2016年8月31日水曜日

うたた寝しゆう【き】、よう書けん

こんばんは、たっちーです。

食べてますか、シンコ。
ちなみに私は今日(正確には昨日)初めていただいたのですが、美味しいですねえ。
いわゆる「コハダ」の稚魚で、ナカズミ、コノシロと名前を出世していき、「新子」とも呼ばれるそう。

※ 8/31 ご指摘を元に訂正しました。
もっちもっちとしてうまうま。


中学生、「先生」になる

早くもひんやりとした秋風が気持ちの良い、というより台風の影響かしら? てな具合の強風が吹き荒れた四万十町。
午前中に訪れたは大正のお隣、十和地区の昭和小学校であります。

何のためって?
おらが町の誇る大正中音楽部(FAIRY PITTAオーケストラ)が小学生と交流練習を行うとのことで、取材させていただくためです。

こうしてみると、中学生っておっきい

同小学校では、4〜6年生の児童が全員参加で金管バンドを組んで活動しています。
小学校のすぐそばに「昭和中学校」があった時分には、そちらの吹奏楽部との交流があったそうですが、中学校が休 校して以来、外部との交流がなくなってしまったそう。

写り込んだ地図が学校っぽい

そこで、全国大会にも出場したFAIRY PITTAの面々が、「先生」として小学校にお呼ばれしたといいます。

ちっちゃいのに懸命に音をだす

まず驚いたのが、小柄な4年生でも金管楽器からかなりの大きさの音を出していたこと。
鍵盤をたたけば勝手に音が出るピアノと違い、音を出すこと自体が難しいトランペットやホルンでも、しっかり音色を響かせています。

小さな先生の誕生

とはいえ、音程はまだふわふわしています。
そこで、各楽器ごとに分かれて中学「先生」が指導にあたります。
はじめこそ、「どうやって教えようかな」というためらいが見られたのですが、次第に「教える」という行為が板についてきていました。

小学生はみんな懸命にアドバイスを聞く

その後、中学生が小学生に交じって課題曲の「銀河鉄道999」を演奏し、さらに全国大会で演奏した3曲を披露。

音楽室で聞くとさらに迫力

小学生たちが、圧倒されながらも真剣に音色に聞き入る様子がとても印象的でした。
日本語教師のはしくれである私自身、「できること」イコール「真に理解していること」ではないのだと痛感するのは「教える」という行為ができなかった時です。

今回、教えてもらった小学生はもちろんのこと、中学生も学ぶところは多かったはず。
何より、「楽しい!!」と語ってくれた音楽部のメンバーのはじける笑顔が忘れられません。


女子会?

さて、勤務を終えて窪川に戻り、向かうは「笑美」さんであります。
もともと、地域おこし協力隊の先輩隊員と「女子会」を決行すべく「いろり」さんを目指していたのですが、四万十あるあるの不定休に直面。
急遽会場変更です。

定番おつまみは裏切らない

お通しとして出てきた肉団子と、ネイリの甘辛煮からして美味しかったのですが、おつまみの明太キューとやっこ(こちらでは「冷奴」ではなく「やっこ」の方がよく見かけます)は安定です。

しゃれおつな盛り方

さらにこちらの名物であるジビエ料理の中から、イノシシのベーコンをチョイス。
臭みはなく、しっかりとした歯ごたえで噛めば噛むほど味わいが増していきます。
ちなみに、クールビューティーで名高い先輩隊員と二人だけの「女子 会」の名目だったのですが、早々に有名カメラマン・T氏が加わり別の会へ進化。

仏手柑をしぼっていただきます

冒頭で触れた「シンコ」は、どうやら鮮度が極めて重要なようで、切られて出された直後と、数十分後とでは食感が変わっていました。
須崎では来月3日と4日、「シンコ祭」が行われると聞きつけ、さっそくスケジュールを確保しました。


もはや日付変更のレベルではない

本日も、最初の生ビールを除いては定番のダバダ水割りを楽しんでいたのですが。
あれえ、やけに回る。

「たっちー、眠いでしょ」と言われ首を縦にふる始末。
そもそもお酒には強くなく、よくテーブルで居眠りをしてしまうたちなのですが、こちらではまだあまりそのような粗相はしていませんでした。 不覚!

