロと潰したら、ミキサーにかけてドロドロっと滑らかに。

でろーん

少しずつ灰汁を加えながら混ぜ、粘度が高まってきたら手で練ります。
おかみさんたち曰く、「鍛える」!

ちなみに木灰汁には、生地を固めるだけでなく、こんにゃく芋が本来もつエグみの成分を中和する役割もあり、その色や性質によって、こんにゃくの仕上がりも大きく変化するそう。
柚子の木から作られた 灰だと、柚子の香りのこんにゃくができるとか。

ネッチネッチとしてきたら、空気を抜きながら団子状にし、灰汁を塗りながら表面をつるり整え、茹でます。

先人のちえ

こんにゃくは、紀元700年頃に中国で食べられていた記録があり、その後仏教と共に日本へ伝来、鎌倉時代には一般に定着するようになったといいます。
しかしまぁ昔の人は本当によう考えたものですし、「いかにうまいものを食べるか」に対する人間の研究努力たるやいつの時代も凄まじいですなぁ。

ぷるり

プルプル、とぅるんとした食感が特徴ですが、それ自体に味はないといって良いし、中まで味を染み込ませることの難しいこんにゃくが、なぜここまで日本の食文化に定着したか。
どうやらその豊富な食物繊維による、食後の整腸や便通改善のために食べられていたと見られ、戦国時代の医学書には医薬的効果があると書かれているそうです。

食文化を辿るのは面白いなぁ、ほいたら高知の代表食・鰹のタタキはどうじゃろと調べてみると、どうやら諸説あるらしい。

お通しに出ちゃう嬉しさ

江戸時代までに、鰹が大漁だったときに藁で半焼きにした、明治維新の頃にステーキ代わりに鰹を焼いて西洋人に食べさせた、云々。
そもそも、いわゆる「黒潮文化」で繋がる鹿児島、和歌山、静岡、千葉にも、魚を焼いて刺身にする習慣があるそうなので、高知が最初とも特定されていないのだとか。

何にせよ、今はタタキといえば高知、ぐらいにお馴染みになっているのは確かですから、土佐人の好みに合ったものだったということでしょう。

酒のアテという意味では、頭から【おばち】まで食べられる小魚をカラッと唐揚げにするのも良いけれど、鰹やブリといった立派な魚を豪快に捌いて食べる……ほうが、確かに「いごっそう」「はちきん」の高知っぽさがあるかも?

てんで、本日の高知ことば【おばち】は【尻尾】という意味でつかわれる幡多弁です。

ほんじゃに!

2017年12月28日木曜日

【やくざなこと】は

*本日、生きた証*
 AM:もっちつき
 PM:或るバイトの掛け持ち

<定期>おふくろ便

あっはっは、たっちーです。

変身してますか、アッコ。
一応平成生まれ、世代ではないためアニメはほとんど観たことがないけれど、姿の変わる女の子といえば彼女! てぐらい印象が強いキャラクターです。
少女漫画誌「りぼん」で連載する傍ら、天才バカボンみたいにぶっとんだオトナ向け作品を書いていた赤塚不二夫は、やはりとんでもなく非凡な漫画家だなぁ。

アッコちゃんといえば。

彼女の変身アイテムはコンパクトでお馴染みですが、一般に魔法少女がもっていそうなのはキラキラしたスティックかと。

あらまぁ

テクマクマヤコーーーーーン☆

と手にもって、真夜中にひとりくるくる回るところでした。 せんけど。

こんなもの一体どうしたの、て先日実家から送られてきた「おふくろ便」の一部として入っていたもの、私自身「どうしたの」と思わず母にメッセージしてしまいました。

曰く、新しくできた300円均一ショップにあって可愛かったから、とのこと。
だからといって30手前の娘にこれを送る母……ごめん、私が早く孫の顔を見せてやらないからよね、うん。

しかしいくらお茶目な我が母といえど、”ふぁんしー”を表現するのにここまで持ってこいの品物をメインにしてわざわざ荷物は送りません。

うま甘

お目当ては、手作りの干し柿でございます。 どっさり。

今月初め、知り合いに会うため宇和島に行った際、道の駅に渋柿がどっさり並んでいたのを報告したら、「送って!!!」とのこと。

しばらくしたら、すっかり姿を変えて横浜から戻ってきました。

果物とは実に不思議なもので、乾燥させると本来の味とはまたちょっと違った甘さが凝縮されて実に旨いのですよねえ。
旬を過ぎてからも長く楽しめる、てところもまたオツです。

ふり、かえろう 

さて、道の駅のすごさでは四万十町も宇和島に負けていません、道の駅「あぐり窪川」は年末年始も休まず営業、アイスやどんぶりといった限定グルメも登場するそうです。

そんなころ

元日から3日まではショウガ湯のふるまいもあるそうで、我が町特産のショウガでポカポカ温まるのにぼっちり。

迫りくる年の瀬感からいよいよ目を背けられなくなってきた中、役場は本日で仕事納めと相成りまして、今年何をやったかいなとふと振り返ります。

と。

あれえ。 
あちこちお祭りごとでウロウロし、バイトもし、「ここにもおるがや!?」と何度も言われたけれど、なんか形に残るものとしてはあんまり働いてなくない?

