2016年12月27日火曜日

【ほたえ】な!

こんばんは、たっちーです。

鍛えてますか、筋肉。
女性アイドルまでもが、美しく割れた腹筋を見せつけるような表紙が本屋を賑わせるようになった昨今、男女問わず「細マッチョ」が色気の一要件とみなされつつあります。
しかし言わずもがな、6パックは全ての人にとって魅力的とは限らないわけで、凄い割れっぷり、そしてそれに自身がうっとりしているような人に私は結構引いてしまいます。
スポーツ選手ならともかく、なんか怖い。


永住の地(建物?)にしたい

昨晩、高知駅北口で呑んでいたところ、まんまと終電を逃したために市内に一泊することに。
といっても、この私がまさか普通にホテルをとるはずもなく、在京(横)時代の我が心のオアシス・漫画喫茶へまっしぐらであります。
漫画好きなのですが、買ったり借りたり漫喫へ行ったりすると何巻まで読んだかわからなくなり、いつのまにか購入を中断してしまう……
というわけで、読みたいリストにあったものをごっそり本棚から抜き取ります。

原作はまだ連載中

まずは今年、全国の老若男女がムズキュンした大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の原作です。
いちいち平匡さんを星野の源ちゃんに置き換えてはニヤニヤしつつ、驚いたのは想像以上にドラマが原作に忠実に作られていたところ。
特にみくりの妄想シーンを主とするTV番組のパロディなんかは、ドラマ用に作られたものと思いきや、しっかり原作に組み込まれていました。
早から実写化を望む声が上がっていた、というのに納得です。

もういくつ寝ればよいか

ほいから、5巻くらいまで購入していた「3月のライオン」。
「ハチミツとクローバー」は新刊でまとめ買いするほど、羽海野チカ作品は好きなのですが、やはり人気が出るのは納得です。
主題の将棋がものすごく調べ込まれているのはもちろん、人物描写が非常に巧みで、細部に散りばめられた小ネタが絶妙、絵も超絶可愛いとあれば、男女共に愛されて然りでしょう。
最新刊のストーリーは夏の場面でしたが、どっぷり居座った漫喫の外に出れば追手筋はすっかり年越しムードになっていました。

自由と酒飲みがね

漫画の感動をそのままに待ち合わせに訪れた中央公園では、自由民権運動発祥の地・土佐を象徴する石碑に無暗に胸を熱くしたり。
影響されやすいやっちゃ。

かかる、G

普段ランチは食べないものの、今朝はお腹を空けておき、車で積んでっていただくは南国市のかいだ屋さん。
うなぎの名店ということで、四万十のうなぎだって養殖でも美味しいことは重々承知しつつ、オススメはひとまず試す主義です。

もっとも、普段米を食べない=丼ものを食べることは滅多にないわけで、(残したら悪いので)ごはんは半分で! とオーダーすると、店員のおばちゃんに怪訝な顔をされました。
しぃましぇん。

何年ぶりかのう

UMEEEEEEE。
うなぎは焼き方が非常に難しく、地域や店の個性が出ると言われますが、ここのは表面をカリカリ、中をふわっと仕上げているタイプです。
蒲焼きのタレとの絶妙なハーモニーで、白米がぺろりといけるじゃないの! これなら減らさずともの完食できたかもなあ、と少々後悔しました。

で、このお店で最も不思議だったのは看板(シンボル?)ね。

なんで?

飛行機にオリジナルのペイントて……
ぱっと見じゃあ売り物を全く想像できないじゃあないの。

しかし、「どうして??」という状況は午後も続いていくのです。
何せ、高知龍馬空港の内部(ここも滑走路の一部? 名称が不明)に私が入り込んでいる。

さらに、なんで?

といっても、不法侵入じゃあございません。
昨晩忘年会でご一緒した方が、飛行機操縦のライセンスと自家用機を所有してるってんで、ちゃっかり乗せていただくことになったのであります。

カバー外した後
撮り忘れたよ

うへえ、かっちょいい。
操縦席は、ドラマや映画に出てくるやーつそのもの、メーターやボタンがこじゃんとついています。

かっけー

自分はメカに詳しくないものの、ジブリの「紅の豚」はいつもうっとりと眺める身、小型機の操縦席なんて憧れそのものです。
こちらもまるで映画そのものな管制塔との無線のやりとりの後、ANAのジェット機を尻目に滑走路を颯爽と駆け抜けて上空へ。
離陸の瞬間は、覚悟していたより全くもってスムーズでした。

って、ふわあ。

ばびゅーん
なーにこれ。 最高に気持ち良いではないの。
日頃這いつくばっている地面は遥か下、車や家が豆粒のようです。

人がゴミのようry

中々に風が強く、ちょっと揺れるだけでお尻がふわっと浮き上がる、あの絶叫マシンのドキドキする瞬間に似た感覚がまたスリル満点。

見慣れた海も、空の上から眺めるとまた違った美しさを楽しめます。

ぶるーーう

この興奮を味わってしまうと、自家用機を持つ、ライセンスを取る、という野望は大いに理解できますね。
もちろん、お金がえらい かかるわけですけど……(白目

南国空港から、窪川の少し手前まで行ってくるりと戻る(雨雲のため早めに帰還)約30分の小旅行は、あっという間に過ぎてしまいましたとさ。
あーまた乗りたい。

まだ、食うか

ほんで、窪川へ戻って向かうは、二階建ての焼肉屋・にくよしさん。

お初です

ケンピ御殿こと水車亭の向かいに佇む小さなお店は、半家族経営のご様子、親しみやすい接客がとても印象的です。

お肉はどれも厚切りボリューミーで食べ応え抜群、うまうま。

burebure

にしたって、うなぎに焼肉ってどんだけハイカロリーDAYなの我が食生活は……
この会にだって、美味しいものが食べられるよ! と言われたからほいほいとついてゆき、いざ行ってみれば某地元企業の忘年会だと理解、すなわち部外者は私だけという状態です。
普通なら遠慮して帰るところでしょうが、図々しく座って肉をつついているのだから、やんなるね。

焼く作業すらしない(クズ)

二次会は、ズッキーナことスナック・絆さん。
さすが年末、すでに団体のお客さんでかなり席は埋まっており、カラオケの順番待ち状態が発生しています。

お次はどなたかね

移住する前は、スナックという店自体数えるほどしか行ったことがなかったのですが、こちらでは(カラオケが少ないこともあり)当然のように出入りするようになりましたね。
なんとも言えぬ、昭和感の漂う内装がまた雰囲気あるんだなあ。

私の残念な発声と音程はさておき、源ちゃんの「恋」を本人映像で楽しめたってことで、おいら満足です。

昼は「わー! 綺麗! 高い! やばい!」、夜は「ぎゃー! 源ちゃん可愛い!」と一人ぎゃあぎゃあと【ほたえ】まくった1日だったとさ。

てんで、本日の高知ことば【ほたえる】は【騒ぐ】の意味の動詞です。
 例)今、大事な話しちょるき、ここで【ほたえ】なや!
龍馬が京都の近江屋で中岡慎太郎と共に刺客に襲われた際、「ほたえな!」と叫んだことで、暗闇の中自らの居場所を敵に悟られてしまった……なんてエピソードは有名ですね。

ほんじゃに。

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