ココナッツなアイス

やめとけば良いのに、二軒目に「ASIANA CAFE」さんへ足を運んでしまったが最後。
お店ですでに盛り上がっていた別グループの皆さんに合流し、元々酔いやすいビールとワインをガブガブ飲んでスイーツをペロリです。

それでもどうにか「ブログを書かなければならないので!」とお先に失礼したにも関わらず、帰り着いたら案の定うとうと。
「ほんの10分」のつもりが1時間以上うたた寝してしまったき、こんな時間に更新するという情けない事態です。

こちらも初体験に「ニナ貝」はおつまみにぴったり

てんで、本日の高知ことば【き】は【〜から】【〜ので】の意で使われる、理由・原因を表す接続助詞であります。
 例)今日は早起きした【き】、もう眠くてたまらん。
こちらでよく聞かれる【やき】は、【〜から】という意味になります。
女子が使うととっても可愛らしい。

と、そんな流れで飛び起きたため、更新が深夜になってしまったのですが、二軒目では単にうたた寝をしていたわけではありません。
人手が足りないと聞きつけ、ホールスタッフとしてお手伝いできませんか! とナンパ。
先客だった、小学校の先生にも「教育に関わりたい」としっかりアピールさせていただきました。

てなわけで、明日(というか今日)にも小学校を訪問し、さらに近々ASIANAでスタッフデビューをする運びとなりました。
その際には、ぜひぜひ遊びにきてくださいね。

ほんじゃーに!

2016年8月30日火曜日

【ねぶたい】一日

こんばんは、たっちーです。

飲んでますか、ヘパリーゼ。
ちなみに私は、大好きながらお酒に強くないので、呑んだらすぐ眠くなってしまいます。
酒どころ高知で、下手に「飲めます☆」なんて口が裂けても言えません。

生ける屍?

さて、一泊二日の予定だった協力隊の交流会が日帰りになったため、今日という一日がぽっかり空いてしまいました。
何をしようかしらん、とあれこれ算段しておったのに、洗濯と掃除を済ませてウトウトしているうちにあっという間に午後になっている。

ひたすら【ねぶたい】。。。
てんで、本日の高知ことば【ねぶたい】は、【眠い】の意味で使われる形容詞です。
 例)きにょうは遅くまで飲んじょったき、ほんに【ねぶたい】!
青森の某お祭りとは無関係であります。

あかん! このままじゃクズな一日になってしまう!
と焦って本を読み始めます。
まずはこちら。

集まる”人”とはすなわち誰か

まちに賑わいを取り戻すためには何ができるか、あるいはどういうアプローチが可能かという半ノウハウ本です。
全国の事例が豊富に乗っていて、「こんな発想もあるのか!」と非常に勉強になりました。
例えば「マイナス要素をプラスに変える」といった着想からすると、豪雪地帯の新潟県五所川原では、厄介者扱いされていた雪を使って「地吹雪体験ツアー」を行っています。

地元の方にとっては当たり前のものでも、外の人からみたらとても魅力的に映るものは案外たくさんあるのです。

続いては、こちら。

大正図書館よりお借りしました

NPOを中心として近年注目を集めている「コミュニティ・ビジネス」の入門にぴったりの一冊です。
いわゆる「社会企業家」とは何たるやをわかりやすく説明しておられるのですが、筆者が大学の先生というお立場からか、ずぶっと深いところにはいかず少々物足りない印象もありました。

最後は、こちら。

シリーズは色々あります

随筆がとても好きで、アンソロジーを見つけてわくわくをしていたのですが、高知に移住したからにはやはり酒場は外せません。
もともと好みだったコミさん(田中小実昌)、春生さん(梅崎春生)の作品をさっそく読み、続きが楽しみなところです。

さらに夕方訪れたは、喫茶店「どなあ」さん。
先輩協力隊員に前々からオススメいただいていたお店を、念願叶っての来訪です。
賑わってます

雰囲気はもちろん、ママさんの接客、コーヒーの味ともにまったりと楽しめる素敵なお店です。

水出しマシーン☆

やはりコーヒーというのは精神安定上良いもので、次はモーニングに来たいなと思います。

タンザニアをいただく


肉! 肉! 肉ぅ!