白目剥いちゃう。

安定の高新さん

そんなところで、高知新聞さんが嬉しい記事を買いてくださいました。

四万十町の移住・定住に関わる情報をまとめたポータルサイト「しあわせしまんとせいかつ」と、そこで公開されているオリジナル動画コンテンツのご紹介です。

自分がこの8月から役場の本庁舎へ移動になり、10月頃から本格的に動かし始めたプロジェクトで、まだまだ足りないところばかりながらどうにか年内のオープンにこじつけた……てことで、一応、今年の成果としてカウントしてもえいかなと。

昨今、どこの自治体も移住促進には力を入れていて、専用サイトを設けているところは多いけれど、企画から制作まで協力隊が手掛ける事例はそうもないのではないかしら。

さぁ

もっとも、こういうものはオープンしてからが本番、四万十町ファンの増加から移住・定住件数の増加へ結びつくよう、うまく運用していかなければ評価の対象とはなりません。

きっちり回せる体制を作れるよう、年明けからまた頑張るべよ。

2018年はどんな年になるかねなぁと、ふと今年初めのおみくじを思い返そうとしたのだけれど、全くもっていつ・どこでひいたか、結果は何だったか微塵にも覚えちゃいねぇ!

えらいこっちゃ。

そんなヤツに与える言葉もないわと、神様も呆れておられるに違いありませんが……
なんにせよ、【やくざなこと】をせずにまっすぐと生きた。 はず。 だと。 希望する。
むにゃむにゃ。

てんで、本日の高知ことば【やくざなこと】は【無茶なこと】【意地汚いこと】をいう幡多弁です。
ゆえに【やくざな人】とは、そういうことを言う・する人であって、すなわち背中に模様が入っている方々……とちょっと違うそうな。

ほんじゃーに。

2017年12月27日水曜日

【もちしい】する日

*本日、生きた証*
 午前:ごみ
 午後:提案書作成

さぶちゃん

たっちーです、どうも。

蒸してますか、肉まん。
料理の西洋を問わず、小麦粉大好き人間は「●●まん」の類を心から愛しています。
四万十町の道の駅「あぐり窪川」で人気の豚まんはもちろんのこと、定番のあんまんはこしあんと粒あんとで違った味わいを楽しめるし、カレーやピザ、角煮をはじめ近頃コンビニが豊富に展開しているバリエーションもまた楽しい。
常温や冷凍された商品を家で楽しむ場合、レンジでチンでも食べれるけれど、やはりちょっと手間をかけても蒸した方が格段に美味いんだよなぁ。

蒸すといえば。

しゅうしゅう

うちには蒸し器やセイロがないので、これほど大きなものでなくても一つほしいところ。
(一人暮らしだと持て余す可能性大だけれど)
中華まんはもちろん、温野菜とかえいですなあ。

しかし今回、蒸されていたのは自分では絶対やらないもの、すなわち米。

それはそれは風の強かった昨日、窪川は仁井田の集落活動センター・仁井田のりん家にて、ふぎゃーと言いながら熱源に手とお尻をかざして蒸しあがりを待ちます。

使い道?

よいしょぉっ

ぺったんぺったん、お餅つきであります。
影野小学校の子どもたちが杵を握り、よいしょよいしょの掛け声に合わせ頑張ります。

もっちもち(ぽっかぽか風に)

寒くてどんどん冷えていく米と格闘しつつ、どうにかつかれて出来たお餅はどうなるか。

ころころ

半分はあん玉を包み、手乗り(?)サイズのあんもちになります。

つきたてのお餅ってなんとも触り心地のよいもの、ほのかに温かく赤ちゃんのほっぺを撫でているよう。
とはいえ、あんが外の生地につかないようにうまくくるむのは中々技術がいりますな。

ほんで一部は、子どもたちがかわいいサイズの鏡餅をつくり、残りは小さなビニールに詰めてのし餅に。

のしたっぺ

元々我が家にとってお餅というと、お雑煮とおせちに飽きたところの安倍川・きな粉餅ぐらいのライトな扱い。
けれどお餅大好きな高知県、お正月は特に大活躍なのでしょうな。

