2017年3月6日月曜日

我は【ショウレン】を手に入れた

*本日生きた証*
 終日:大正駅前にぎわい拠点にて事務作業
  夜:STUDY & READING

まみれよ、土埃

どもども、たっちーです。

届いてますか、ハガキ。
先日の研修地は岡山県・新庄村にて、四季折々の風景が映されたオリジナルのポストカードを買い求め、横浜の実家宛に村の郵便局のポストへ投函しました。
が、それから約3日経った現時点で、まだ届いていないとのこと。
いくら土日を挟んでいるとはいえ、離島から出したわけではないし、さすがに遅すぎるような気がしませんか、どうですか。
もっとも、相手に届くまでに時間そのものこそ、今の時代にわざわざ手紙を書く愉しみの一つなのですが、万が一行方不明だったら残念だなあ。

もし、どこかに埋もれているとしたら?

さぁ、掘れ〜掘れ〜堀りまくれ〜♪
(タイマーズの「土木作業員のテーマ」はつくづく名曲です)

残念ながらカブではない

昨日のキャンパーご夫妻との写真にて、「普段に増してどうでも良い格好しすぎじゃない?」と思った貴方、私は全力で反論したい(しかし超どうでも良い案件なのは承知である)。

この日は午後から、ハウスの解体作業のお手伝いに参戦したのであります。
春から別の土地へ移転するということで、ハウスの支柱を土から引っ張りだすおシゴトです。

本日の戦場

と、さらっと書いてみましたが、実はこれ想像以上にえらい作業、なぜってちょっと周りを掘ったぐらいではビクともしないからです。

考えてみれば、雨や風に耐えられるような造りでなければハウスとして機能せず、その要である柱はしっかりと地面に埋められていて然り。
土の塊を崩し、砂をかき出し、「そろそろドヤ!」と柱をゆすり、「まだなのか」としょんぼりし、また土を崩し……の作業は半ば無限に感じられます。

ザックザックと

確かグリム童話か何かで「晩までに、これで池の水を全部汲みな!」と穴の開いたスプーンを差し出す意地悪なばあさんがいたよなあ。
なんて思いながら、鉄製の道具をひたすら振り回していると(そう書くと些か物騒)、通りがかりのおんちゃんに「あんた、ようやるなあ! え? 横浜から来た? なんでまた!」と呆れられつつ褒められたり。

DIG DIG DIG

いわれてみれば、半ば勢いで高知へ移住していなければ、私にとっては郷土資料館の展示品でしかなかったアイテムを手にしているわけです。
いやはや人生とは分からぬものです。

しかし、黙々とやる系の地味な作業はやり始めたら止まらない性分、「明日筋肉痛にならんかい」と師匠に心配されたものの、本日も無事に大正へ出勤して働きましたよ。

ドヤ!

それでも全ての作業を終えることができなかったのが悔しいですが、日が暮れる頃には人生で初めて握った【ショウレン】もそこそこ上手く使えるようになり、サバイバル度数が1段階アップした気がします。

<<一部で大好評>> いただきものを自慢しようのコーナー

けれど移住以来、サバイバルレベル以上に上昇したものといえば、「有難く何かをいただいてしまう」能力かもしれません。
(田舎はおすそ分けが日常的だとは皆さん仰るけれど、個人的には、都会にいる時よりも密に関わる人の数や範囲が増えたと思いたい。)

本日は四万十町産の美しいナバナをたっぷり。 

わっさー

地元食材だけでなく、全国各地のお土産をいただく機会も増えましたな。
高知と同じ黒潮文化、和歌山な温暖な気候で育った果実のジャムはトーストにON、たまにはドリップで淹れたコーヒーと一緒にゆっくり楽しみませうか。

和歌山はまだ
行ったことないな

そして、安定のおふくろ便に入っていたのは、母の郷里・鹿児島から送られたタンカンの皮を干し、チョコと砂糖でコーティングした手作りお菓子。

飲んだくれの娘に
健康食品

鮮やかな色が綺麗だなあと早速もぐもぐ、久々の肉体労働を終えた体に糖分が染み渡りました。

てんで、本日はサバイバルことば(?)【ショウレン】は土木道具の名称で、重い物の移動や土の掘り起こしに使われます(本日の記事では3枚目の画像のもの)。
持ち手部分は円形(グリップエンドはバットのように膨らんでいます)、途中から六角形、先はノミのように平たい四角になっており、土佐伝統の道具なのだとか。

ほんじゃーに。


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