続いて向かうは、窪川っ子の台所「満州軒」さんであります。
何のためって?

窪川で5年以上の歴史を持つ、8月生まれが合同で誕生日を祝う「8月会」に参戦するためであります。

すてーき!

はじめに、特別メニューのステーキがどどん!

ステーキ用のタレにつけます

こんなに厚いのに、とってもやりこくて、うまうま。

もりもり

ソーセージ、せせりといったお肉がどんどこでてきます。

満州軒名物

肉を頼むと野菜がわんさかでてくる満州軒では、お馴染みの蒸し焼き。
しんなりしたキャベツ、ニラ、もやしがいい味出しています。

びいるにしゃんぱん

プレゼント交換会では、生まれた日の順に豪華なプレゼントが行き渡ります。

この組み合わせって、、、

私はペンネと携帯用トイレのセットをいただきました。どゆこと。

そして2軒目は安定のコールマンさん。
シャンパンの差し入れをいただき大盛り上がりです。

しゅわしゅわ

私はパインジュースに少々注いでいただきました。
さらに、特製ケーキも登場。

完成度高し

誕生日ケーキって、どうしてこうも美味しいのかしらん。
うまうま、幸せ。
ちなみに8月会には、なぜか8月生まれ以外の参加者も多数であります。

そこの貴方もぜひ一度、飛び入り参加はいかがでせう?

「無手無冠・オンラインツアー」最終回

〜企業そのものが地域の宝になる〜

毎度お馴染み流浪の連載、今回はいよいよ最終回であります。
最近、ダバダ火振をあちこちで飲んでそのファンぶりをアピールしていたら、無手無冠さんの回し者かと疑われるようになりました。
だって美味しいんだもん、仕方ないのです。

「どなあ」さんにもミステリアスリザーブが

日本酒がメインであった無手無冠さんが、「ダバダ火振」を造り始めたのは昭和59年のこと。
四万十大正の一大産物だった栗を有効に活用しようと始めた栗焼酎造りは、決して一筋縄ではいかなかったといいます。
焼酎文化のなかった高知にあって、当初は全く売れなかったものの、県外におられた旧大正町出身者のリストを元に往復はがきでダイレクトメールを出し続けたそうです。

今では全国にファンがいる

そんな中、17年前にJALの機内販売で取り扱われるようになると、1万本が2ヶ月でなくなるほどその人気はうなぎ上りに。

大正の栗の生産量が激減してしまった今でも、地域の米を使った日本酒も含め、ひたすら「地のものによる、地のための酒づくり」を追求しておられます。

全国のファンのために

番頭さんからも、「四万十の酒蔵として、地域に根ざし、これからも四万十川の環境保全や改善を提唱しながら、芯のあるブレない地酒造りに徹して参ります」とのメッセージが。

存在そのものが地域貢献になる企業は、そうそうないと思います。

ほんじゃーに!

2016年8月28日日曜日

【さがしい】山道を抜けた先には

こんばんは、たっちーです。

布団で寝てますか、朝。
ちなみに私は今朝、またしてもフローリングの上で目を覚ましました。
といっても、別に寝相が悪くてベッドから転げ落ちたというわけではなく、そもそも前の晩にベッドに入った(眠りについた)記憶がないのです。。。
ヘベレケだった訳でもないので甚だ不思議、そのうち道端で朝を迎えるんじゃないかと心配です。

ちいと寝すぎた

板の間で体がバキバキながら、頭がはっきりとしてみるともう10時半を回っている。
いかんいかん。
と、車に乗り込んで向かったはこちらであります。

日曜だから閉まってるけど

「仁淀ブルー」や「奇跡の清流」として昨今話題の「仁淀川」のある町です。
高知市内からさほど離れていないにも関わらず、非常に透明度が高いことから、「最後の清流」である四万十川のライバルと目されています(たぶん)。