もういくつ寝ると

それにしても、クリスマスが終わった途端に世の中は年末モード。

各所で仕事納めに向け、どうにもバタバタ感があります。

ゆく年くる年

年々、やばいぞ、一年があっという間だぞ、なんて危機感を強めるものの、気づけば特に何もせずに年を終えようとしていたりして……。

ああ無情。

もっとも、大きな病気や怪我もせず年を越せること自体が有難いのは確かです。

けんど年初めにあれこれ考えたことが全然達成されていない、むしろ何を目標としたかを覚えてすらいない、となるとさすがに如何なものか。。。

特に四万十へ来た去年に関しては、公私ともに激動の1年でしたけれど、今年は一体どうだったかしら?
のうのうと過ごしただけではないかしら?

おっとっと

なんて、幼稚園ぶりに餅つきをしながらあれやこれや思わされましたとさ。

【もちしい】はまことに奥深いものよ。

てんで本日は関西ことば【もちしい】は、【餅づくり】という意味でつかわれる但馬弁です。
全国で「餅」に関わる方言はないかな? と探していたら、ずばりこれが出てきたのでご紹介。
ひとつのことばになるほど、昔は餅づくりが生活の一部だったのでしょうね。

ほんじゃーに!

2017年12月26日火曜日

乙女の【おとめ】

*本日、生きた証*
 AM:もちもちつきつき
 PM:もろもろの事務作業
   夜:或るバイト

わくわくりすます

もう! たっちーなんです。

素足ですか、布団の中。
冬場に握手をするたびに「冷ぁっっ!」とビックリされる劇的冷え性、夜そのままベッドに入ってしまうと寒くてとても寝られません。
昔は母が湯たんぽを入れてくれていましたが、高知に来て以来お世話になっているのは布団乾燥機、10分もあればホカホカにしてくれます。
また寝るとき履くことに賛否両論ありますが、モコモコ靴下は手放せません(起きたら脱げている時も)。

靴下といえば。

クリスマスの朝、何かステキなものが入っていたでしょうか。
あるいは世のお父さん、お母さんたちは、サンタの委託を受けて何か入れたのかしら。

あらまぁ

残念ながらプレゼントする子どものいない自分、赤×白の靴下とは無縁だと思っていましたが、一日遅れでとある荷物を受け取りました。
(起きてる間に家にいないせいで不在票ばかり溜まる)

おやおや何かしらん。

とか言いつつ、送り主の住所が「広島県」であるのをみとめた時点で期待しかありません。

中には……
優勝記念

広島東洋カープ、8回目のリーグ優勝を記念するTシャツ(you meタウンコラボモデル)!

おなじみのカープ坊やの横に輝く「V8」の文字が眩しい……眩しいよ。

さらにさらに、商品開発力に定評のあるカープ球団は家、車、台車と何から何までグッズにしてしまいます。

なんでもつくるよ

ローソンが凌駕する高知県内では店舗が限られているものの、セブンイレブンはじめセブン&アイ系列店で使用できる電子マネー・nanacoもカープ仕様。

キリンのキャラクター(名前はまんま”ナナコ”らしい)もカープユニを着て喜んでいて、なんとも嬉しいねぇ。

さらにイカした変わり種も。

いかすせんす

我がイチオシの二塁手・菊池涼介選手モデルの学習帳とな……!?!?
忍者のような超人的守備を自慢とするプレーヤーだけあって、科目(?)は「にんじゃ! 」とあります。

右上の「魚つりも大好きです」に、私も私も~♪なんて要らん同調をしつつ裏面を見ると、プロフィールや主な記録などが載っているのですが、バーコードの横には「広島東洋ノート」の文字が。

さすが、細部までこだわっておられる……。

有り難がる日

と、いくら高知県では少数派のカープファンだからといって、球団からこんな支援物資が届くわけではありません(そりゃそうだ)。

カープ及び菊池選手に興味を持ち始めた頃、ひょんなきっかけでお知り合いになって以来、ずうっとお世話になっている筋金入りのファンの方からのクリスマスプレゼントだったのです。
そのお方にこれまで送っていただいたグッズや写真の数え切れぬほどで、広島を訪れた際には各所を案内してくださったり、チケットを手配してくださり観戦もご一緒したり……。

プロ野球を観に行けぬ今の四万十ライフにも潤いを供給し続けてくださるのはもちろん、共通のもののファンというご縁をこうして繋いでいただき、なんとも有り難いことです。 しみじみ。

