2016年7月31日日曜日

祭りじゃ祭りじゃ~

こんばんは、たっちーです。

毎日更新は無理です!
と最初に言い切ると案外楽になるもんで、書けるうちに書いておこうっちゅう
魂胆です。
(で、その日のうちに更新したらあまり意味ないのか……)


チャリっ子、さっそく活躍。

本日無事組み立ったうちんくのチャリですが、自転車の形になったからには
乗らんと気の毒っちゅうことで早速働かせました。

気温32℃、ギンギラギンに全くさりげなくない太陽の元、1時半過ぎに自宅を
出発。
行く先は勤務予定地の土佐大正駅、国道381号に入ると早速絶景が広がります。

山だ!  田んぼだ! やっほーだ!

地元の方にしてみれば何てことはない夏の風景なのでしょうが、東京砂漠の
元住人からすれば、田んぼと山の緑がまぁ沁みて沁みて。

【衝撃】四万十は合衆国だった

自宅から大正地域までは約20キロの道のりです。
国道がほぼ四万十川に沿っているため、なだらかな下り坂を清々しく走り
抜けられます。

ん? 下り?

ちゅうことは帰りは……

残念な体力の持ち主は恐ろしくなったので、日を改めて電車で持ち帰ると
心に決めました(5キロ時点)。

15キロほど走ると大正地域に突入です。

む?

United States of SHIMANTO

大分のUSA(宇佐)ばりにネタにされて然りなのに、ここ四万十が合衆国
だったとは知らなんだ……
実家に置きっぱのパスポート取り寄せようかしら。

日本最古にして四国最小という道の駅・四万十大正にて一休みしつつ、
無事目的地へ到着。

レトロでかわいい土佐大正駅

熊野さん、これからよろしゅう願います。

大正地域の氏神様という、熊野神社の宵祭りにお邪魔しました。
土佐大正の駅前には、地元青年団やボランティア、商工会の皆さんによる
屋台が並びます。



ポケモンの輪投げが盛況なにぎわい拠点にて、商工会特製の焼鳥で一杯。

写真はうまくなくてもモノはうまいのです

ジューシーでまぁ美味しいのですこれが。

神社の境内に入ると、定番の金魚すくいやイカ焼きなどの定番の夜店が。



お参りを済ませ、始まったのは地元のお子さんたちによるとどろき太鼓の
演奏!

かっくいい〜と思わず撮りまくる

これが正直、びっくりしました。
小学校低学年とおぼしき子もなかなかきまっていて、高学年になると既に
かなり様になっている。
リズム感皆無の人間からすると、ため息ものですなぁ。

今日まではお客さん気分で楽しませていただきましたが、明日からは
このようなイベントを盛り上げる側に回ります。

気持ち新たに参ります!

ほんじゃーに。

おらんくのチャリ、無事復元される。

こんにちは、たっちーです。
本日は朝から、横浜から送った 我が愛チャリ(名前はまだない)の組立に
勤しみました。

【おらんく】のチャリ、高知へ旅立つ。

おらんくのチャリは、ライトウェイのシェファードアイアンBはブルーの
クロスバイクであります。
(正式名称はソラクモブルーとは知らなんだ……)

なお、【おらんく】とは、【わたしの(家)】の意味の土佐弁ですね。

持ち主に似合わぬ華奢なフォルム

ブルホーンハンドルがかわいい子。
といいつつ、学生時代に購入してから一度も輪行や分解の経験がない私は、
実質自転車ビギナーです。

今回高知へ輸送するにあたり、初めて自力でバラしに挑戦……し、どうにか
箱に収めて送るところまでできたはいいものの、うまく復元できるか非常に
不安でした。。。

愛車(仮)とは明日ご対面

愚かにも軍手をはめず、四苦八苦しているうちに手はベトベト真っ黒。
(今回初めて開いた)取扱説明書とにらめっこすること45分で、どうにか
元の姿を取り戻しましたとさ。

愛チャリといいつつ、横浜在住時は
ほとんどベランダで寝かされていた子

とにかく、これで晴れて徒歩オンリーの生活から解放される!
行動範囲が広がるう!
なんつて、当面は窪川駅付近をうろうろする程度になりそうです。

勤務予定地の大正地域までチャリで、といったら2時間はかかるそうで……

運動不足の身にはそのぐらいの修行は必要、かもしれませんが実際には車
なしには生活できない。
てんで、中古車を購入、明日対面します。
携帯で撮影された画像だけを見て適当に選んだうえ、何せハイパーペーパー
ドライバーですから良いも何もわからないのですが。


そして今日も新鮮野菜に感謝

車がない今でも助かっているのは、JAの直売所がとっても近いこと。
もりもり新鮮野菜が食べられるというのは、ものすごく幸せです。

地域によって当たり前に食べられる作物というのは違いますが、こちらで
最初のびっくりといえば。

缶はサイズ比較のためにおいたまでで
朝酒ではありません

キュウリが・・・太でかい・・・・

カボチャにおばけがいるのは知ってますが、キュウリにもいたんですね。

お味噌をつけてボリボリ。美味。
これでも一番小ぶりなのを選んだのですが、食べこたえは言わずもがな。
次回はもっとでかいのに挑戦しよ。

今日はこれから電車で大正駅におでかけ、熊野神社の宵祭りをのぞいて
きます。
その模様は、またのちほど。

ほんじゃーに。


2016年7月29日金曜日

27歳、初の正式な一人暮らしで【ざんじ】やらかす。

前略、みなみなさま

高知からこんにちは、たっちーです。

四万十町に降り立ち、新たな我が城で初めての夜を明かしました。
横浜から引っ越し荷物は1日じゃ届かない、というもので身体ひとつを前日に
乗り入れたのでありますが。
板の間で一晩、何にも敷かずになんて! 人間、案外と寝られるものです。
(※ 個人差があります)