とはいえ役場そのものに用があるわけでなく、高知県内の各自治体で活動する地域おこし協力隊員が、自主的に行っている交流会へ参加するためです。

会自体は朝からやっていたので、この通りの寝坊のためオイシイところの一部は逃しているのですが。

みはーらーしー

絶景!
に加え、お昼の田楽は絶品!
お土産にいただいたのですが、これがまあ見た目を裏切らない美味しさと香ばしさ。

炭焼きだよん

さて、現地で仁淀川町の隊員さんに連れて行ってもらったのは、こちらのビニールハウスです。
しかし、見ての通りいわゆるフツーのハウスとは少々違います。

1反ほども広さがある

四万十町同様、急峻な山に囲まれているこの土地では、棚田の石垣を一側面にしたハウスを作り、石垣に当たった太陽光の反射熱や蓄熱を利用した栽培を行っているんです。

壁の一面は石

600メートルを超える標高で、冬は氷点下になり積雪も多い地域ですが、ハウスの中は5度を下ることはないそう。

静岡などでは同様のハウスで栽培されたイチゴも知られていますが、高知県では他に例はなく、仁淀川町では3年ほど前から試験的に導入され徐々に数を増やしています。


ハウスのサイズは大小様々

今回伺ったハウスも含め、主な生産物はトマトで、糖度が高くてとても評判が高いんですって!

かわいらしい表札

ハウスを活用することで、作物の少なくなる冬場でも農家は収入を見込むことができ、今後の普及が期待されますね。

トメイトォー

ちなみにハウスの資材は、地元の方々が町内で切り出して加工した間伐材を使用し、施工まで行っているそうです。
「ヒト」も「モノ」も、地域の資源を有効に活用するアイディアは、農業のみならず全てのまちづくりの基本かもしれません。

原因は雨女か雨男か

さて本日の交流会ですが、当初の予定では一泊二日コースだったのです。
しかし、私の人生並みに超絶迷走中の台風は10号くんの影響を懸念し、急遽日帰りプランへ変更。
28日午後の時点では、彼自身は関東にも到達していなかったのですが、確かに降ったり止んだりの空模様はイマイチでした。

まだあまり水位は増えていない仁淀川

本来だったら、これからバーベキューだったのに!!
と皆で悔しさを噛み締めながら、予定地だった東屋に集合し、地元の方と一緒に情報交換。

ちなみにこちらは今年4月、地域の交流の場作りのため、廃校となった小学校の校庭に建てられたものだそう。

ここでじうじうやるはずだったのにぃ

かつてはこの辺りでよくとれたという幻の川ノリ「セイラン」や、赤紫の鮮やかな伝統野菜「田村蕪」など、地域にまつわるお話をたくさん伺い、ふむふむ。

とまあ、一番面白かったのは、集まってくださった地元のおんちゃん4名全員が「野々宮さん」だったことなんですけどね。
ご親戚ではないそうですが、「野々宮4兄弟」と言われてるってよ!

棚田!

と、なんだかスムーズに仁淀川ドライブを終えたかのような書きぶりですが、この私がまさかそんな。
須崎西のインターで下り、標識通りに進んでいると、本当に国道かと疑いたくなる【さがしい】山道へ突入。

てんで、本日の高知ことば【さがしい】は【険しい】や坂や山道が【急な】の意味で使われる形容詞です。
 例)興津の峠は【さがしい】き、運転気いつけや。

その後不安になって使い始めたGoogleのナビも急にふざけ始め、田んぼの中をぐるぐる。
帰り道でもいつの間にか高速の入り口を通りすぎていて、雨の降りしきる暗い下道をひた走り、どうにか我が家へ戻ったとさ。

「無手無冠・オンラインツアー 」 Vol.8

〜焼酎かすが× ×に化ける〜

毎度お馴染み流浪の連載、今回のテーマは引き続きダバダ火振の仕込みです。
米麹と水のベースに酵母で一次仕込みをし、そこに例のモンブランと麦、水を加えた二次仕込みによって、発酵させます。
その後、栗の香りを逃さぬよう、約7時間かけてゆっくりと蒸留させるのですが、はじめのうちのアルコール度数は60度を超えるそう!
ただしどんどん薄まっていくので、タイミングを見計らって止めなければなりません。