GOCHISO

有り難いといえば、クリスマスイブと当日の過ごし方についても。

実家からは離れたところにいるし、残念なことに然るべき相手もおらず、もともとは何の予定もなかったところ、結果的には二晩ともひとりぼっちではありませんでした。

カルパッチョにチキンに、ピザにケーキ、また翌日は鍋に寿司にケーキとごちそうもたくさん(か、かろりぃ……)。

「ええ、何にもないがや? うちでご飯食べていきや!」なんて言っていただけるのは、(まぁそれほどに全身で不憫さを発していたのもかもしれないけれど)きっと周りの方に恵まれている証でもある。 はず。

もっともキリスト教徒でもなければ、本場の人たちこそ家族で過ごすイベントだし、相手がいなかろうがひとりだろうが本来気にする必要はないわけです。

めりくりん

実際、周囲に笑われても呆れられても、「いやぁ~相変わらず残念なんで!」とネタにする一方で特にダメージは受けていなかったり(受けていないから変化がない、ともいえる)。
第一、移住する前だって特に何をやるタイプでもなければ、予定があるかもしれない人に「パーティーしようよ!」なんて言う性分でもなかったからなぁ。

けれど、自分から誘わないからこそ、誰かに声をかけてもらった時に有難いなと感じられるのかもしれません。
あたたかき四万十の人びとへ、【おとめ】は何にしようかしら?

ひとまず、なむなむ。

てんで、本日の高知ことば【おとめ】は【返礼(品)】のことをさす幡多弁です。

2017年12月25日月曜日

【くうたらしない】か

*本日、生きた証*
 AM:チャージ
 PM:うちのあわせ

ゲゲゲっと

どーですか、たっちーです。

酔いますか、乗り物。
子供の頃は今よりも若干図太さに欠けていたのでしょう、長時間移動時にはちょくちょく気分が悪くなっていました。
家に車がなかったこともあってか、船はおろかバスは特にひどく(ニオイで既にアウト)、タイミング次第では新幹線や飛行機すらゲーゲーやっていたのに。

今はもう、ね、揺れが大きい小型の船に丸一日揺られていても全く大丈夫なんですから。

漂流教室

成長とはすなわち、鈍さと図々しさを身に着けることである。

といっても過言ではありませんね。
むしろ、船に関しては単に乗っているだけでも楽しいみたいで、釣れようが釣れまいが海の上でプカプカしていたらそれなりにご機嫌(逃げられて悔しがってはいたものの)。

連日のネタで恐縮ながら”釣り”と一口にいっても、そもそも川・湖・海・釣り堀なんかがあって、海でも岸や砂浜、堤防、船など多種多様です。
渡船で行く岸の場合、「ここじゃ今日釣れんわ!」と思っても昼食や帰りの船が来るまで移動できないのが辛いところだったりしますが、それはそれ、当たった時の感動は大きいですね。

わふーい

しかし、釣り好きネットワークにおける情報伝達はJアラートどころじゃない速さだと思われます。
どこで何がどれくらい釣れるか常にアンテナを張っておられ、「釣れそうだから今から●●へ行く」と「じゃあこれからそっち向かう」なんてやりとりが頻繁になされているようで。

先日も、イカ釣りだけのつもりで宿毛へ行ったのですが、岸に上がる3時頃に「田ノ浦漁港でカマスが来とる」と着信アリ、朝7時半ぐらいから船に揺られていたのにその足で向かうことに。

美味しい予感

さすがに途中で体力が尽きて、昨シーズンほどの入れ食い状態になるまで粘れませんでしたが、釣れてくれましたよカマスちゃん。

いやぁ~~疲れたけど楽しかったぁ、、、
収穫は或る私設干物工場に持ち込んだので、後日美味しい一夜干しとなって胃袋に収まる予定です。

美味しいといえば。

まだオープンして間もないらしい

この間、東京出張の際に用あって川崎まで行ったのですが、そこで美味しいパンがあると聞きつけまして、そら行っちゃうよねぇと。

向かいましたは、「箱根ベーカリー 川崎アゼリア店」。
千葉の”東京ドイツ村”ばりに、川崎なのに箱根かよ! てところですが、神奈川有数の観光地で有名なお店で、昨今県内に支店を出しているのですな。

一番人気は、北海道産のフレッシュバターをたっぷり使ったクロワッサンだそうですが、私のお目当ては……

カリッとな

ジャンク好きが愛してやまない、カレーパンであります。
イカスミを練りこんだ真っ黒な生地の「箱根海賊カレーパン」や、キーマカレーがはいった「箱根カレーパン」など種類が豊富で散々迷いましたが、選んだのは「カリカリカレーパン」。

