2017年1月29日日曜日

だって、うまい【きん】ね

こんばんは、たっちーです。

満たされてますか、欲。
睡眠や呼吸、排泄、性欲といった、生きてゆくために欠くことのできない行為に対する欲求は、一般に「基本的欲求」と呼ばれます。
そのなかでも「食欲」は、今の日本人にとって一番身近なレジャーに結びつくものかもしれません。
が、「飽食の時代」と言われて久しい一方で、昨今は貧困で栄養に問題のある子どもたちの報道を見かけることも多く、色々と考えさせられる日々。
豊かな食生活とはなんぞや。


休みだよ

またかよ!
そうさ、またさ。 月半ばに焦って働いたら、出勤超過気味でやむなく休みさ。

画像から伝わるのは
疾走感だけ

もっとも、日曜日という「一般的に休日」であれば休みすぎている罪悪感は薄めですし、前々から予定していたお楽しみDAY。
てんで、先日の「さくら」会のメンバーの皆様と共に素敵☆ワンボックスへ乗り込み、向かうこと東へ。

おはつです

まずは朝食をと、南国サービスエリアに寄り道、評判の芋天とカレーパンをかじります。

皆大好き

ぬおお、高知の芋天はいわゆる「天ぷら」とは衣が違うことは以前も書きましたが、
ここの衣はとりわけ厚め・甘め・もちもちで、さながら芋入りサーターアンダギーといったところ、いと美味し。

さぁ、いよいよ今日の目的地・香川県を目指し、この旅のミッションを果たしに参りませう。

が、早くも雲行きが…

香川に入るや否や、車中はミッション=予約していたランチとは異なる食品の話題で盛り上がってきたぞう。

…う?

うう?

おはつです

UDOOOOOOOOOOOON!!!!!!!

ですよね〜〜〜
分かってた、分かってましたよ。 
そりゃあ、全国的に知られるうどん県だもの、そういう展開になりますよね。

大盛況

普段は朝晩2食の人間がランチの予約ってんで、ただでさえ胃袋のコントロールに不安大、ここでは食べないという選択肢も当然ありえます。
が、やはり名物は食べておかねばならんという貧乏根性が勝りました。

目の前でうつー
(伝わるのは躍動感)

しかも、実は今まで香川を観光したことがなく、四国に住んでおきながら本場の讃岐うどんは初めて、そりゃあテンションも上がってまいますわ。

今回訪れた「宮武」さんでは一番人気という、冷たい麺 × 熱々の出汁 の「ひやあつ」をシンプルにネギと七味のみでいただきます。
(セルフの棚にずらりと並んだ、天ぷら類の誘惑には負けましぇん……)

いざ

おう。
冷水で締められた麺はツルツルシコシコ、温かい出汁は上品なお味で、こりゃあ美味いじゃあないの。

普通は主食になる麺だけれど、讃岐うどんに関しては1日に何杯も食べ歩きできる! という人が多く、実際に昼前からほぼ満員の店内を見て納得です。

ええっと

待て待て、いくら美味かろうが、今回はここで満足したらいかんのです、予約先へと向かわねばなりません。

と・た・ん

訪れたは、平賀源内の生地としても知られる、志度の湾に面した倉庫……

どーん

ではなく、牡蠣小屋であります。
都内でオイスターバーに行ったことはあれど、こういった浜焼きスタイルは経験がなく、ずっと行ってみたいと思っていたのよ……と倉庫にしか見えない建物に一歩踏み入れれば、香ばしい磯の香りに包まれました。

ここの客は大きな鉄板を囲んで座り、80過ぎのおかあさんがチリトリにすくった牡蠣をホイホイと焼いて、食べごろを取り出してくれるのを待つスタイルです。

ぱっかーん

殻の間に隙間ができ、表面が乾いたら焼き上がり。
ちなみに、ポン酢や七味といった定番調味料は用意されていますが、マヨネーズやレモンなどの調味料、大根おろしやネギといったその他トッピングは基本的に持ち込み制です。

いただきまっす

ふぬあ、期待通りに身はプリプリ、非常にジューシーである。

オリーブオイル、黒酢ドレッシング、味噌、コチュジャン……とあれこれやってみましたが、「ポン酢 with 大根おろし&ネギ(あるいはそこにゴマ油をプラス)」かレモンが一番 ヒットだったかしらん。

それにしても、おかあさんのホイホイスピードが速く、他のお客さんたちと必死につついても、つついても鉄板の上はなかなか空きません。

好みは人次第

時間無制限の食べ放題3000円、に含まれる炊き込みご飯とお味噌汁にも、立派な牡蠣がたっぷり入っているのですが、そこまで行き着かないお客さんもちらほら。

けれど、 食べ放題となれば胃袋が拡張する私は、さぞこじゃんと ……

じゃんと……

と……

昼前の麺が、結構なインパクトをもたらし続け、おそらく二桁いかないか、大した数を消化できないというかなり残念な結果に。

いや、美味しかったんですYO!
でも、行動は計画的にネ☆


ネタは明日に

無念さを胸に牡蠣小屋を後にしたものの、皆あまりに満腹ゆえに腹ごなしせねば! 
と、ある程度(?)観光をしたのですが、今日はひたすら食にフォーカスした記事にすべく、そのネタは明日へと回させていただきませう。

てんで、少しずつ日暮れに近づいてきたころ、仲多度はまんのう町の洋菓子屋・西内花月堂さんへ。

外観しゃれてるのう

テイクアウトもできますが、併設のカフェのケーキセットがお得とのこと。
確かに、ドリンクにプラス約500円で好きなケーキを2あるいは3種、しかもそれぞれもしっかりとしたボリュームがあって盛り付けも素敵、というのはなかなかです。

ふぁんしー

であれば、私もスイーツは別腹 !

ばら……

ら……

嗚呼、いと悲し。
さすがに手が出ないよ、ママ……。
(なお我が母をママと呼んだ経験はゼロ)

ドリンク単品には
トリュフのサービス

単品ドリンクをオーダーして、皆様のプレートを盗撮、美味いうまいと上がる声を耳にしながら抹茶でほっこりしましたとさ。
したがって、美味い(んだと思うの)ですYO!

そんなこんなで店を出ると、空はだいぶ暗くなり、そろそろ我らがホーム・四万十町へと戻りますかね。

それにしても、ひたすら食を満喫した一日、かつ普段食べなれないUDONが胃にもたらす影響力の恐ろしさを実感した一日でもありました。
とはいえ、やっぱり本場のものは美味しいし、一軒を知ると他店とも比べてみたくなる【きん】、また懲りずに近々食べに来るのでしょうなぁ。

てんで、本日は香川ことば、【〜きん】は【〜から】【〜ので】という意味で、理由や原因を表す接続詞として使われます。
 例)ここの出汁は味が濃い【きん】、七味は控えめがオススメやで。
【〜けん】も使うそうです。

そして栄養過多はつづく。

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