瓶詰めマシーン☆

さてこの蒸留の際、大量に出るのが「焼酎かす」ですが、こちらは酒粕とは違い液状ですっぱく、食べることができません。
鹿児島など焼酎の産地では、協同組合によってかすを収集しているところもあるのですが、なにせ高知は日本酒がメイン、無手無冠さんもその処理に困っていたそう。

蒸留マシーン☆

そこで近年に行われているのは、焼酎かすを エサに混ぜ込んだ豚の飼育です。
そもそも液状のうえ腐りやすく、またアルコールが残りすぎていると豚が酔っ払ってしまうなど、中々扱いが難しいためにまだまだ試験段階だそう。

全部いただきもの食材・・・

これがまあ、美味いんだあ(超絶自慢)。
やりこくてコクがあり、奥深い味わい。

私だって料理全くやらんわけではない、てなアピールも込めつつ。
塩コショウで焼いただけじゃん、、、だってそれが一番シンプルに楽しめるでしょ(棒読み)。

ほんじゃーに!

お客さんが【こじゃんと】大正に来たよ

こんばんわ、たっちーです。

瓶で飲んでますか、ペプシ。
ちなみに私は、そもそもペプシにも瓶があったことを今日知りました。
居酒屋なんかで瓶で出される時って大抵コカ・コーラじゃないですか、どうですか。
まあ個人的にはそれぞれに美味しいしどっちでもよいんですけど。

誕生日プレゼントをしつこく自慢しよう

先日、正真正銘・27歳のアラサーど真ん中に突入し、そろそろ誕生日をどこまで喜んでよい≒どこまで祝ってくれアピールをすべきかが難しくなってきました。
何せ自分が人の誕生日を覚えないものだから、祝われっぱなしになってしまうことが多く、かえって申し訳なくなったりします。

が、やはりメッセージやプレゼントをいただくと嬉しい限りであって、自慢はしたくなる。

我が愛しのスヌーピー様

まずは今治タオル3種。
今年は偶然、お二方から今治タオルをいただいたのですが、柄もサイズも全く違ってどれも素敵。
こちらは、くださった方のご実家で作られているとのことで、羨ましいなあと。

続いてこちら。

よくわからない構図

ほっとく鍋」といい、特殊構造により短時間の加熱で火を止めても、保温する時間で料理を仕上げることができるそう。
ガス代の節約はもちろん調理中に目を離せるし、煮崩れやアクの出方も抑えられるというシロモノで、元職場の先輩にいただきました。

なんだお前、外で飲んでばっかで全然料理なんかしてないじゃないか! というのは私も大賛成でして、これから頑張る所存です(震え声)。

さらにこちら。

これに加えて、リストバンドと缶・ピンバッジも!

高知に来て唯一満たされていないのは野球欲、というかカープ欲だったので、レターパックを開けた瞬間の喜びといったら!
何より、25年ぶりにマジックが点灯した今夏、ファンには盛り上がりを通り越して「え、これは現実?」という疑念を抱く人も少なくありません。

「ズムスタ(カープのホーム球場)の番人」の異名をもつ、古参のファン仲間の方から頂戴しました。

いやはや、改めてありがたい限りであります。
もちろん、明日以降も絶賛受付中です(戯言)。

ロックとはなんぞや

さて、昼前に訪れたは四万十大正の「轟公園」であります。
巨大な石の風車が有名で、アスレチックなんかもある多目的レジャーパーク・・・ってまあ、私は初めて来たのですけれど。

ステージもあったりする

何のためって?
轟ロックフェスに参戦するためですよ(もちろん聞くだけ)。

10年以上歴史があるそうな

いつもお世話になっている、商工会青年部の方々が運営に関わっておられ、出演もなさると聞きつけたのであります。
ちなみにこちらの野外ステージは、公園にあるにしてはかなり立派で、かつて武田の鉄也さんもライブをやったらしいですよ。