外側にトッピングされたコーンフレークが、史上最強のカリカリ欲(?)を刺激してきた上、「週末限定!チーズ入りあります」の文字が目に入ってしまったもんだからもう。

とろりーん

イートインスペースがあり、オーブンで軽く温めてもらい割ってみますと、とろりんと溶けたチーズを含んだカレーちゃんがお出ましです。

期待通りのカリッとした揚げ部分、そして生地はしっとりもっちり、中身はマイルドめなポークカレー。

もーーーーう。



通販したい。

言うまでもなく大変に美味であり、あっという間にペロリだったもんで、ハイカロリーだと分かりつつもひとつでは【くうたらしない】感じすらしてしまう。
近くに店がなくてよかったぁ。

てんで、本日の高知ことば【くうたらしない】は【食べた気がしない】という意味でつかわれる幡多弁です。
 例)こればあしかないが? 【くうたらしない】にゃあ!

ほんじゃーに。

2017年12月24日日曜日

【カミナリイカ】かよ

*本日、生きた証*
 日中:大正駅前にぎわい拠点で店番
  夜:くりぼっち未遂

どこもかしこも

どわ! たっちーです。

何日ですか、仕事納め。
一般的には28日なのでしょう、四万十町役場も同じくで、職員さん方は年末年始のお休みに入られます。
地域おこし協力隊も”嘱託職員”なので基本は役場のカレンダーに準じますが、月124時間(16日)勤務の原則は毎月適用ですから、師走も年初もあまり関係なかったりします。
出身地には帰らずここで年を越すひとも多かったりして、四万十町は移住者にとっても”ふるさと”になりつつあります。

納めといえば。

本日店番を担当した大正駅前にぎわい拠点ですが、自分にとっては「ここでの仕事納め」となりました。

飾りつけしてあるよん

むろん、協力隊を辞めるという話ではまだなく。

今年8月に窪川へ異動になって以降も、欠員の穴を埋めるためちょろちょろとシフトに入っていましたが、大正の隊員の基盤も整ったってんで年明けからお役御免となったのです。

ここでは色々とイベントをやらせていただいたり、地域内外の様々な方との出会いがあったりと、しまんとライフの中でも特に思い出深い場所のひとつでもあります。
お世話になりました。

去る22日には、この時期恒例の「クリスマスキャンドルナイト」もここで行われました。

サンサンサンタ

12月に入ってからのツリーやイルミネーションに加え、特製のキャンドルの灯りで部屋に華やかさを添えて、駅前のクリスマスムードを盛り上げちゃおうって企画です。
(自分は火を灯す時間までいられなかったのが残念ですが)

相も変わらず

オートキャンプ場・ウエル花夢で人気のなめらかプリンに新商品のクレームブリュレ、また大正・打井川地区のおかみさんグループ「たにんごや」特製の焼菓子などスイーツをたっぷり用意、協力隊もサンタ帽をかぶっておもてなし。

おっ

中津川地区など、街中からは少し離れたところから足を運んでくださった親子もおられて、嬉しい限りですな。

ちなみに「たにんごや」のお菓子販売は、自分が言い出した「大正のご当地スイーツ開発プロジェクト」に端を発するもの。
結果的には、当初予定していた”塩麹のお菓子”にこそならなかったものの、おかみさんたちが味噌や柚子といった地域の食材を使い楽しみながら作ってくださっているようなので、何よりです。

ちなみにこの日は私も、現在開発中の「塩麹チーズケーキ」にヒントを得たオリジナルの塩麹入りチーズアイスを作って出品(写真は忘れた)、有り難いことに完売御礼!
チーズケーキはちょっと時間がかかっているけれど、商品化までもう少し。 しばし待たれよ。

待つといえば。

むむむ

高知に来て竿を握らせてもらうまで、”釣り”=”待ち”のゲームだと勝手に思っていました。
いざ獲物がひっかかるまではとにかく待つ、すなわちヒマとの格闘なのではなかろうかと。

THE☆沼

これがいざ実戦に挑んでみると全くイメージとは違い、やればやるほどその奥深さを知ってハマっていくのです。

餌をつけて糸を垂らしたからってホイホイかかるものじゃなく(まぁ考えてみれば当然ですが)、投げ入れ方やしゃくり方、リールを巻く速度、錘の重さや餌などあれこれ工夫をしていかなければならぬわけで。

ドヤ

そもそも何をどこでどう釣るか、といったシチュエーションと、釣り人の趣味やクセとの組み合わせによってその道具が無数にあって、仕掛けや竿を構えるのも結構な技術と根気がいりますし(自分がド不器用なので余計に)

しかも、「おっ!針に食いついた!!」からといって、GETできない確率も結構なもの。
逃げられる、すなわち「バラす」というやつですが、これが何も音沙汰がないよりもむしろ悔しいぐらいだったり。
いざ船に引き上げようとした瞬間にブチ切れて海へと帰ってしまったり。

深ぁ。

さて結局、何が言いたいかって。


まぁ釣ったんだけど

昨日(去年もほぼ同じ日!)はるばる宿毛まで釣りに行ったのに、一旦かかった紋甲イカを10匹以上立て続けに逃し、人生で初めてリアル地団駄を踏んだんだよおおおおおおおおおおおお!!!!