▲昨晩の肴は地元スーパーは「四万十ハマヤ」で入手した
田舎豆腐(しっかりした歯ごたえで美味)

【ざんじ】

高知のことば案内、記念すべき第1回は【ざんじ】であります。
(私自身、ビギナーですのでことばの使い方には誤りがある場合もあります
 ので、お気づきの方はコメントお願いします)

以下の使用例から意味を推測してみましょう。

 ①「おんちゃんが呼んじゅう、ざんじ行かにゃあ」
 ②「ご飯作ったき。ざんじ食べにきとーせ」

お察しの通り、【ざんじ】とは【すぐに・合間をおかずに・直ちに】という
意味で使われることばのようです。
①は「行く」、②は「(食べに)来る」の動詞にかかり、時間に関わる副詞
です。

ちなみに宮城県では、【そんまに】などというそう。


ガス、漏れてる?

昨日の午後現地入りし、ひとまず新居の電気と水道の開通を確認、その後
ガス屋さんに利用開始の手続きと工事をお願いしました。
と、【ざんじ】トラブル発生です。

 ガス屋さん(以下、ガ)「ちょっと工事しまあす」
 私(以下、た)「お願いしまーす」

・・・1時間半経過

 ガ「あのー、今日ガス使いますぅ?」
 た「うぇ? あ、はい。シャワー浴びたいですね」
   (この1時間、その 体でいじってたんちゃうのかしらん)
 ガ「えーっと、漏れちゃうんですよねえ」
 た「えええ」

・・・1時間経過(た、先輩隊員を部屋に残し、買い物へ)

 先輩「さっきね、ちょっとお湯出したらガスの香りがしてたよ〜」
 た「えええ」
 ガ「お待たせしました〜とりあえず大丈夫ですぅ」 
 た『ほ ん と う?』
▲思えば、プロパンガスも人生初でした
とにかく無事にお湯も出て、現段階では警報器も作動してないので
大丈夫なんでしょう(多分)。

あれ、転出届はいずこに…?

やれやれ、最低限のライフラインはととのった、てんで旅行カバン
を漁る。
むむ? 引っ越し荷物と分け、 放り込んだはずの重要書類の束……?
  • 転出届
  • 年金手帳
  • その他もろもろ契約書
転出届がない、すなわち転入もできない、ということは住民票もとれなきゃ
クルマも買えないじゃないの! 

サザエの姉さんも凌駕するおっちょこちょい(=単なるマヌケ)、引っ越し
先でも【ざんじ】やらかしています。

荷物にも書類が入っていなければ、観光客身分をしばし継続することになる
ので夜も眠れませんでした。
いや、布団もなしに寝たけど。

ほんだらね!

2016年7月28日木曜日

横浜育ちの院卒日本語教師(♀)、高知へ留学する。

前略、みなみなさま

こんばんは、たっちーです。
突然ですが、「四万十町」ってご存知ですか?
人口約1.8万人、高知県のいずこにある町かといえばお察しの通り、いわずと
知れた”最後の清流”四万十川の中流域です。
ちなみに、私は先月まで存在すら知りませんでした。
▲同町の中心地・窪川駅近くの踏切にて


27歳独身♀、突然の高知移住。

それも無理はなし、当方横浜育ちの27歳、元日本語教師のアラサー院卒女子、
ついでにカープ女子でございます。
(やれ「アラサー」だの「⚪︎⚪︎女子」などの言い回しが好みではないので、
 本日のみ限定使用します
が、2016年7月28日、単身でこちらに居を移し、この土地にしばらく居座る
予定となったのですから、人生とはわからぬものです。

地域、飛び込んでみる。

何故に突如四万十へ? 経緯の詳細はネタ切れに備えてとっておくとして、
ひとまずは「地域おこし協力隊」として8月1日付で勤務開始予定であります。
地方創生の一環として、2009年より安部内閣の肝いりで開始した同事業は、
「ボンビーガール」等TV番組で取り上げられることもしばしば。
制度そのものが賛否両論、とはいえ何でももやってみないと是も否もなかろう、
ということでお国のために身を挺して潜入調査をすべく飛び込んだ次第です
(3割ほど真実)。

南国は高知、土佐弁・幡多弁を学ぶ。

新天地では新たなことを始めたくなるのが人の性、てんで考えるのは、日本語
教師としての経験を生かした独自の情報発信とは何ぞやと。
ふと、純神奈川育ちの自分にとって、四万十での暮らしはある種の「留学」とも
いえることに気づきます。
親戚はもちろん、友人ゼロ、しかも会話がちょくちょく分からない南国・高知を
異国の地とすれば、私はここの言語と文化を学ぶ留学生に等しい。
しかもここ四万十は、東の土佐弁と西の幡多弁が混じり合う言語学的にも貴重な
土地なのです。

元日本語教師、とにかく発信する。

というわけで本ブログでは、私が出会う「高知のことば」(土佐弁・幡多弁)を
切り口に情報発信をしてまいります。
とはいえ単なる方言紹介ではなく、「地域おこし協力隊」の話題としてはTVや
新聞が取り上げないようなぬるいネタから、シビアな地方暮らしのリアルまでを
赤裸々に。
あわよくば他の地域のことばとの比較や日本語文法的解説も交えつつ、赤裸々に
お伝えすべく記事をしたためてまいります。
はたして面白いことは書けるのか? いや、書けるまでやります。
何卒お付き合いのほど、よろしゅうに。

ほんだらね!
▲ひとまずカーテンのみ装着した我が城
(引っ越し荷物が届くのか気が気でない)