2016年12月10日土曜日

【ぶち】楽しい夜

こんばんは、たっちーです。

譲ってますか、席。
移住してからというもの、汽車(もう電車とはいうまい)に乗るのは月に数える程度ですが、都心では公共交通移動が大前提です。
そこで満員電車並みに問題となるのは、誰に席を譲るべきか否かという判断。
白髪だからと声をかけたら「そんなトシじゃあない!!」と怒られたり、妊婦さんか単なるポッチャリ系か分からない女性が前に立つと無駄に悩んだり……
最初から、空いてても座らないのが一番無難かしら。

シャキン☆

として気持ちがえい、師走の四万十町の朝。

吐く息の白さを一人で楽しみつつ、窪川駅から乗り込んだは特急・南風です。
高知駅に降り立つと、ここにも白ヒゲのオヤジの気配が濃厚になっておりました。

ぶらさがってるもの多め

もちろん、今日はここからまだまだ乗っていきます。
ばびょーんと、うえるかむ・とぅ・TOKYOですな。

空港内バス久々よ

昔、母の帰省に伴って鹿児島⇔羽田便を利用していた際は、飛行機からバスに乗ったうえでものすごく端っこの搭乗口から歩かされた記憶がありますが、15年ぶりくらいに空港内バスに乗りました。

福を求めて三千里

目的地までの移動中は、集合までの時間潰しですっかり御上りさん気分です。
宝くじの高額当選が続出すると名高い、西銀座のチャンスセンターの行列ぶりにびっくりしたり。

夢は確かにある

今年冬に出来てから、そういえば行ってないなとフラリ立ち寄った東急プラザ銀座で、チョコレートの量り売り専門店が最低価格を1000円以上と強気だったり(もちろん手が出ないZE。

確かにうまかったよ

京都で行列のできるアイス屋さんでは、1コーン620円とやっぱり強気だったり(結局、食べて美味かったけど、、、

そもそも、建物そのものの高さとデザインのギラギラ感にも面食らったわけですが、東京は平均的なお給料も高いけど使う金額も高いよなぁと改めて思いました。


遊びじゃないのよ東京は

と、観光に来たわけではないのでと気持ちを切り替えて、宅配便の受け取りという本日のメインミッションを果たします。

なんのためって?

どんどこ届く

奥四万十博のイベントの一環として、四万十町を含む5市町が東京交通会館で移住相談会&特産品販売を行うってんで。
各地の自慢の品々を丁重に預かります。

すごい人通り、以上に
強風が。。。

寒風吹きすさぶ会場の下見もし、過ぎ行く人の足をどんな風に止めるべきかとぐるぐる考えたり。
ガンバっぺ。


縁は引き寄せるものである

さて、任務を終えて向かったは新橋の9999さんであります。

本店は・・・

元々は、広島・流川にお店があったという、広島ゆかりのスナックだそう。
って、どうして急に広島かといえば……

みなさん読めますか、「三次」。

yes, 344!

ミヨシーーー そう、広島県北部の中心都市の名前ですね。

私は読めます! というのも、我らの広島カープの前選手会長・梵英心選手の出身地であり、年に一度市内のきんさいスタジアムで試合が行われるもんで、これを読めずしてカープファンなんてニワカの筆頭です。
(ちなみにボンではなく、ソヨギ選手ですよ)

ほいで本日・明日の二日間、この三次市や広島にゆかりのある人びとが集い、東京で地元の良さを盛り上げていくべ! という会、その名も「東京エア広島三次会」の会合を開催するということで、お邪魔したのであります。

酒どころ!

今回で第5回目を迎える集い(通称「スナックあぐり」)では、三次の誇るワインや日本酒、そして広島の肴を囲んで地元トークで盛り上がるのです。

名産ずらーり

むろん、私はカープファンという以外広島にゆかりはなく、そもそもこの会の存在も本日知ったわけですが。
どうして紛れ込んでいるかといえば、新橋駅からホテルへ向かう途中、忠臣蔵の義士を思わせるハッピを来た御一行と通りすがり、彼らの持っていた「三次って読めますか?」のチラシに思わず反応してしまったんですね。

話を聞けば、公務として参加しておられる三次市の職員さんを含む、会の中核メンバーの方々が都内の同市ゆかりスポットを練り歩き、三次の認知を広げていこうというPRイベント中だったそう。

 大盛況

普通(?)はメンバーから道行く人に声をかけ、三次を市の内外から応援する「ふるさとサポーター」への登録へ誘うのですが、自分から「あ、私読めます!!」と申し出たのは私ぐらいだったそう。

地元愛溢れてます

さらに「今晩、会をやります!!」という当日の告知に、本当に来たのは私ぐらいだったそう。

どんだけ〜〜〜と我ながら思うわけですが、別に酒に飢えていたのではなく(だって普段から呑んでますから)、こういった形での地元PRもあるのだなあと非常に感心したのですね。

このチラシに反応

会合には、都内で働く三次出身者はもちろん、出身は隣町ながら三次の食材を使った飲食店を経営しておられる方(この店は私も何度か行ったことがあり)や、自身の出身は九州ながらご主人が三次勤務という方、地方創生関連のおシゴトで広島に関わるようになった方・・・などなど、職業・年齢・出身ともに実に多様な人々が集まり、小さい店を地元ネタで大層にぎやかにしておられました。

私も帰省した際は、「横浜エア四万十会」を開くぐらいの気概がないと、高知と四万十を【ぶち】愛してるとは言えんのではないか? そう思わされたのであります。

てんで、本日は広島ことば、【ぶち】は【とても】【すごく】といった強調の意味で使われる副詞です。
 例)カープが【ぶち】好きじゃけえ、もう開幕が待ち遠しくてなぁ。。。
山口の方でも使われるそうですね。

ほんじゃーに!

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