そりゃ向こうも命のかかった闘いなんだし手こずって当然、にしたって、からかってんの!?!? 何なの!?!?


……荒ぶってしまい失礼。

普段、ゲームやスポーツでそこまでアツくなるほうでもないので、負けてもまぁ残念! ぐらいなのに昨日は心底悔しかった、、、のは、それだけ本気になって楽しんでいるってことなのでしょうね。 これもまたビックリです。

さすが【カミナリイカ】ことモンちゃん、いち人間にココロに雷鳴のごとく衝撃を与えるなぁ……

てんで、本日は海ことば(?)【カミナリイカ】は【紋甲イカ】の別名です。
雷の多い時期によく獲れることに由来し、水揚げ量は東よりも西日本のほうが多く、人気も高いそうな。

ほんじゃーに!

2017年12月23日土曜日

【おりゅうし】行くの

*本日、生きた証*
 終日:海上

キラ☆キラ

こにゃにゃちは、たっちーです。

観に行きましたか、いるみねいしょん。
このシーズン、四万十町内あちこち綺麗に飾り付けられていますが、中でも芋ケンピで知られる「水車亭」さんはびっくりするほどの大規模で有名です(年々レベルアップするとの声多数)。
超ド級のひねくれ者も美しい夜景は好き、といってもいつもの街の灯りを高いところから眺めるので十分なので、あえてわざわざ観に行くことはありません。
こんな女、扱いにくくて困っちゃうわね全く。

いるみねいしょんといえば。

木の温かみが感じられる建物に定評のある我が町の役場でも、イルミネーションと同時に夜景が楽しめるトキメキ☆スポットがあるの、ご存知?

ろまんちっく止めて

そう、渡り廊下。

JRと土佐くろしお鉄道を挟んで建てられた西庁舎と東庁舎をつなぐ通路で、全国的にも稀な「線路をまたぐ役場」の象徴として普段から人気の撮影スポットにもなっています。
そこに期間限定のイルミネーションが加わっちゃったから、もう無敵ですよ?
(昨日まで気づかんかったけど)

役場が閉庁している時間帯でも通行可能なので、機会のある方はぜひ。

こうして進めている一方で、前夜・当日共に特別何もなく、かといって街で肩を寄せ合うカポーに石を投げつける気力もないってんで、クリスマスとやらは割とどうでも良かったりします。

けんど……
あいらぶ

この時期にいただくプレゼントは、いつも以上にテンションが上がってしまう気がしますね。

送り主は、予てから東京エア三次会でお世話になっている、広島県三次市の地元&カープ愛の溢れるお方。
赤ヘルのユニフォームをモチーフに、背番号「344」(ミヨシ)が入ったご当地Tシャツです。

さ・ぷらいず

以前より度々見かけていて、せっかくのご縁だからそろそろ1枚買おか! と思っていたところ、わざわざ送ってくださいました。
それだけで感Doなのに、 広げて表面を見ると……

まじすか

まさかのまさかのサイン入り、書き手は2016〜17年に選手会長を務めた三次出身のスター、ヨギさんこと梵英心選手です。
今シーズン閉幕後、惜しくも自由契約となってしまいましたが、かつて新人王やゴールデングラブ賞を獲得するほど走・攻・守に優れた内野手です。

Tシャツぐらい自分で買えやい、と我ながら思うのに、これほどプレミアムなものをいただいてしまうとは、なんだかもう! 涙がちょちょぎれちゃう!!