あっちー

お天気に大変恵まれたので、炎天下にビールやカレーなどのテントが並び、えい感じ。

演者の方が観客よりあっちーか

野外だと解放感あるし、爆音もこもらないのですきです。

じゃんじゃかじゃんじゃか

トップバッター・8グラムさんのレベルが高くてしびれましたよ。
窪川高校の軽音楽部をはじめ、高知市など町内外のバンドが次々と熱い演奏を披露していくなかで、個人的に一番はまったのはこちらの皆さん。

この格好にもちゃんと意味がありまして

忌野清志郎氏に"よく似た"ZERRYさんという方が率いたバンド「タイマーズ」のコピーバンドです。
私はそのバンド自体は知らなかったのですが、セブンイレブンのCMでおなじみの「デイドリームビリーバー」の歌い手だとわかるなるほどなと(てっきり、清志郎ソロだと思っていた)。

バンド名の通り「大麻が大好き」と叫び続けたり、ひたすら穴を掘り続ける土木作業員の悲哀を歌ったりと、社会風刺性の強い曲ばかり。
「会いたくて会いたくて震えるぐらいなら、交通費出せばいいじゃん!」という性格なのでむしろそこが良い。

いやあ、暑い中来た甲斐がありました。


「無手無冠・オンラインツアー 」 番外編

〜河原じゃないけど河原パーチーでおもてなし〜

毎度お馴染み流浪の連載、今回はまたしても番外編、「無手無冠 河原パーティー」です。

無手無冠さんでは毎夏、プレミア焼酎「ミステリアスリザーブ」のオーナーになっている方を中心に、全国から400名を超えるお客様をご招待しパーティーを開催しておられます。

2016年度は、本日開催! 
てんで、私もお手伝い(仮)として潜入させていただきました。

お客様用の名札がずらり

本来は沈下橋のある四万十川の河原で行うからこそこの名称なのですが、残念ながら天候不良(の予報)のため、今回やむなくコンベンションホール「きらら大正」へと会場が変更されました。

にぎやか!

送迎バスでまとまっていらっしゃた町外・県外の方や、貯蔵オーナーのご家族やご友人など同伴者の方もたくさんおられ、老若男女がワイワイと集まります。

おもてなしのお料理がまた絶品。

150kgにもなる鮎の塩焼き。

魚群?

その鮎のうまみがたっぷりでた、鮎めし。

夢のような量だ

焼きそばに、四万十ポークの炒めたん!

じゅーしー

出汁のたっぷりでた、ツガニ(モクズガニ)のそうめん。

りゅうきゅうとナスもうまし

ドリンクはもちろん、無手無冠さんご自慢のお酒。
さらにおもてなしは飲食だけでなく、華やかなステージにも及びます。

轟太皷はほんとにかっこいい。

我らが「大正轟太鼓」の演奏、お馴染み「四万夢多」のよさこい演舞。

限られたスペースでは少し踊りにくそうでしたが、
今日も安定の仕上がり

お客さまも自らステージに立たれる、カラオケ大会。

じいじと夢の競演だぜ

ちびっこからお父さん世代まで、自慢の歌声を披露されていました。

無手無冠ファンのお客様が、実際に四万十の土地を踏んで、地の料理と共に改めてお酒を味わい、そして造り手の皆さんと直接コミュニケーションをとる。
ファンの愛をさらに深めるのはもちろん、造り手の皆さんにとっても、お客さんの「顔」を見ることで日々のお仕事のモチベーションアップにつなげられる、貴重な機会なのだと思います。

※ちなみに本日も、高画質のお写真は無手無冠・番頭さんご提供であります、謝々。
と、さながらお手伝いの職権濫用? 
私もおいしいものを【こじゃんと】食べさせていただき、大満足!

てんで、本日の高知ことば【こじゃんと】は【(すごく)たくさん】の意味で使われます。
 例)昨日は日本酒を【こじゃんと】飲んだき、すっかり二日酔いよ・・・
単に量が多いというより、結構強調(あるいは誇張)した感じのようで、「じゃ」の部分に強いアクセントが置かれることが多いようです。

ほんじゃーに!