ここで改めて、私はとにかく(して)「もらう」ばかりの人間なのだなぁと。
とりわけ高知に来てから、そう感じます。

冬の定番

プレゼントやおすそ分け、といった物質的な意味合いはもちろんですが、それ以上に「励まして」もらい、「教えて」もらい、「助けて」もらい……

お陰様とはまさにこれ。

昨晩だって、日頃業務でお世話になっている姐さん方に付き合ってもらい、ちゃんこの名店「さくら」で愉快な夜を過ごすことができましたし。

うへへへ

ちゃんと(?)飲むのは初めてのお二人でしたが、あれやこれやと盛り上がり、これからの働き方、生き方なんかについてもアドバイスや応援をいただきまして……いやはや嬉しい限りですなぁ。

しかし何かにつけて「もらう」ばかりではいかん、ほんの少しでも誰かに何かを(して)「あげる」人間を目指さんとなぁ……なんて、【おりゅうし】マジメなことを考えたり。 考えなかったり(え

てんで、本日の高知ことば【おりゅうし】は【時折】という意味で使われる土佐弁です。
 例)あの子、ここらで【おりゅうし】見かけるけんど、どこの子かね?

ほんじゃに!

2017年12月22日金曜日

【 Frohe Weihnachten】! 読めない!

*本日、生きた証*
 AM:ちゃぁじ
 PM:にぎわえクリスマス!
   夜:じょしな会

やっぱり糖

ど、も! たっちーです。

びっくりですか、玉手箱。
古今東西の昔話には色々な教訓を読み取ることができますが、どう捉えるのがベストなのかわからぬもの、それどころか「いくらなんでもあんまりだ!」なんてものがあります。
例えば浦島太郎なんてどうでしょう、助けてるんですよいたいけな亀を。
なのに、美女にちょっくら「開けちゃいやん」と止められたのを破っただけであんな仕打ちある?
ていうか何の恨みがあって持たせたのよ、乙ちゃん……。

OPENといえば。

綺麗な紙で包まれているもの、は浦島太郎だけでなく誰しもが開けたくなりますよね。
まだ白髭の爺が実在すると信じていた時分、クリスマスの朝枕元に置かれたプレゼントのラッピングを解く瞬間は、言葉で表現し難いワクワク感を覚えました。
一週間ぐらい前から「サンタさんへの手紙」と称した要望書を寝室のタンスに貼り付けてアピール、希望通りでっかいプーさんのぬいぐるみが目に入った日には飛び跳ねて喜んだなぁ。

ででん

てんで先日、いかにもクリスマスな箱をいただきまして。
(プレゼントではなく、注文していたものが届いただけなんですが)

自分が頼んだので当然中身は分かっているのに、やっぱり包みを解く時には無性にワクワク……

お出まししたのは、

でーん!

なんかパッとよく分からないですが、ドイツ伝統のクリスマス菓子「シュトーレン」です。
形がトンネルに似ていることから、ドイツ語で「坑道」を意味する名がつけられた焼き菓子の生地は、最近個人的にはまっている”発酵”を利用したもの。
粉砂糖の衣をまとい、中はドライフルーツがぎっしり入っていて、現地ではクリスマス前の4週間に0.5~1cmぐらいに薄くスライスして食べるそうです。

こちらでお世話になってる甘党の方が、毎年この時期にお取り寄せしているという、神戸のドイツパン・菓子専門店「フロインドリーブ」さんのもの。
しかしこれ、約25cmでずっしり重い……一人で食べるのかぁ、あっはっは、食べれちゃうから怖いわほんと。

うふふのふ

で、今年はシュトーレン運(?)が高まっているのか否か、先日四万十に立ち寄ってくださったキャンピングカー旅のご夫妻からもお土産にいただきました。
和歌山のジャム工房「なぐさファーム」さんのもの、まだ食べていませんが味の違いを確かめるのが楽しみです。

らしさとは

と、ここのところ全国的に、いや全世界的にクリスマスムードが蔓延、もう逃れられんのならヤケで飛び込んでやろうでないか。

すてきなお話

ちゅうことで先日、北ノ川小学校で今年最後の絵本の読み語りに選んだのは、デリア・ハディ「クリスマスイブの木」。

クリスマスツリーとして売れ残ってしまったヒョロヒョロのモミの木は、ひょんなきっかけでひとりぼっちの貧しい男の子に持ち帰られることに。
すると聖夜、ちいさな奇跡が起きて……エミリー・サットンの優しくも華やかな絵が物語を盛り上げます。

子どもたちの反応も上々で何よりでした。

が、「みんなも良いクリスマスをね~^^」なんて言い残して笑顔で教室を去った自分ですが、あえて書くまでもなく何もありませんクソスマス! 

おいら無宗教だもん!

……なんか、毎年似たようなこと言ってるなぁ、と思い過去の生地や画像フォルダを見返してみると。

ぎょっとするぜ

去年は釣りに行っていたようです。

わぁー。
わぁーわぁーわぁー。

なんだかこの1年を象徴するようですね、楽しいよ釣り。
ありがとう、胃袋だけでなく心のスキマを埋めてくれるお魚ちゃんたち……。

てんで【Frohe Weihnachten】は【メリークリスマス】という意味でつかわれます。
音は「フレーリッヒェ ヴァイナハテン」だそうですが、読めねっ!!

ほんじゃーに。

2017年12月21日木曜日

【夜満】いこうぜ

*本日、生きた証*
 AM:えほんよむよむの会
    じむじむ
 PM:イベント仕込み
   夜:或るバイト

オーバーサイズME

ど、も、たっちーです。

人間ですか、ドック。
昔、いやまぁまぁ大きくなるまで、”ドッグ”だと勘違いしていたため「こんなややこしい名前を付けた奴は阿呆だな」とか思っていましたが、阿呆なのは自分でした。
年齢的にも同世代で受けている人はまださほど多くないこともあり、バリウムはまずい、胃カメラは苦しい……なんて体験談に加え、それで悪いところが見つかって食事制限なんか課されてしまったらたまらないので、当面受ける気はありません。
余命半年とか分かったら、とりあえず南の島?

人間ドックといえば。

そこまで詳しくはないにせよ、ごくごく基本的な健康診断は毎年受診、というよりお勤めしている限り受けなければならぬが現代日本でして。

わが町の臨時職員も、てことで例にもれず昨日。

STAY 

あれやこれやとモノサシを当てられ、胸に冷たいパッチを貼られ、目に見えぬ光線で上半身をスケスケにされ、上下左右に切れ目の入った円を見せられ、ピーピーキーキーの音を聞かされ、生温かい小水をとられた挙句、血を抜かれました。

結果?

うーん、体重が500gだけ減った以外は特に何ともなかったようです。 
もはや誤差の範囲で痩せたとも喜べん。

高知に来て以来、美味しいもんが安くで食べられる、誘われるがままに飲み会でがぶ飲み、しかも深夜まで……なんていうか脂肪の増減にとっては致命的要素が揃ったEVERYDAYが一年半ほど続いているというのに、まぁこの程度で済んでよかったのか。
(ただし心電図で「ちょっと左軸偏位気味だけど、まぁ気にせんでもかまん」と言われ、やはり気になって調べたら「肥満体や高齢者に多い」とのこと。え? 肥満? あるいは老化?)

あるいは、忘年会シーズンを前にして過剰な安心材料となってしまうとも……。

レッツはいかろりぃ

現に本日のお昼には、大好物であるがゆえに自分ではできるだけ買わないようにしている芋天をどっさり、おすそ分けいただいちゃったりして。

しかも2種類食べ比べ。

あ、こっちは衣がちょっと味濃いめ、芋はこっちのがねっちり甘め、なんつてひとつ、またひとつと手が伸びちゃったりして。

むむーん、甘い、しょっぱい、うまい。

忙年KAI

某飲料メーカーは言いました、 「美味しいものは、脂肪と糖でできている」と。

まさにその通りですよ。

ワタクシの常食であるパン、麺、ナン、ピザ、スイーツ各種は糖。
揚げ物は脂肪と糖。
酒だって脂肪と糖。

素敵な

うはははははは。

だから何だと言うんだいっ!

こちとらクリスマスに向けて体を絞る意識高い系の女子でもなければ読者モデルを目指すわけでもない、チアシードやらスムージーやらで腹を膨らませようなんてつもりはゼロなんです。

そう、微塵も!
好きなモン我慢してまで長生きしたって面白くないやいっ!!

リニューアルしとった

てことでやってきましたは、窪川っ子が愛してやまぬホルモンの名店・満州軒であります。

「ゆでホル」の鉄板焼きやジャン麺が有名ですが、裏メニュー(?)で上のようなTHE☆ステーキが出てくることもあるんですな。 

ほんで、この季節は皆大好き……

ほかほか
モツ鍋は外せないでしょうよー。

もう、今思い出してももう一回食べたい。 もう毎晩食べたい。

ぷりぷりのモツは濃厚な旨みをこれでもかとスープに溶け出させ、にも関わらず噛みしめるごとに奥深き肉のエキスが口の中に広がり……

肉も脂もたっぷりだけど、罪滅ぼしの野菜もモリモリっと食べられるし、何せ〆のらぁめんがもう筆舌に尽くしがたいんす。

よほどお持ち帰り(これは表メヌー)して今晩家で作ろうかと思うほど、悪魔的魅力。

私的「しあわせしまんとせいかつ」の一要素となるのは、こうした【夜満】での忘年会だったりします。

てんで、本日はしまんとことば【夜満】(よるまん)は【夜の満州軒】のことを(一部の窪川っ子が)言います。
 例)【夜満】、最高ながって……。

むろんランチは【昼満】。

ほんじゃーに。